2月2日に行なわれる上下両院の議長選で、どの候補を支持するかをめぐって、労働者党(PT)の意見が割れていると、12日付フォーリャ紙が報じている。 昨年のジウマ大統領の罷免で与党の座を追われたPTだが、下院で57人、上院で10人の連邦議員がいる同党としては、議会内での影響力を失いたくない気持ちが強い。どの候補を支持して議会内の ...
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《ブラジル》 リオ州財政再建に光明か=財務省との交渉で合意=州議会の承認を祈る知事
テメル政権経済政策チームとリオ州は9日、昨年から陥っている深刻な経済危機から同州を救い出すための政策を打ち出すことを決めたと、10日付現地紙が報じた。この政策は11日までにテメル大統領(民主運動党・PMDB)と、カルメン・ルシア最高裁長官に諮られる。 財務省とリオ州の間で結ばれた合意には、リオ州が連邦政府に抱えている負債の支 ...
続きを読む »ブラジル北部マナウス暴動=刑務所のずさんな管理露呈=昨年はブラジル全土で392人の囚人が死亡
1月1日から翌2日にかけて発生し、60人の死者と186人の脱走者を出した、アマゾナス州マナウス市内の刑務所での暴動は、ブラジルに留まらず、世界的に耳目を集めている。 5日付のニュースサイトG1は、2016年はブラジル全土の刑務所で392人の囚人が暴力事件で死亡したと報じた。死者数1位は、昨年5月に囚人同士の抗争から14人が死 ...
続きを読む »ブラジル前下院議長エドゥアルド・クーニャベナン共和国での容疑で十分な証拠発見とスイス当局が正式発表=130万ドルの収賄の疑い
スイス司法当局は、エドゥアルド・クーニャ前下院議長(民主運動党・PMDB、現在は議員罷免)が、アフリカはベナンでのペトロブラス(PB)の油田開発契約にまつわる贈収賄工作に関与したと判断できる十分な証拠が見つかったと発表した。5日付エスタード紙が報じている。 クーニャ氏は現在、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が管轄するラヴ ...
続きを読む »ブラジル下院議長選 前議長の派閥からの候補を嫌う連邦政府=テメル大統領の側近は出馬回避伺う=どうなる2月2日の選挙
2月2日の下院議長選に関し、連邦政府は表向きには口出ししない方針だが、実際は、エドゥアルド・クーニャ前議長(民主運動党・PMDB、既に議員罷免)の会派「セントロン」からの候補を快く思っていないと、4日付エスタード紙が報じている。 現時点では、2月の下院議長選では、現職のロドリゴ・マイア議長(民主党・DEM)の再選が有力視され ...
続きを読む »ざっくばらんに行こう!=ブラジル社会面座談会=ムリやり先読み!=政治リアリティショー=「首都スキャンダル劇場」
リオ五輪後の〃大掃除〃 【深沢】さあ、久しぶりに『ざっくばらんに行こう』座談会です。 なんといっても旧年中は、大統領罷免、下院議長解職、あわや上院議長まで解職という、とんでもないことが続々と起きました。今回の座談会は、そんなとんでもない一年を振り返って、新年を展望するというテーマしかないよね。 15年末からずっと、ほとんど「 ...
続きを読む »ブラジル連邦政府=世界一高いクレジット利率を引き下げ=債務不履行者削減目指す=来年3月末の実施を目標
【既報関連】ブラジルのテメル大統領(民主運動党・PMDB)は22日に記者たちを招いて行った朝食会の中で、クレジット取引の利率引き下げを検討していることを発表した。22、23日付現地紙が報じている。これは特に、ブラジルのクレジット取引の中で最も利率の高い、クレジット繰り越し金利引き下げに焦点を当てたものだ。 繰り越し金利は、ク ...
続きを読む »ブラジル連邦政府=積み立て退職金引き出しを解禁=300億レアルの経済効果期待=労働法改正案も同時公表
テメル大統領(民主運動党・PMDB)は22日、以前の職場で積み立てていたが、自己都合退職などの理由で引き出せないままになっている勤続期間保障基金(FGTS)を労働者が自由に引き出すことを認めた。さらに、労働法改正案を公表したと、22日付現地紙が報じた。 自己都合退職の場合、FGTSは3年間引き出せなかったが、今回の措置で、2 ...
続きを読む »サンパウロ市議会=市議の給与を26・3%増額=ドリア次期市長の方針に背く=「4年ぶり増額は妥当」と市議
サンパウロ市議会は20日、市会議員の月給を現行の1万5031・76レアルから26・3%引き上げ、1万8991・68レアルとする議案を、賛成30、反対11、棄権14で承認したと21日付各紙が報じた。 この給与増額は55人の市会議員にあてはまる。市会議員の任期は今年いっぱいで終了だが、現市議55人の内、33人は再選されている。 ...
続きを読む »国民がラヴァ・ジャット作戦を終わらせる!?
「汚職をなくすには国民の文化自体を変えるしかない」―ラヴァ・ジャット(LJ)作戦の原典、イタリア汚職撲滅作戦「マン・リンパ(ML)」の指揮官の一人ゲラルド・コロンボ氏は、そうエスタード紙3月27日付で語っている。見出しの「誰がマン・リンパ作戦を終わらせたか? それは一般国民だ」という言葉が衝撃的だ▼ML作戦は1992年に始まり ...
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