来年10月に控えた大統領選は、既に多くの報道もなされ、過熱気味だが、その分、これまでになく多数の候補者が乱立する見込みで、展開が見えにくくなっている。5日付フォーリャ紙などが報じている。
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東西南北
10月25日にゴイアス州ゴイアニアの私立校で起きた、14歳の生徒がいじめの仕返しで同級生2人を殺害した事件はまだ記憶に新しいが、6日朝、また同州の学校で生徒が射殺される惨事が起きた。現場は同州アレシャニアの州立校で、ラファエラ・ノヴィンスキさん(16)が、午前8時15分頃、教室で侵入者に銃殺された。犯人は19歳の卒業生で、すぐ ...
続きを読む »《ブラジル》民主社会党(PSDB)の次期党首はジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事が有力=大統領候補と一本化か=14年のアエシオ・ネーヴェスの例に倣う?=ドリアの勢いは党内で後退も
民主社会党(PSDB)の党首争いが、18年の大統領選出馬を狙っているジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事の線で固まりそうな動きが出ていると、3日付エスタード紙が報じている。 同党の党首の座は、現在、党首停職中のアエシオ・ネーヴェス氏に代わって代行をつとめているタッソ・ジェレイサッチ上議や、ゴイアス州知事のマルコーニ・ペリ ...
続きを読む »「第2審有罪で政治家の選挙出馬禁止」=トルクアット・ジャルジン法相が見解=最高裁の判断さえ揺れる中「第2審有罪で政治家の選挙出馬禁止」=トルクアット・ジャルジン法相が見解=最高裁の判断さえ揺れる中
トルクアット・ジャルジン法相は10月30日に、刑事裁判の第2審で有罪となった被告はこの時点で刑に服すべきで、政治家の選挙出馬に関しても、「第2審で有罪になった場合は出馬できない」との見解を示し、テメル大統領や国家総弁護庁(AGU)よりも厳しい立場を表明したと、10月31日付エスタード紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》最高裁でメンデス、バローゾ判事が大喧嘩=「政治家などの裁きが甘い」=「大衆迎合では逮捕できない」
26日、最高裁でルイス・アルベルト・バローゾ判事が、ジウマール・メンデス判事の政治家らに対する裁きの見解などに食ってかかり、激しい口論となって、話題を呼んだ。27日付現地紙が報じている。 事の発端は、この日行われていた、セアラー州内の市会計検査局(TCM)廃止問題について審理している時だった。 メンデス判事は「以前は〃リオ ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領、2度目の告発も免れる=支持票数は前回を下回る=告発回避の賛成票は下院全体の半分にも届かず=意見を翻した議員の政党は?
ブラジル連邦議会下院で25日、テメル大統領に対する2度目の告発に対する審理継続を問う投票が行われた。8月の1回目同様、「告発反対」が規定数を上回ったため、今回も最高裁での審理開始は回避されたが、前回より支持数が落ち、下院全体の過半数も割り込むという厳しい結果となった。26日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》アエシオ・ネーヴェス上院議員が民主社会党(PSDB)党首辞任を否定=身の潔白の主張と党大会のため
アエシオ・ネーヴェス上院議員は25日、当面は、現在休職中の民主社会党(PSDB)党首の座を正式に降りるつもりはないとの意思を明らかにした。26日付現地紙が報じている。 アエシオ氏の意向は、同氏の上院執務室で、現在党首代行を務めているタッソ・ジェレイサッチ上議と行った会談で明らかにされた。 アエシオ氏は、食肉加工会社JBS社 ...
続きを読む »《ブラジル》下院が今日、2度目のテメル大統領告発を審議=反対票確保に巨額の議員割当金=連邦政府は阻止に自信も=投票結果判明は25日夜か
今日25日は、下院本会議でテメル大統領に対する2度目の告発受け入れに関する審議と投票が行われるが、連邦政府側は、様々な直前対策を講じ、23日までに240票ほどの阻止票を獲得したという。24日付現地紙が報じている。 告発回避のためには、下議全体の3分の1以上(172票)の反対票を獲得すればよいが、連邦政府は反対票確保のために、 ...
続きを読む »サンパウロ市長=「貧しい人は食べられるだけで幸せ」=食事の質軽視のドリア氏にダメージか
1月に就任以来、高い支持率を誇り、一躍、来年の大統領候補にも躍り出ている富豪のジョアン・ドリア・サンパウロ市長が、「ある食べ物」と、貧困者の食生活についての見解をめぐり、大きなダメージを受けかねない事態となっている。 ドリア市長が執着していた「ある食べ物」とは、賞味期限が切れる直前の食材を粒状に加工した、「ファリナータ」また ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領への告発回避の代償は?=社会保障改革は絶望的か=国民に人気の政策審議望む連立政党=コンゴーニャス空港民営化も断念
テメル大統領に対する2度目の告発は、25日に開催される下院本会議で最高裁での審理継続拒否となる可能性が高まっているが、それと引き換えに、連邦政府の政策で犠牲になった部分が出てきていると20日付現地紙が報じている。
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