下院憲政委員会(CCJ)は18日、報告官をつとめたボニファシオ・デ・アンドラーダ下議(民主社会党・PSDB)が提出した、「テメル大統領への2度目の告発を受け付けないよう薦める」という内容の意見書を賛成多数で承認したが、7月に行われた1回目の告発審議のときより賛成票が落ちた。19日付現地紙が報じている。 今回の告発は、テメル大 ...
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《ブラジル》上院が44対26で最高裁の判断覆す=アエシオ・ネーヴェスの上議復職叶う=医者の忠告無視の議員も=ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で似た状況に19人
【既報関連】ブラジル上院が、17日午後の本会議で、9月26日に最高裁第1小法廷が民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス上議に対して出した上議停職、夜間外出禁止などの措置を拒絶する判断を下したと18日付現地紙が報じた。
続きを読む »《ブラジル》上院がアエシオの停職審議を延期=欠席上議続出の状況下=賛成と反対で真っ二つ=投票は記名式でやることに
上院は17日、この日に予定されていたアエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB)に対する停職処分に関する審議・投票を延期した。この日は欠席者が多くなるため、罷免を免れる可能性が危うくなると判断されたためだ。17日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》マイア下院議長と連邦政府との対立激化=報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)ビデオの流出で=テメル告発のカギ握る内容=尾を引くブラジル社会党(PSB)争奪問題
下院のサイトに、ラヴァ・ジャット作戦で逮捕中の民主運動党(PMDB)のロビイスト、ルシオ・フナロ被告の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)のビデオが最高裁の許可のないまま流れ、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)と連邦政府の間が不穏な雰囲気となっている。16日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》ジェデル・ヴィエイラ・リマ前大統領府総務室長官の弟の執務室捜索=ドッジ検察庁長官就任後初の作戦で
16日朝、連邦警察がブラジリアの下院にあるルシオ・ヴィエイラ・リマ下議(民主運動党・PMDB)の執務室と、バイア州サルバドール市の同下議の自宅で家宅捜索を行ったと同日付現地紙サイトが報じた。 ラケル・ドッジ検察庁長官就任後、初めての作戦は、最高裁のラヴァ・ジャット作戦(LJ)報告官エジソン・ファキン判事の許可で行われた。
続きを読む »ボルソナロ=仰天政策が次々に続出=人気極右大統領候補がアメリカ・キャンペーンで残した疑問
18年の大統領選の世論調査で支持率2位につけているジャイール・ボルソナロ下院議員が、大統領選を1年後に控え、アメリカでキャンペーンを行ったが、そこで次々と仰天発言を行い、疑問点や矛盾点も垣間見せている。 ボルソナロ氏は、左翼政権の労働者党(PT)の汚職スキャンダル、ならびに罷免された同党のジウマ大統領罷免後に大統領についた老 ...
続きを読む »《ブラジル下院》ボニファシオ報告官が強硬なテメル擁護展開=検察庁や司法を強烈批判=「立法府は権力を失っている」とも=ルーラたちにまで言及
10日、下院憲政委員会(CCJ)でテメル大統領に対する2度目の告発受け入れに関する審議が行われ、報告官のボニファシオ・デ・アンドラーダ下議(民主社会党・PSDB)が、この告発を承認しないよう強く求めたばかりか、検察庁や司法界に対する批判まで行った。11日付現地紙が報じている。 今回の告発は、テメル大統領が民主運動党(PMDB ...
続きを読む »《ブラジル政界》テメルとアエシオの命運は?=下院ではCCJでの報告=ボニファシオ氏は大統領寄り=最高裁ではADIの審理
10日には下院の憲政委員会(CCJ)で、テメル大統領(民主運動党・PMDB)に対する2度目の告発受け入れに関する報告官の意見書が提出され、11日には最高裁でアエシオ・ネーヴェス上院議員(民主社会党・PSDB)が停職処分に当たるか否かの基準となる憲法違反行為(ADI)についての審理が行われるなど、ブラジルの政界の動きが慌ただしい ...
続きを読む »《ブラジル》下院が20億レの選挙ファンド承認=企業献金に代わる政治資金に=不利になる少数政党は反対も=このほかの政治改革も進む
下院は4日、政治改革の焦点の一つでもあった、20億レアルの選挙用ファンド設立を、賛成多数で可決した。テメル大統領が採択すれば、2018年の選挙から適用されることになる、5日付現地紙が報じている。 このファンドは、規模の大きな政党としては是が非でも成立させたいものだった。それは2015年に、最高裁が企業による政治献金を違法とす ...
続きを読む »《ブラジル》ドッジ検察庁長官がテメルからの事情聴取許可を要請=港湾企業巡る大統領令疑惑で=ロウレスを介して見返り収賄?=気になるロドリマール社との関係
連邦検察庁のラケル・ドッジ長官は2日、テメル大統領(民主運動党・PMDB)が、今年5月に出した港湾部門に関する大統領令でロドリマール社に便宜を図ったとの疑惑に関し、大統領から事情聴取を行う許可を最高裁に要請した。3日付現地紙が報じている。 港湾部門での疑惑は、JBS社の供述に基づいて5月18日に行われたパトモス作戦の際、連警 ...
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