【既報関連】食肉大手のJBS社主のジョエズレイ・バチスタ容疑者ら同社幹部7人の報奨付供述で、テメル大統領(民主運動党・PMDB)やアエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB、停職中)らへの疑惑が噴き出し、社会党(PSB)が連立離脱を決めたが、PSDBや民主党(DEM)は大統領に対する捜査継続の是非を審理する24日の最高裁の ...
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《ブラジル》反テメルデモ=15州で辞任と直接選挙要求=一般市民への訴求力いま一つ
【既報関連】ミシェル・テメル大統領の辞任と、後任大統領を選ぶ直接選挙の実施を求めるデモが21日、15の州で発生したと、22日付現地紙が報じた。 サンパウロ市では、朝から冷たい雨が降り、主催者のブラジル人民戦線(FBP)が期待したほどの動員はなかったが、2万人を動員したと主催者は語っている。軍警は動員人数の概算を行わなかった。 ...
続きを読む »世界的企業JBSが政界裏幕を暴露=今度はテメル大統領に爆弾炸裂=ブラジリアは改革放って右往左往=サンパウロ市在住 橘 馨
5月に入って気候も良くなり、経済の面でも明るさが見えて来た。何ともパッとしないブラジルもこれで良い方に進むのかと期待していたら、おっとどっこい、行政の中心部に爆弾炸裂です。それで先週後半から大統領府の業務はストップ、政界の偉い先生方も右に走り左にあたりで、大混乱となっています。 この全く考えてもいなかった爆弾騒動は、今度はブ ...
続きを読む »東西南北
コンサルタント会社マッキンゼーは、現在ブラジル国内の雇用者1億730万人のうち、半分に当たる5370万人分が機械にとって代わられる可能性があるとの調査結果を発表した。これは中国、インド、米国についで、世界で4番目に多い数だ。機械化される比率が高いとされるのは製造業で、69%の人手が不要となるという。ホテル、レストラン部門の63 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット=大手建設会社OASにも賄賂支払部門?=三層住宅疑惑の裁判で証言=「あの物件は予約済みだった」
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で摘発された大手建設会社のOAS元幹部が、OASにもオデブレヒト社と同様に、賄賂の支払いを担当する部門があった事を明かしたと4、5日付伯字紙・サイトが報じた。 同社にも「監督局」という名の賄賂支払部門があった事は、ルーラ元大統領の所有か否かが問われているサンパウロ州グアルジャの三層住宅疑惑で告発さ ...
続きを読む »《ブラジル》年金改革=下院委員会が意見書を審議=賛成23、反対14で本文承認=政府側は60%超えに安堵=刑務所職員は怒りの乱入
【既報関連】ブラジル下院特別委員会は3日、8時間に及ぶ討議の末に、報告官のアルトゥール・マイア下議(社会民衆党・PPS)から提出された、年金制度改革を中心とする社会保障制度改革に関する意見書を賛成23票、反対14票で可決したと4日付現地紙が報じた。 23対14という結果は、比率で見れば賛成62・1%で、下院本会議での承認条件 ...
続きを読む »《ブラジル》労働法改正=賛成296票で下院が承認=審議の場は今後上院へ=「改革を進める」と大統領
【既報関連】26日夜、労働法改正案が下院本会議で、賛成296票、反対177票で可決されたと27日付現地紙が報じた。 労働法改正案の審議を迅速に行うため、与党は18日に「同案を優先事項として審議する」ための動議を出したが否決。しかし、翌19日にもう一度緊急動議を提出して可決に持ち込み、審議、承認のスピードアップを図っていた。
続きを読む »《ブラジル》下院特別委が労働法改正案承認=「労働条件の柔軟化」が基本線=審議の行方は下院本会議へ=年金改革への壁はより高く
ブラジル下院特別委員会で25日、政府推進の労働法改正案(報告官・ロジェリオ・マリーニョ下議)が賛成27票、反対10票で承認されたと26日付現地各紙が報じた。同改正案は26日に下院本会議で審議、採決が行われた。(26日午後5時の時点で結果は不明) 下院本会議での改正案審議は、出席議員数が257を上回り、賛成票が ...
続きを読む »《ブラジル》下院で法案連敗続くテメル政権=年金制度や労働法改正に暗雲=機能しない政局調整役たち
このところ、下院での法案審議は苦戦が続き、テメル政権が今年中に成立を願っている改革案の承認が危ぶまれている。その主要因は政局調整(アルチクラソン)役の不足だと、7日付エスタード紙が報じている。 新政権発足後、しばらくは「議会内での信頼はジウマ政権以上」との声が高かったテメル政権だが、ここに来て、議会内での信頼が揺らぎはじめて ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット=ジャノーのリストでさらに22人の政治家の名=上下両院の連邦議員を中心に=知事や市長の名前も=再度カブラルやクーニャも
【既報関連】ロドリゴ・ジャノー検察庁長官が14日に最高裁に対して行った、オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づく捜査開始要請書に含まれている政治家たちの名前が、さらに明らかになっている。16日付現地紙が報じている。 15日付伯字紙が報じた疑惑の政治家は、現テメル政権の閣僚5人に上下両院議長、ルーラ氏、ジウ ...
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