5月15日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】PMDB党首のテメル下議は十三日、上院議長公邸でルーラ大統領やPMDB議員と昼食をとり、連立与党の一員として参加することで大筋合意した。PMDBは党大会では前政権を支持しながら党員多数がPT支援へなびいたが、同党首はくら替えに踏み切れなかった。 PMDB党内は大勢がPT ...
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議員権はく奪免れる=ACM 多数派工作に成功
5月8日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】上院本会議で六日、議会の名誉を毀損したとされるアントニオ・カルロス・マガリャンエス(ACM)上院議員の議員権はく奪審議の開始を求める上訴が賛成四十九、反対二十五で否決された。 投票はPFL(自由前線党)の要請で無記名となった。PFLは同議員の電話盗聴疑惑の捜査を妨げるために ...
続きを読む »改革案可決に向け根回し=PSDB PFL 抱き込みへ=連立与党総出で工作=下院は308票必要
5月6日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】政府与党は四日、年金と税制改革案の国会表決に向けて総出で支援協力の取り付け工作を開始した。全州知事や法務関係者、市民団体代表者、労組代表者、企業代表者などの説得計画が立てられた。連立与党の二百五十二票に野党の五十六票を加え合計で三百八票以上を、可決のために得票しなければならな ...
続きを読む »閣僚、議員に改革の〃踏み絵〃=反対派に解職圧力=違憲提訴も封じ込めへ=ルーラ大統領の試金石
4月30日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】年金改革へ向けた国会対策があわただしい中、ジルセウ官房長官は二十八日、党に反旗を翻す与党議員を追放するとともに、改革方針に沿わない閣僚も交代するとの声明を出した。大統領命令でPTやPDT、PCdoB、PSB所属の閣僚に改革支持の確認を取り、反抗する場合は代わりの閣僚をP ...
続きを読む »最高裁長官が決定=コレイア判事6月に就任
4月11日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】最高裁のマウリシオ・コレイア判事(六八歳)は九日、十一カ月の任期で最高裁長官に賛成十票、反対一票で選出された。マルコ・A・メーロ現長官の後任として六月五日、就任し二〇〇四年五月九日まで務める。 ミナス州サンジョアン・ド・マニュアス市出身。イタマール元大統領が一九九四年十月 ...
続きを読む »金融改革案が下院通過=中銀独立への布石=税制・年金改革にも弾み=レアル続騰 市場活気づく
4月4日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】中央銀行の独立性を高めることを前提とする連邦令百九十二条の金融法一部改革案を下院は二日、第一次表決で賛成四百四十二票、反対十三票、棄権十七票で可決、政府は面目を施した。同案の通過は少数与党で発足したPT政権の議会運営を占う試金石とみられ、圧倒的多数による可決で、政府が進める税 ...
続きを読む »業を煮やす大統領=PT党内確執で政局硬直
3月25日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】優柔不断で政策が遅々として進まないと党から批判を受けたことでルーラ大統領が二十二日、方針が正しいことに確信はあるが、政権幹部の融通性のないのには呆れると真情を吐露した。議会対策では、連立与党の足並みが乱れるなどの不備をも指摘した。 政府批判で最も多いのは、ジルセウ官房 ...
続きを読む »電話盗聴事件 上院倫理委で審問=PTが証拠、証人を確保
3月20日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】証拠不十分で取り下げられていたバイア州の電話盗聴事件について上院倫理委員会は十八日、PTが有力証拠と証人を確保したとして告訴提議を賛成九票、反対六票で受理した。 アントニオ・C・マガリャンエス(ACM)上議(PFL)の関与疑惑が再び俎上に上がることになった。賛成票を投じ ...
続きを読む »東西南北
3月14日(金) サンパウロ州ボイトゥーヴァ市で十一日、ペドロ・F・ソウザ同市議会議長(PMDB=ブラジル民主運動党)が、自分の娘婿の友人(二七)を射殺し、逃走中。娘婿(二五)は、友人とともに議長の家を訪問し、議長の孫の誕生を報告した。その時、友人と議長が口論をはじめ、娘婿はケンカを止めようと間に入ったが、怒った議長は拳銃で友 ...
続きを読む »ACMの審理は却下=上院議長、PTの申請退ける
3月7日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】ジョゼ・サルネイ上院議長は五日、アントニオ・C・マガリャンエス(ACM)上議の電話盗聴事件への関与を上院倫理委員会で審理するため、PTから提出された申請書を却下した。 同議長は申請書に事実を証明する証拠物件の添付がなく、まして上議当選前の軽犯罪事件であるので、先ず最高裁が有 ...
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