【既報関連】昨日付本紙で報じた、ペトロブラスの元供給部長パウロ・コスタ氏による、同公社在籍時の多数の有力政治家を相手取った収賄工作の暴露は、大統領選挙にも強い影響を及ぼすことになりそうだ。8日付伯字紙が報じている。 コスタ氏の証言で最も大きな打撃を受ける可能性があるのは、ジウマ大統領だ。コスタ氏が「関与した人物が最も多い3政党 ...
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寄稿=大統領選挙=トップに躍り出た庶民候補=マリナ・シルバとはどんな人?=(上)=駒形 秀雄
カンポス候補が劇的な飛行機事故で去った後、急きょマリナ・シルバがPSB(社会党)の大統領候補に選ばれました。その辺の街中や、満員バスの中で見かけるような風采のマリナが「大統領候補? マジですか? 彼女で票が集るのですか?」―そう思った人が多かったでしょう。ですが、交代直後の世論調査でマリナの登場は大うけ。それまで10%を超えら ...
続きを読む »〃PBのメンサロン〃明るみに=コスタ氏が実名あげ暴露=PMDBやPTが中心に=カンポス氏の名前もあがる
連邦警察の「ラヴァ・ジャット作戦」により、全国的で巨額のマネー・ロンダリングなどに関与したとして逮捕されていた元ペトロブラス供給部長のパウロ・コスタ容疑者が、連警の捜査に協力する形で供述を行ない、同氏が同公社在籍時に企んだ収賄計画に多くの有力政治家が関与していたことを実名をあげて暴露したことが6日発売のヴェージャ紙で明らかとな ...
続きを読む »マンテガ財相=ジウマ第2政権で交代か=閣僚大幅入れ替えか=大統領は明言避けるも=企業家たちの説得材料に
ジウマ大統領(労働者党・PT)は4日、仮に自身が再選された際には、閣僚人事を大幅に一新することを示唆した。具体的な名前こそあげなかったが、それがギド・マンテガ財相の交代を指すのではないかとの憶測が流れている。5日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領は4日、セアラー州フォルタレーザの「ミーニャ・ヴィーダ、ミーニャ・カーザ」のコン ...
続きを読む »ダッタフォーリャ・イボッピ=ジウマが支持率盛り返す=マリーナの伸びは足踏み=政見放送での批判効いたか=両者による一騎打ちの様相
3日、ダッタフォーリャ、イボッピ双方の大統領選に関するアンケートの結果が発表され、マリーナ・シウヴァ氏(ブラジル社会党・PSB)の伸びが緩やかになり、ジウマ大統領(労働者党・PT)がやや盛り返す結果となった。一次投票では引き分け、決選投票でマリーナ氏の勝利との構図は変わっていないが、ジウマ氏との差は詰まった。4日付伯字紙が報じ ...
続きを読む »イボッピ知事選=サンパウロ州でスカッフィやや上昇=アウキミン優位は動かぬも=パジーリャは依然7%=リオ州は大混戦の様相
イボッピによるサンパウロ州知事選の最新のアンケート結果が発表され、ジェラウド・アウキミン知事(民主社会党・PSDB)とパウロ・スカッフィ氏(民主運動党・PMDB)との差がやや縮まり、決選投票進出にわずかな望みを広げた。また、リオ州では混戦模様となっている。3日付伯字紙が報じている。 今回の調査は8月30日から9月1日に行なわれ ...
続きを読む »大統領選討論会=ジウマがマリーナと対決=「言葉だけでは運営無理」=「間違いを認めない」と反論=アエシオは対決避ける
フォーリャ紙、UOL、ジョーヴェン・パン、SBT共催の大統領候補による公開討論会が1日に行なわれ、ジウマ大統領(労働者党・PT)が、猛追を見せるマリーナ・シウヴァ氏(ブラジル社会党・PSB)と直接対峙し、議論を挑む姿が見られた。2日付伯字紙が報じている。 大統領候補による公開討論会は、8月27日のバンジ局主催のものに次ぐ2回目 ...
続きを読む »ダッタフォーリャ=マリーナがジウマに並ぶ=決選投票では圧勝とも=知識層、高所得者層後押し=景気後退でさらに追い風か
8月29日に発表されたダッタフォーリャの大統領選世論調査の最新結果によると、マリーナ・シウヴァ氏(ブラジル社会党・PSB)が大きく支持を伸ばし、一次投票の段階ではジウマ大統領(労働者党・PT)と引き分け、決選投票では大きく差をつけて勝利するとの予想となった。8月30日付伯字紙が報じている。 前回8月14~15日付のダッタフォー ...
続きを読む »マリーナ台頭=ジウマが選挙戦略変更へ=対決を避けずに正面から=政策増やし街頭戦略も=アエシオも警戒心強める
大統領選でのマリーナ・シウヴァ氏の急激な台頭を受け、ジウマ大統領(労働者党・PT)は選挙戦の戦略を変えざるを得なくなっている。また、アエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党・PSDB)も牽制する姿勢を強めている。28日付伯字紙が報じている。 26日発表のイボッピの世論調査でマリーナ氏に支持率29%(ジウマ氏は34%)で迫られ、決戦投 ...
続きを読む »大統領候補の平均年齢は=94年以降2番目に高い59歳
選挙高等裁判所が26日、今年の大統領選候補者の平均年齢は59歳で、1994年以降の選挙では2番目に高いと発表した。 大統領候補の最年長者はキリスト教社会民主党(PSDC)のエイマエル氏の74歳。以下、労働者党(PT)のジウマ氏(66)、緑の党(PV)のエドゥアルド・ジョージ氏(64)、ブラジル労働革新党(PRTB)のレヴィ・フ ...
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