連邦警察は15日、2012年のサンパウロ市長選に際し、隠し口座で収賄を行なった容疑でフェルナンド・ハダジ・サンパウロ市前市長(労働者党・PT)を起訴した。ハダジ氏は今年10月の大統領選で、ルーラ氏が出馬断念となった際の控え候補と目されており、PTには大きな痛手となりそうだ。16日付現地紙が報じている。 これは連警が昨年6月に ...
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次期サンパウロ州知事=どうする? アウキミン=現副知事とドリアらの板挟み
ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)は10月の州知事選に関し、後継者にPSDBの候補を推すか、現副知事のマルシオ・フランサ氏(ブラジル社会党・PSB)を推すかで決めかねていると16日付現地紙が報じている。 同知事は15日、サンパウロ市で民芸工芸国際展示会の開会式に参加した際、取材陣から10月のサン ...
続きを読む »《ブラジル》国債格下げ巡り責任なすり合い=大統領選候補者がさや当て=牽制しあう財相と下院議長
【既報関連】米国のスタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)が11日、ブラジル国債(ソブリン債)の格付をBBからBB-(マイナス)に下げた。16年8月のテメル政権発足以来、初めての国債格下げは痛手であり、大統領選に出馬したい候補者らは早速、この件を巡って責任のなすりあいなどのさや当てを始めたと、13日付現地各紙が報じた。 格 ...
続きを読む »《ブラジル》アウキミン氏=大統領選に追い風か=テメルが好意的な発言=フォーリャ紙読者なら支持1位に=現在は協力政党求め奔走中
サンパウロ州のジェラウド・アウキミン知事(民主社会党・PSDB)は10月の大統領選に向け、支持政党の獲得に動き始めているが、ここに来て、テメル大統領からの好意的な発言を得た。さらに現地紙読者からも良い反応が出始めている。11日付現地紙が報じている。 アウキミン氏は、PSDBが連立与党を離脱した状態がゆえに、現状では大統領選で ...
続きを読む »《ブラジル》マイア下院議長に大統領選出馬説浮上=既にPPやSDと合意とも=早速メイレレス潰しも開始=本格出馬の際の課題は?
民主党(DEM)が10月の大統領選挙にロドリゴ・マイア下院議長を擁立し、連邦政府ならびに中道を代表する大統領候補を狙うべく、エンリケ・メイレレス財相(社会民主党・PSD)を潰しにかかっていると、9日付現地紙が報じている。 テメル大統領の連邦政府は、現在の連立与党から中道右派を代表する候補を立てて大統領選に臨む意向で、これまで ...
続きを読む »《ブラジル》カルメン最高裁長官がゴイアス州の刑務所訪問断念=9人殺害後もまだ武器存在か
1月1日から5日にかけて3度の暴動が起きたゴイアス州のアパレシーダ・デ・ゴイアニア複合刑務所を訪問する予定だった連邦最高裁のカルメン・ルシア長官が、刑務所内にはまだ凶器があると指摘され、内部視察を取りやめたと、9日付現地紙が報じている。 カルメン長官は8日にゴイアニアを訪れ、マルコーニ・ペリーロ同州知事(民主社会党・PSDB ...
続きを読む »リオ・グランデ・ド・ノルテ州=知事が非常事態宣言を発令=警察ストによる治安悪化が原因
【既報関連】リオ・グランデ・ド・ノルテ州のロビンソン・ファリア知事(社会民主党・PSD)が6日、同州に治安悪化に伴う非常事態宣言を発令したと、6、7日付現地紙・サイトが報じた。 6日付同州政府官報には、昨年末(12月19日)から続く軍警や市警のストが州の治安を悪化させ、人々に混乱をもたらしたために同宣言を出したとある。 宣 ...
続きを読む »《ブラジル》ポルト・アレグレ市長がルーラ裁判の日に陸軍依頼=予想される抗議行動対策=国内外で大注目の第2審=国防相は現時点で消極的
リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市の連邦第4地域裁(TRF4)では、24日に、サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅に関連した、ルーラ元大統領(労働者党・PT)の収賄や資金洗浄疑惑に対する第2審が行われる。ルーラ氏は裁判に出席する意向を表明済みで、当日は大量の支持者が同市に集まると見られるため、同市市長が4日、テメル ...
続きを読む »《ブラジル》カルドーゾ元大統領=「中道をまとめることが必要」=アウキミン知事に注文=避けたい大統領選二極化=ルーラに対して厳しい見解も
カルドーゾ元大統領(在職1995~2002年)が2日付エスタード紙で10月の大統領選の展望について語る中、同氏所属の民主社会党(PSDB)の有力候補であるジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事に注文をつけると共に、長年のライバルで復活当選を目指すルーラ元大統領(労働者党・PT)についての言及などを行っている。 カルドーゾ氏 ...
続きを読む »新年は「最終決戦の年」=LJの今後はいかに?=選挙の結果で左右される捜査=試される国民の理性や倫理
2014年3月17日に始まった連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)も、4回目の年越しとなった。パラナ州クリチバでの捜査はその前に始まっており、5年越しの汚職摘発となる。 16、17年の動向は? 2016年は、最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事が急逝し、後任のLJ報告官にエジソン・ファキン判事が選ばれた。クリチバ地裁のセルジオ・ ...
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