10月19日(火) 南米産業開発青年隊協会(牧晃一郎会長)は、同協会所有の下元健吉の胸像をコチア市にある州立ケンキチ・シモモト学校に寄贈することを七月に行った月例会で決定した。これに対し「十分な議論がなされていない」と反対意見が上がっており、十五日晩の会議では、あわや暴力沙汰かという場面も見られた。胸像の置き場と共に、親睦団体 ...
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岩手県人会=定款改正を承認=新民法に従い項目増
10月19日(火) ブラジル岩手県人会(千田昿暁会長)は十七日午前十時半から臨時総会を開催し、定款の改正案を承認した。約三十人が出席、高橋信夫さんが議長に任命された。 まず、千田会長と多田マウロさん(ポ語)から改正案の趣旨や変更点の説明が行われた。今年初めから理事会で討議されてきたもので、基本的には新民法にのっとった形への定 ...
続きを読む »在日外国人のために働ける留学生を募集=岐阜県人会
10月19日(火) ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)が日本への留学生を募集している。 昨年までは県費留学・研修生制度だったが、今年から代わりに、「日伯移住相互協力推進事業」が行われている。これは財団法人・自治体国際化協会の補助事業。ブラジルの県人会が推薦する子弟を留学生として受け入れ、岐阜県内の在住外国人との共生推進活動に ...
続きを読む »日本祭り=実行委員長に有北氏=奈良県人会長、女性で初
10月16日(土) ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は十四日午後四時から北海道交流協会会館で臨時代表者会議を行い、来年の第八回日本祭り実行委員長として有北和田之示(ゆきみ)奈良県人会長を選任した。 中沢会長は有北・奈良会長を推薦するにあたり、「女性が実行委員長になるのは初めてで驚くかもしれないが、彼女がやり遂げ ...
続きを読む »海外日系人大会向け意見交換=記念事業発表は尚早=百周年協会に注文付ける
10月16日(土) 今回の海外日系人大会で百周年記念祭典協会は、記念行事や決意を明らかにするのはいいが、記念事業に関しては具体的に打ち出すべきではない――。あと三年半に迫った百周年に向けて、日本側にアピールできる絶好の機会である今大会。三時間にわたって議論が行われ、記念事業に関して総意のない現状をかんがみ、慎重論が続出した。 ...
続きを読む »鳥取熟年大学佐々木講師を招く
10月15日(金) 鳥取熟年大学(鳥取県人会主催)は、二十日(水)午後一時から、会館(ドナ・セザリア・ファグンデス街323)で十月度クルソを、佐々木陽明浄土宗南米開教総監を講師に招いて行う。同講師は、生徒一人ひとりに「子孫に残す言葉」をしっかり毛筆で書いておこうと提唱しており、今回はその稽古である。
続きを読む »今週末の催し
10月15日(金) 土曜日 聖美会展回顧展、十六日午前十時~午後六時、文協ビル貴賓室、日系美術館。日曜日十七日も開催。 □ 聖公会聖十字教会バザー、十六日正午~午後三時、ボルジェス・ラゴア街172。 □ 静岡県人会書道(書海誌友)、生け花(池坊南米支部)合同作品展示会、十六日午前九時~午後五時、会館 ...
続きを読む »塗り絵や切り絵で園児が移住史表現=ミカ幼稚園でバザー
10月15日(金) 十七日香川県人会で行われるミカ幼稚園(辻沢和恵園長)のバザーでは一風変わった展示品が用意されている。日系移住者が農村から都市へ移ってきた様子を、塗り絵や切り絵、貼り絵を使って園児が説明をするというもの。四十人の園児が力を合わせて作った力作だ。 「子どもたちが少しでも移住のことを知り、日本との繋がりをもたせ ...
続きを読む »句集「砂丘」出版=100回目の句会を記念
10月15日(金) 砂丘句会(西谷南風代表)は百回目の句会を記念して、このたび句集『砂丘』を出版した。 一九九六年一月から始められたこの句会は星野瞳さんの指導のもと、毎月第一月曜日に鳥取県人会会館で開催され、この四月に第百回を迎えた。会員は三十四人で、比較的若手が多いが九十一歳も四人いる。 今まで作られた数百句の中から、各 ...
続きを読む »劇団「一九八〇」を会報で紹介=山形県人会佐藤千夜子に思い入れ=素劇「あゝ東京行進曲」来月、来伯公演へ
10月14日(木) [既報]山形県人会会報(九月発行)が、来る十一月から十二月にかけてブラジル公演する「劇団一九八〇」の「素劇 あゝ東京行進曲」について紹介している。劇が、山形県人で、新民謡(現在の歌謡曲)の女王といわれた佐藤千夜子の生涯に迫ったものだからだ。(本紙第三面で原作を連載中)。佐藤千夜子は山形県の南部の地方の訛り( ...
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