7日に発表されたダッタフォーリャ最新調査での支持率低下を受け、ジウマ大統領のその後の対策が注目されているが、これに伴い、大統領による「汚職防止法」の提案が加速化されそうだ。10日付伯字紙が報じている。 最新のダッタフォーリャの世論調査で、ジウマ大統領への評価は「よい/最良」が23%へと急落する一方、「悪い/最悪」は44%に急 ...
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ジウマ=支持率が過去最低に沈む=不支持が支持の約2倍に=かねてからの諸問題悪化で=PT議員内でも広がる不満
ダッタフォーリャが7日に発表した最新の世論調査の結果によると、ジウマ大統領の支持率が11年1月の就任以来最も低くなり、逆に不支持率が最も高くなった。それと呼応するように、労働者党(PT)内に同大統領に対する不満や反感が高まっている。8日付伯字紙が報じた。 第2期政権になってからは最初となる今回の世論調査で、ジウマ大統領を「よい ...
続きを読む »連邦政策=新下院議長対策に四苦八苦=議会の支持取り付け策は=クーニャ派に役職約束=早くもきつい予算繰り
反ジウマ派の「ブロコン」を率いたエドゥアルド・クーニャ氏(民主運動党・PMDB)が1日に下院議長に当選したことを受け、連邦政府は議会との緊張関係を緩和するため、議会内での政府への支持と引き換えに、各省や公社などの役職を振り分ける戦略に出ている。3日付伯字紙が報じている。 クーニャ氏の下院議長選出は、連邦政府には痛手だった。それ ...
続きを読む »議長選=クーニャ氏が下院議長に=反ジウマ派の急先鋒=「議会の安定」約束も=レナン上院議長と共に「灰色」
1日に上下両院の議長選挙が行われ、注目の下院は、ジウマ大統領をはじめとする連邦政府や労働者党(PT)からの反対を受けていたエドゥアルド・クーニャ氏(民主運動党・PMDB)が一次投票の時点で圧勝、政府には手痛い結果となった。上院議長はレナン・カリェイロス氏(PMDB)が2期連続4度目の当選となった。2日付伯字紙が報じている。 「 ...
続きを読む »三木下議が視察で来聖=ZFM内に博物館建設を
マナウス市議を5期連続で務める三木正美氏(社会自由党・PSL・アマゾン州、52)が『マナウス自由貿易エリア(以下、ZFM)における博物館設立プロジェクト』実行に際し、サンパウロ市バラ・フンダ区にあるラ米記念館のシステムを視察するため来聖し、先月30日午後、本紙を訪問した。 ロライマ州ボア・ヴィスタ市出身の三木氏はマナウス市に5 ...
続きを読む »議会議長選=下院議長選で激しい攻防=クーニャ阻止狙う政府=カギを握るのは与党3党=上院はレナンの苦戦必至
2月1日に上院と下院で議長選が行われるが、ジウマ政権内では民主運動党(PMDB)の下院リーダー、エドゥアルド・クーニャ下議の当選を阻止すべく、牽制の動きが強まっている。29日付伯字紙が報じている。 ジウマ政権にとって、クーニャ下議の存在は目の上のこぶのようなものだ。それはクーニャ氏が下院内で反ジウマ派の「ブロコン」を結成し、連 ...
続きを読む »会期末での電撃下議就任=三木正美マナウス市議=任期11日間の足跡残す
今月が会期末となる現連邦議会の閉幕直前の1月20日、アマゾナス州に新たな日系下院議員が誕生した。マナウス市議を5期連続で務める三木正美氏(社会自由党・PSL・アマゾン州、53)だ。任期は1月20日から31日までの11日間だ。 もともと議席の主だったエンリケ・オリベイラ元下議(団結の党・SDD・アマゾン州)がアマゾナス州副知事に ...
続きを読む »ペトロブラス=審議委員候補が就任に難色=民間選出で大臣はなし=大幅遅れの決算が問題化=昨日やっと第3Q分発表へ
ペトロブラスの経営審議会の次期委員候補たちが先週、連邦政府に、同公社がラヴァ・ジャット(LJ)作戦で表面化した大型汚職による損失も盛り込んだ決算報告を行わない限り、就任を受諾できないと通達していたことが明らかになった。27日付フォーリャ紙が報じている。 連邦政府はこれまでの慣例を破り、ペトロブラスの審議委員に大臣を就任させず、 ...
続きを読む »民主政治復活から30年=軍政最後の大統領選振り返る=その裏側で動いたものは?
1月15日で、ブラジルが21年続いた軍事政権を終え、民主政治に復帰して30年が経過した。15日付フォーリャ紙が、30年前の1985年1月15日にどのような形で民主政治が復活したかを報じている。 軍事政権終焉の兆しは1982年の統一選の時からあった。国家革新同盟(ARENA)を前身とする軍政支持政党の社会民主党(PDS)は、47 ...
続きを読む »マルタの問題発言で波紋=「PTは変わらなければ死ぬ」=ジウマや官房長官痛烈批判=新文化相は就任式で反論
元サンパウロ市市長(2001~04年)で前文化相のマルタ・スプリシー上院議員(労働者党・PT)が11日付エスタード紙掲載のインタビューで行った痛烈なPT批判が大きな波紋を呼び、ジウマ大統領をはじめとした連邦政府との対立も生んでいる。サンパウロ市市長選への出馬意欲が消えない同氏は、PT離党も視野に入れている。11、13日付伯字紙 ...
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