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ブラジル政治の基礎歴史=(4)=インフレ悪化のサルネイ政権=裏切られた民政復帰への期待

ニッケイ新聞 2013年9月5日  1985年4月21日のタンクレード・ネーヴェス氏の逝去を持って、ブラジル第31代大統領の座は副大統領だったジョゼ・サルネイ氏に渡った。  これは憲法の定める通りで、司法判断も「問題なし」との判断を出した継承だった。だが、与党となる民主運動党(PMDB)の意見は割れた。もうこの時点では、PMDB ...

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ドナドン問題=記名投票案が下院通過=施行までには時間を要すか=上院議長は早期解決望む=改正法案二つが同時進行

ニッケイ新聞 2013年9月5日  【既報関連】3日の下院本会議で、全ての法案に対する投票を記名式にする憲法改正案が満場一致で承認された。無記名投票問題はナタン・ドナドン下院議員が議員罷免を免れて以降、注目されているが、下院を通過した改正案は上院の承認が必要とされている。4日付伯字紙が報じている。  ロンドニア州議会の資金を横流 ...

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ブラジル政治の基礎歴史=(5)=若い力に託した89年大統領選=コーロルがルーラ振り切る

ニッケイ新聞 2013年9月6日  1989年12月、国民の長年の願望であった大統領の直接選挙が復活した。民主政復活最初の政権だったサルネイ政権がハイパー・インフレを記録したこともあり、国民の新大統領にかける期待は高かった。  この民主政移管後初の大統領選では、ブラジルの政治史に名を残す政治家たちが次々と名を連ねた。1964年の ...

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ブラジル政治の基礎歴史=(7)=FHCで経済が安定=PSDB躍進の時代

ニッケイ新聞 2013年9月10日  コーロル大統領罷免の後、93年から同職を受け継いだのは副大統領のイタマル・フランコ氏だった。就任前は国民にほとんど知られていなかった同氏は、コーロル失脚のショック後ゆえにあまり期待されていなかったが、同政権はハイパー・インフレに苦しんでいたブラジルの経済を軌道に乗せ、任期の終わる94年後半に ...

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PSBが明確に対立姿勢=カンポス出馬に〃第一歩〃=現政権の閣僚が辞任の意向

ニッケイ新聞 2013年9月20日  ルーラ政権時代からPT(労働者党)の連立与党だったPSB(ブラジル社会党)がPTと袂を分かち、来年の大統領選へのエドアルド・カンポス党首(ペルナンブコ州知事)出馬に向けた〃第一歩〃を踏み出したと19日付エスタード紙が報じた。  現政権には同党所属の閣僚が2人(国家統合相と港湾局長官)いるが、 ...

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ブラジル政治の基礎歴史=(2)=サンパウロ州の大物マルフの敗退=サルネイの反発で形勢不利に

ニッケイ新聞 2013年9月3日  1985年の大統領選挙は1月15日に議会の議員投票によって行われ、タンクレード・ネーヴェス氏(民主運動党・PMDB)がパウロ・マルフ候補(社会民主党・PDS=軍政擁護政党ARENAの後進)を破って勝利した。得票の内訳はタンクレード氏が480票、マルフ氏が180票で、タンクレード氏の圧勝となった ...

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罷免決定は最高裁か議会か=ドナドン審議が一時無効に=バローゾ判事が暫定命令=メンサロン裁判にも影響か?

ニッケイ新聞 2013年9月4日  【既報関連】8月28日、13年の懲役判決を受けて服役中のナタン・ドナドン下院議員(ロンドニア州選出、元PMDB)の罷免の可否を問う議員投票で賛成が過半数に達しなかったとして、下院が同下議の議員資格を剥奪としない決議をしたことが、各界からの大きな反発を呼んでいる。連邦最高裁では2日、その審議を無 ...

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ジウマ=60億レの議員割当を追加=100億レ予算削減だったが=議会での重要投票対策で=連立与党の今後の関係は?

ニッケイ新聞 2013年8月1日  予算縮小に動いていたジウマ大統領が、連邦政府提案の重要案件を議会で承認させるため、年末までに計60億レアルの議員割当金を支出することを決めた。7月31日伯字紙が報じている。  上院、下院は現在休暇中だが、来週からの審議再開を前にジウマ大統領は7月30日、10人の大臣と大統領官邸で会談を行い、8 ...

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与党議員の連邦政府離れ加速=忠誠度は歴代政権最低=目立つジウマの説得力不足=PMDBの食い止めが課題

ニッケイ新聞 2013年8月6日  今週から上院、下院共に議会が再開するが、現在、連立与党の議員の間で連邦政府に有利な投票をする割合が1989年以来、最低レベルに落ち込んでいることがわかった。4日付伯字紙が報じている。  4日付フォーリャ紙は、1989年から2013年に至るまでの下院での議案審議において、連立与党内の議員たちが連 ...

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連邦政府の道具喪失?=議員割当金支出義務化か=連立与党内でPTが孤立

ニッケイ新聞 2013年8月9日  就任以来、政局運営の難しさに直面してきたジウマ大統領が、下院特別委員会が6日に承認した憲法補足法案(PEC)により、政局運営の道具の一つだった議員割当金の支出を義務付けられる可能性が強まった。  7、8日付エスタード紙ならびに8日付フォーリャ紙によると、下院特別委員会が承認したPECは、連邦議 ...

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