【既報関連】エドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)は17日、ラヴァ・ジャット作戦で逮捕されたジュリオ・カマルゴ被告が16日にパラナ州連邦裁判所で行った「クーニャ氏自身が500万米ドルの贈賄を求めた」との証言に反応し、政府との決別を宣言した。17日付伯字紙やサイトが報じている。 トーヨー・セタル社元役員で、ロビイ ...
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PMDB=テメルも反連邦政府的発言=LJ捜査に遺憾の意=次期大統領選は独自候補も=深まるばかりのPTとの溝
民主運動党(PMDB)のミシェル・テメル副大統領は、同党を代表してラヴァ・ジャット作戦(LJ)で生じた連邦政府への不信感を語り、さらに18年の大統領選では労働者党(PT)との連立を解消し、独自候補を擁立する意向も表明した。16日付伯字紙が報じている。 テメル副大統領をはじめ、エドゥアルド・クーニャ下院議長、レナン・カリェイロス ...
続きを読む »LJ=ジルセウに新たな収賄疑惑=カマルゴ被告が供述=400万レをPT会計に=担当弁護士は即座に否定も
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の被告の一人が14日、メンサロン事件の主犯として実刑判決を受けたルーラ政権時の官房長官のジョゼ・ジルセウ氏(労働者党・PT)に400万レアルの賄賂を贈ったとの報奨付証言を行った。15日付伯字紙が報じている。 証言を行ったのはトーヨー・セタル元役員のジュリオ・カマルゴ被告で、パラナ州連邦地裁のセルジオ ...
続きを読む »各クラブの自助努力急務=上院がMP671号承認=負債返済期間は20年に
13日、連邦上院が暫定令671号(MP671)を承認した。ジウマ大統領の承認を待つばかりの同法案は、サッカーチームの負債解消期間延長など、原案より緩やかな内容となった。14日付伯字各紙が報じた。 ブラジルサッカー連盟(CBF)事務局長で元下議のヴァルテル・フェルドマン氏は上院本会議での投票に臨席した。国内の各サッカークラブ会長 ...
続きを読む »ペダラーダ=政府負けなら最高裁へ=PT選出判事の判断頼み=議会でも圧力的法案が浮上=クーニャ議長の思惑は?
8月に連邦会計検査院(TCU)が、2014年の連邦政府の「粉飾会計疑惑(ペダラーダ)」に対する最終的な判断を下す予定だが、それをめぐって、連邦政府や議会の攻防が水面下で進んでいる。11、12日付伯字紙が報じている。 6月17日にTCUは連邦政府の2014年度の会計に関して、13項目、2810億レアル分に相当する不正疑惑があると ...
続きを読む »CPI―PB=カルドーゾ法相召喚に応じる=ユセフ被告への盗聴問題で=連邦政府の「おとり」とも=PTが最も避けたい事は?
ペトロブラス(PB)関連の疑惑解明のための下院の議会調査委員会(CPI)は9日、ジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法相(労働者党・PT)の召喚を決め、同法相もそれに応じて証言を行うことにした。これには連邦政府側の思惑がある。10日付伯字紙が報じている。 カルドーゾ法相の召喚は、昨年4月にラヴァ・ジャット作戦(LJ)の主犯アルベル ...
続きを読む »ジウマ=「政権は意地でも全うする」=PSDBの動きは「政変」=テメルも大統領を支持=司法関係者の見解は?
【既報関連】昨日付本面でも報じた、民主社会党(PSDB)党大会などでのジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免を想定した動きに対し、ジウマ大統領はこれらの動きは「政変(クーデター)」だと批判し、政権を譲る気がないことを強調した。7日付伯字紙が報じている。 エスタード紙の報道によると、6日付伯字紙の報道を読んだジウマ大統領は6日夜、 ...
続きを読む »PSDB=ジウマ罷免を想定し動き=PMDBから新連立の誘い=アエシオは党首続投へ=大統領選は前倒しも?
ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免を仮定した動きが、民主運動党(PMDB)や民主社会党(PSDB)内で活発化しはじめていると、4~6日付伯字紙が報じている。 4日付エスタード紙によれば、PMDBの一部党員が、ジウマ大統領罷免の事態を想定し、同党のミシェル・テメル副大統領が大統領へ昇格した場合に備え、カルドーゾ元大統領に「連立 ...
続きを読む »クーニャ=「粉飾法案」に議員反発=PTら7党が訴訟の意向=司法界も「違憲」を支持
【既報関連】青少年の責任年齢引き下げに関する法案審議の際のエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)の議会運営のあり方をめぐり、労働者党(PT)などが違憲性を訴え、司法界からも違憲との見解が相次いだ。3日付伯字紙が報じている。 凶悪犯罪に限り刑法の成人年齢を18歳から16歳に引き下げる憲法改正案(PEC171)は一 ...
続きを読む »下院=PEC171を一転承認=凶悪犯罪のみに修正し=2度目の修正法案に反発も
【既報関連】下院で、1日未明に一度は否決された、刑法に関する成人規定を18歳から16歳に引き下げる憲法改正法案(PEC171)が、一部に修正を加えた後に再審議され、2日未明に承認された。同様のことは、5月下旬に政治献金の憲法改正案でも起きており、エドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)の強引な手法が問題視されてい ...
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