連邦会計調査院(TCU)は12日、「粉飾会計疑惑」の最中にある連邦政府の14年度会計に関し、ジウマ大統領に対し、8月17日から15日間の期限で再度説明を求めた。この猶予は連邦政府と上院が説得工作を行ったことによって得たもので、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免要求にもつながりうるとされるTCUの判断は9月に先送りとなった。1 ...
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クーニャ=上院議長の行為に不快感=下院が屈しない姿勢示す=レナン効果は早速現れ=姿勢を転換する下議も
10日にレナン・カリェイロス上院議長(民主運動党・PMDB)らが連邦政府に、経済状況改善のための27の提案を出したことに対し、エドゥアルド・クーニャ下院議長が不快感を示し、「下院に対する脅迫行為だ」と批判した。だが、下院の中でも、レナン議長の行為は影響を及ぼし始めている。12日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領はレナン議長の ...
続きを読む »レナン=連邦政府に経済改革案提出=「火に油は注がない」=クーニャの防波堤役なるか=気になる27案の中身は?
連邦政府は10日、レナン・カリェイロス上院議長(民主運動党・PMDB)をはじめとする上院議員らによる、「国内総生産(GDP)が回復するための27の提案」と題する提案書を受け取った。エドゥアルド・クーニャ下院議長が率先して下院が審議している連邦政府に不利な「爆弾法案」や、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免案をレナン議長に食い止 ...
続きを読む »LJ事件=PB元国際部長被告に=3千万ドルの贈収賄容疑で=訴状にPMDB関与も記載
セルジオ・モーロ連邦判事は10日、連邦検察庁(MPF)による、ペトロブラス社(PB社)元国際部長のジョルジ・ゼラーダ氏とその他5人に対する汚職関与の訴えを受理したと11日付伯字各紙が報じた。 MPFは訴状の中で、彼ら6人は08年にPB社が交わした、総額18億ドルに及ぶ石油調査船の賃借契約に関連し、3100万ドルの賄賂の授受に関 ...
続きを読む »テメル副大統領=盛り上がる熱烈支持の動き=PMDBの要人中心に=ジウマ罷免後を見据え=波乱要素はLJ捜査か
ジウマ大統領(労働者党・PT)への不支持率の高まりなどを受け、副大統領のミシェル・テメル氏を政界のリーダーにしようと、同氏が所属する民主運動党(PMDB)の主要人物たちが働きかけていると、9日付伯字紙が報じている。 現在、ジウマ大統領の罷免を求める動きが民主社会党(PSDB)をはじめとした野党側から目立ちはじめているが、万一罷 ...
続きを読む »ジウマ=求心力落ちる連邦政府=副大統領が野党と接近?=連立与党から2党が離脱=上院議長に期待かかるが
ジウマ大統領の支持率が歴代大統領でワースト記録を更新したことを受け7日、ジウマ大統領は求心力の薄れつつある中で、民主運動党(PMDB)を中心とした連立与党の引きとめに必死になっていると7日付伯字紙が報じている。特にPMDBとPSDBとの接近が顕著であり、今後の動きから目が離せないようだ。 ダッタフォーリャでの「支持率8%、不支 ...
続きを読む »クーニャ=大統領罷免への段取りか=新CPIでPT外し=水面下の政治策動本格化=連邦政府会計審査も急ぐ
連邦議会が休みから明けたのを受け、エドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)は、先頃宣言した「連邦政府との絶縁」をさっそく実行に移すべく、近日中に設置される4つの議会調査委員会(CPI)の要職から労働者党(PT)を外し、逆に民主社会党(PSDB)との接近を画策していると5日付けエスタード紙(E紙)などが報じている。 ...
続きを読む »南大河州=州職員給料遅配に抗議デモ=軍警も出動を部分的に拒否
南大河州都ポルト・アレグレ市と州内他の都市で3日、デモと州職員のゼネストが発生したと4日付伯字各紙が報じた。警察組織も部分的に業務を停止し、州立校も午前中休校となった。 7月31日にジョゼ・イヴォ・サルトーリ州知事(民主運動党・PMDB)が下した、48%の州職員の給料を分割払い(実質的な遅配)にするという決定に反発し、デモ参加 ...
続きを読む »ジウマ大統領が省庁再編決意=支出削減「小さな政府」へ=議会再開、懸念は下院議長
ジウマ大統領(労働者党・PT)は、行政をスリム化し、支出削減と、意思伝達の潤滑化を目的として、現在38を数える省庁を削減する方針を打ち出したと3日付エスタード紙が報じた。 新組織図はまだ構想段階だが、政府内関係者の話では、水産・養殖庁、安全保障局(GSI)、戦略局(SAE)、港湾局、中小企業局などが統廃合の対象となっている。ま ...
続きを読む »LJ=「報奨付供述の女王」に何が?=担当弁護人が突然の辞任=議員から〃脅迫〃受けた?
ラヴァ・ジャット作戦(以下LJ作戦)で9人の報奨付供述者の弁護を担当していたベアトリスス・カッタ・プレッタ氏が7月30日、グローボ局のニュース番組ジョルナル・ナシオナルのインタビューで、「自分や家族の身の危険を感じる脅迫を受けており、担当をはずれ、弁護士も辞める」に語ったことが大きな話題となっている。 ロビイストのジュリオ・カ ...
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