8日のW杯準決勝ブラジル対ドイツ戦は1対7での大敗で、9日付伯字紙の第1面は皆その記事で埋まった。エスタード紙は「自国での屈辱」、フォーリャ紙は「ブラジル代表、史上最悪の敗北を喫す」、アゴーラ紙はドイツ名産のソーセージと引っ掛け「サウシシャッソ」と書いた後、「ブラジル代表、100年の歴史で最大の屈辱を味わう」と結んでいる。 ...
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樹海
W杯ドイツ戦の前半、ブラジル代表は電源が切れた玩具のように、相手のなすがままに6分間で4得点も決められた。サッカー王国において「7月8日」は百年後も激論の的となる屈辱の日となった。マスコミが「アパゴン」(大停電)と呼ぶこの〃魔の刻〃に何が起きたのかを勝手に推測した▼前回の自国開催時は優勝未経験だったが、今回は5回優勝の実績から ...
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ジウマ大統領は7日、13日にリオのマラカナン・スタジアムで行なわれるサッカーW杯決勝戦で、優勝チームのキャプテンに優勝杯を授ける役割を果たすことを宣言した。昨年のコンフェデ杯決勝にはスタジアムに姿を現さず、W杯の開幕試合では観客から野次も受けた同大統領は、「野次が私を強くした」と語っている。また、ジウマ大統領は、両手でTの字を ...
続きを読む »ネイマール=腰椎骨折でW杯残り絶望=国民やセレソンも騒然=「夢は終わらない」と本人
4日のサッカーW杯準々決勝で腰椎を骨折し、W杯の残りの試合への出場が絶望的となったネイマールをめぐり、この週末はブラジル全体が大騒ぎとなった。5~7日付伯字紙が報じている。 4日の対コロンビア戦の後半終了間際、背後から相手ディフェンダーのスニガの飛び膝蹴りを受けたネイマールは、倒れたまま起き上がれず、泣き叫びながら担架で運ばれ ...
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W杯準々決勝2試合目のブラジル対コロンビア戦が4日に行われ、ブラジルが準決勝進出を決める一方、ネイマールが負傷して今後の試合欠場とのニュースが世界中を駆け巡った▼22歳のネイマールに依存しすぎとの批判もあったブラジル代表だけに、彼とチアーゴ・シウヴァを欠いた状態でドイツに勝てるかという不安の声が上がっている。だが、伯字紙には「 ...
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きょう午後5時からW杯準決勝のブラジル対ドイツ戦が行なわれる。ブラジルにとってネイマールと主将のチアゴ・シウヴァの欠場は痛いが、チアゴの代役のダンテはドイツのほとんどのレギュラー選手と同じバイエルン・ミュンヘンの選手。この試合から出場復帰のボランチのルイス・グスターヴォも、昨年までバイエルンにいた。またネイマールの代役が予想さ ...
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6月28日の決勝トーナメント第1戦の対チリ戦を、PK戦でのジュリオ・セーザルの相次ぐ好セーブで辛くもものにしたブラジル代表。試合後は両国共に勝っても涙、負けても涙の大熱戦となったが、4日に行なわれる準々決勝の相手のコロンビアも、現在得点王の22歳の新鋭ハメス・ロドリゲスの台頭で充実し、勢いがあるため、容易ではない試合展開が予想 ...
続きを読む »W杯=現時点でのベスト11発表=FIFAと現地紙の違いは?
サッカー・ワールドカップ、ブラジル大会は28日からの決勝トーナメントを控え、27日は試合がなかった。そのタイミングでFIFAはグループ予選までのベスト11を発表した。それは以下の通りとなった。 <キーパー>エニェアマ(ナイジェリア)<ディフェンダー>ダヴィド・ルイス(ブラジル)、ファン・ブイテン(ベルギ ...
続きを読む »W杯、ベスト16出揃う=北中南米強し、欧州は退潮=ウ国のスアレスは出場停止
12日に開幕したW杯は大会15日目の26日で全てのグループリーグが終了、決勝トーナメントに出場する16カ国が出揃った。27日付各伯字紙が報じた。 16チーム中8チームが北中南米国(亜国、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、米国、メキシコ、ウルグァイ)と強さを見せた一方、欧州勢は6チーム(ドイツ、ベルギー、フランス、ギリシャ ...
続きを読む »W杯コラム=悲観的過ぎた開幕前の心配=誰も予想できない大会進行に=白熱した試合に世界が熱中
ワールドカップがはじまって2週間あまり。あとは決勝トーナメントを残すのみとなった。現時点ではまだ断言できないところもあるが、少なくとも現時点においては、W杯開催前に懸念された「ひどいW杯をやっている」という印象を幸いにも与えていないように見える。その要因となっているのは、運営面のことを心配させないほどに、ゲームそのものが白熱し ...
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