【既報関連】ブラジル連邦政府は16日、「奴隷労働」の定義や、摘発ならびに、雇用主をブラックリストに載せたり、罰則を適用したりする基準を改定した。それが国内外からの批判を受けている状況下、ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)は、側近筋に再改定する意向を明かしていると、20日付現地紙各紙が報じた。 奴隷労働の監査、摘発 ...
続きを読む »PSB 関連記事
《ブラジル》下院憲政委員会がテメル告発を再び拒否=前回より得票数落ちる=PSBの反乱止められず=セントロンの忠誠は強力だが
下院憲政委員会(CCJ)は18日、報告官をつとめたボニファシオ・デ・アンドラーダ下議(民主社会党・PSDB)が提出した、「テメル大統領への2度目の告発を受け付けないよう薦める」という内容の意見書を賛成多数で承認したが、7月に行われた1回目の告発審議のときより賛成票が落ちた。19日付現地紙が報じている。 今回の告発は、テメル大 ...
続きを読む »《ブラジル》マイア下院議長と連邦政府との対立激化=報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)ビデオの流出で=テメル告発のカギ握る内容=尾を引くブラジル社会党(PSB)争奪問題
下院のサイトに、ラヴァ・ジャット作戦で逮捕中の民主運動党(PMDB)のロビイスト、ルシオ・フナロ被告の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)のビデオが最高裁の許可のないまま流れ、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)と連邦政府の間が不穏な雰囲気となっている。16日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル下院》ボニファシオ報告官が強硬なテメル擁護展開=検察庁や司法を強烈批判=「立法府は権力を失っている」とも=ルーラたちにまで言及
10日、下院憲政委員会(CCJ)でテメル大統領に対する2度目の告発受け入れに関する審議が行われ、報告官のボニファシオ・デ・アンドラーダ下議(民主社会党・PSDB)が、この告発を承認しないよう強く求めたばかりか、検察庁や司法界に対する批判まで行った。11日付現地紙が報じている。 今回の告発は、テメル大統領が民主運動党(PMDB ...
続きを読む »《ブラジル政界》テメルとアエシオの命運は?=下院ではCCJでの報告=ボニファシオ氏は大統領寄り=最高裁ではADIの審理
10日には下院の憲政委員会(CCJ)で、テメル大統領(民主運動党・PMDB)に対する2度目の告発受け入れに関する報告官の意見書が提出され、11日には最高裁でアエシオ・ネーヴェス上院議員(民主社会党・PSDB)が停職処分に当たるか否かの基準となる憲法違反行為(ADI)についての審理が行われるなど、ブラジルの政界の動きが慌ただしい ...
続きを読む »下院でテメルへの起訴状朗読=審理が本格的に開始へ
26日、下院でテメル大統領に対する2度目の起訴状の朗読が行われ、大統領に対する最高裁での審理を認めるか否かの審議が進められることになった。27日付現地紙が報じている。 朗読を行ったのはマリアナ・カルヴァーリョ下議(民主社会党・PSDB)らで、連邦検察庁が最高裁に提出したのと同じ、260ページに及ぶ起訴状を約5時間かけて読み上 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領=安心できない2度目の告発=マイアとの関係に暗雲が=PSB議員受け入れ巡り=担当弁護士も降板を発表
ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)が、民主運動党(PMDB)や政府の行動に不快感を示した上、下院に送付された2度目の告発が読み上げられる予定だった22日に、顧問弁護士が降板を表明するなど、テメル大統領周辺が慌しくなっていると、22日付現地紙、サイトが報じている。 テメル大統領に対する連邦検察庁からの2度目の告発は、2 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領が謀反下議たちに報復=政治家指名の高級官僚を解雇=次なる告発を前に見せしめ=ジャノーは意味深発言も
ブラジル連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官からの次の告発を前に、テメル大統領が、2日に行われた下院での告発受け入れ投票で謀反を起こした連立与党の下議が指名した高級官僚の役職を奪う処分に出ていると、29日付現地紙が報じている。 食品大手JBS社社主のジョエズレイ・バチスタ氏らの報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づいた収賄 ...
続きを読む »《ブラジル》セントロンが大統領告発阻止の褒美に固執=役職くれねば改革を妨害=「不忠誠党の役職よこせ」=130億レ回収案も宙に浮く?
下院の会派「セントロン」系列の政党が連邦政府に対し、大統領に忠誠を誓わない政党の大臣職を自分たちに譲るよう迫り、それが実現しない場合は税収で政府に大損害を被らせる行動に出ると脅しをかけていると、10日付現地紙が報じている。 エドゥアルド・クーニャ前下院議長が取りまとめた下院会派「セントロン」を構成する、進歩党(PP)、社会民 ...
続きを読む »大耳小耳
テメル大統領の告発受け入れに関する連邦下院議会での投票が2日に行われた。日系下議4人の投票は次の通り。飯星ワルテル氏(社会民主党、PSD)、西森ルイス氏(共和党、PR)、高山ヒデカズ氏(キリスト教社会党、PSC)の3氏は、テメル告発お蔵入りを意味する「Sim」に投票した。太田慶子氏(ブラジル社会党、PSB)のみが告発の審議継続 ...
続きを読む »