2007年2月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】政府の発表した経済活性化法案(PAC)に盛り込まれた七つの暫定令(MP)に対する修正案が六八四件に達しているが、うち半数超の四〇六件は労働者党(PT)と連立与党側から提出されている。正式には連立関係を結んでいないが、ジル文化相が入閣している緑の党(PV)も含めると ...
続きを読む »PSD 関連記事
MST、サンパウロ州の12農場を占拠=CUTが指揮執る=カーニバル休暇の間隙突く=PTサンパウロ州支部も関与
2007年2月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】農地占拠運動(MST)メンバーはカーニバルで軍警や農場主連盟が小休止した日曜日の十八日、サンパウロ州九市の農場十二カ所一万五六〇〇ヘクタールへ突然占拠攻勢をかけた。中央労組(CUT)が占拠の指揮を執ってメンバー一〇五〇世帯二八〇〇人を動員し、サンパウロ州西部のポン ...
続きを読む »凶悪犯受刑者に厳しい措置=下院=日帰り服役を規制=携帯電話所持も処罰へ=刑法適用年齢は継続審議
2007年2月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】下院は十四日、凶悪犯罪者への日帰り服役制度を厳しく規制する法案を可決した。凶悪犯罪者は刑期の六分の一を終えた後、これまでの日帰り服役を返上、さらに五分の二の服役を継続することになった。再犯の場合は五分の三。日帰り服役制度は、受刑者に外部出勤が許され、就寝だけ刑務所 ...
続きを読む »PT議長誕生でどうなる?=盤石の連立政権=大統領府は下院に服従か=PTサンパウロ州派復活の兆し
2007年2月14日付け 【エポカ誌四五五号】キナリア下院議長の登場により、ブラジルはどう変わるのか。ルーラ大統領が考えていることと労働者党(PT)の戦略は、どうなっているのか。過去二年間を振り返ると政府は黒星続きで、PT発祥の地、サンパウロ州本部は挽回策に知恵を絞っていた。最大の黒星はジルセウ前官房長官の失脚。続いてパロッシ ...
続きを読む »多数に上るPAC修正案=政府案骨抜きになる恐れ
2007年2月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】経済成長の切り札として政府が打ち出した経済活性化法案(PAC)は現在、上下両院議員からの膨大な数の修正要求により、法案の屋台骨を揺るがしかねない状況となっている。 両院合同委員会は、PACに盛り込まれた七つの暫定令(MP)に対する修正案が六八四件に上ったことを明ら ...
続きを読む »百周年に力あわせて=ブラジリア=日系連議が抱負語る
2007年2月10日付け 日系連議も舞台に――。一日ブラジリアで連邦議会が開会、昨年十月の統一選挙で当選した四人の日系下議も新たな政治生活の第一歩を踏み出した。日本の国会で言えば〃赤じゅうたん〃を踏んだのは、二期目の高山ヒデカズ議員(パラナ)をはじめ、初当選した飯星ワルテル、ウィリアム・ウー(サンパウロ州)、谷口カシオ(パラナ ...
続きを読む »PT=ジルセウ氏復権の動き=特赦運動展開へ=150万人の署名集まるか=野党「疑惑解明が先決」
2007年2月6日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】労働者党(PT)前党首のガルシア外交特別顧問は四日、ジルセウ前官房長官の復権に向けて政権中枢部が結束するよう檄を飛ばした。同顧問はPT内多数派の会合で、前官房長官の特赦を促す救出作戦を展開すると宣言。ベルゾイーニ現党首も、前官房長官の復権に賛同の意を表明した。前官房長 ...
続きを読む »東西南北
2007年2月6日付け 上院議員の就任式に続く二日、コーロル元大統領はブラジル労働党(PTB)へ入党した。元党首のジェフェルソン元下議が、元大統領はPTBのDNAを持つ闘士であると歓迎した。 ◎ 下院議長選の決選投票では、ブラジル民主社会党(PSDB)の六十四人のうち十六人以上がキナリア候補(労働者党=PT)に投票 ...
続きを読む »下院議長にキナリア下議=現職との接戦制す=連立与党の2分を暗示=上院議長は現職留任
2007年2月3日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】アルリンド・キナリア下議(労働者党=PT)は一日、下院議長選で二六一票を獲得し、勝利を治めた。ルーラ大統領が推薦したレベロ前議長(ブラジル共産党=PCdoB)は、二四三票と惜しくも二位に留まった。しかし、両候補の得票数が予想とは違い僅差であったことは、連立与党が二分し ...
続きを読む »議長候補3氏が舌戦=集中砲火浴びたキナリア下議
2007年1月31日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】下院議長選挙を二月一日に控えた二十九日午後、立候補者三氏がテレビ・カマラの討論会に出席し、舌戦を繰り広げた。 激しく攻撃を受けたのは、キナリア下議(労働者党=PT)で、野党ブラジル民主社会党(PSDB)のフルイチ下議は、裏金汚職で議 ...
続きを読む »