10月の大統領選に向け、労働者党(PT)が党史上最大級の危機を迎えている▼ルーラ元大統領が1月に行なわれた収賄裁判の第2審で有罪となり、大統領選の出馬がかなり厳しくなっていることは既報済み。それに追い討ちをかけるように、ルーラ氏断念の場合の第1代理候補、ジウマ政権時の官房長官ジャッケス・ヴァギネル氏までもが、バイア州知事時代の ...
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イビラプエラ公園等を民営化?=サンパウロ市が計画素案を発表
市内各所の公共施設の民営化計画を進めるジョアン・ドリア、サンパウロ市政は2月27日、市内南部のイビラプエラ公園を含む、六つの公園の民営化計画を発表したと、2月27、28日付現地各紙が報じた。 民営化計画に含まれるのは、イビラプエラ公園のほか、ジャシント・アルベルト、ジャルジン・ダ・フェリシダーデ、ロベルト・ブリガデイロ・ファ ...
続きを読む »《ブラジル》政党替え期間で政局が動くか=3月7日から1カ月間=勢いに乗る中道政党勢力=ダメージ止めたい3大政党
3月7日から4月6日までの30日間、連邦議会などでは、議員資格を保持した形の政党替えが公式に認められる。この期間終了後の下院の議席数により、10月の統一選挙に向けた公的選挙資金の割当や選挙放送の持ち時間が決まるため、政党にとってはきわめて重要だ。26日付現地紙が報じている。 今年の政党替えは例年以上に大きな意味を持っている。 ...
続きを読む »《ブラジル》メイレレス財相=「テメルを敵に回しても出馬」=大統領選へ強い意欲語る=「連立与党代表」は風前の灯=最終判断は4月4日まで
エンリケ・メイレレス財相は22日、10月の大統領選に関し、たとえテメル大統領と対決することになっても出馬する意向であることを明かした。だが、メイレレス氏をめぐる状況は厳しいと、23日付現地紙が報じている。 メイレレス氏がこのような発言を行ったのは、当初、不出馬の予定だったテメル大統領が、再選を目指して出馬するのではという説が ...
続きを読む »《ブラジル》汚職捜査LJ作戦48弾=パラナ州PSDBに捜査のメス=州道路で通行料不当引き上げ=州知事の腹心にも捜査の手
今年最初のラヴァ・ジャット(LJ)作戦となるLJ作戦第48弾、インテグラソン作戦が22日に発動。パラナ州を始め、サンパウロ州、リオ州、サンタカタリーナ州を対象に、50の捜査押収令状と、六つの期限付逮捕令状が執行されたと、22、23日付現地紙・サイトが報じた。 5日間の期限付きで逮捕されたのは、パラナ州道路局(DER―PR)事 ...
続きを読む »《ブラジル》民主社会党=州知事選、どう戦う?=アエシオ巡り揉めるミナス=サンパウロは4候補での争いに=大型州で目立つ連立候補支持
民主社会党(PSDB)が10月の州知事選で、支持者が多く、基盤となる州でどう戦うかの現状分析を21日付現地紙が行っている。カギを握るのは、JBSショックでマイナス・イメージが植え付けられたアエシオ・ネーヴェス氏が上議再選を狙っているミナス・ジェライス州となりそうだ。 各州のPSDB党員・支持者が全国の同党員・支持者に対して占 ...
続きを読む »《ブラジル》ミレール元検察官=パトモス作戦を事前認知=JBSショックの引き金=やはりデラソン作成に関与か
食品大手JBSの社主ジョエズレイ・バチスタ氏らに報奨付証言(デラソン・プレミアーダ)の前に違法な入れ智恵をした疑いが持たれている元連邦検察庁捜査官のマルセロ・ミレール氏。昨年5月のJBSショックの契機となったラヴァ・ジャット(LJ)の捜査前日にも、捜査実施の情報を裏から取得していたことが明らかとなった。21日付現地紙が報じてい ...
続きを読む »安部順二氏、下議に復帰=マルフ下議失効で繰り上げ
ロドリゴ・マイア下院議長(DEM)が19日、ブラジリアのパプーダ刑務所に昨年12月22日より収監されているパウロ・マルフ連邦下議(PP)の議席失効を発表し、PMDB―PROS―PP―PSDの連立名簿で補欠第1位の安部順二連邦下議(二世、77、PSD)を、その代理の下議として召集した。本紙の電話取材に対し、本人が明言した。 安 ...
続きを読む »《ブラジル》ルシアノ・フッキ=「大統領選には不出馬」=カルドーゾ氏らが食指示すも=中道右派は候補再確認へ
大統領選への出馬が噂されていたTVグローボの司会者ルシアノ・フッキが15日、前年11月に引き続き、改めて選挙には出馬しないことを明言した。これで中道政党がそれぞれの候補をしっかりと固める必要が出てきていると、16日付現地紙が報じている。 フッキはこの日、政治ウェブサイトの「アンタゴニスタ」の取材に対し、「私は立候補はしないし ...
続きを読む »《ブラジル》選挙高裁=政党ファンド選挙使用認める=フクス長官直々の判断=政党間に大きな温度差
ブラジル選挙高裁(TSE)は今年の総選挙の費用として、各政党に合計8億8870万レアルの政党ファンドの使用を許可したと、14日付現地紙が報じた。 8億8870万レアルの内、7億8030万レアルは国家予算からの割り当てられる。
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