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《ブラジル》下院でテメル告発投票始まる=長時間のマラソン形式=野党が延期求めて開始遅延=結果判明は3日未明か

2日の投票の風景(Antonio Augusto/Câmara dos Deputados)

 2日、午前9時から下院本会議で、連邦検察庁が提出した、テメル大統領に対する収賄容疑での告発を受け付けるか否かの審議が行われ、同日夜の投票へと続いた。2日付現地紙サイトが報じている。  審理はまずロドリゴ・マイア下院議長による開会の挨拶からはじまり、その後、この日の手順に対する質問が行われた。

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《ブラジル》テメル大統領告発問題=きょう下院で全体投票=気になる野党側の出欠状況=最低342人の出席必要=実施なら阻止が有力も

7月30日のテメル大統領(Alan Santos/PR)

 今日2日は、連邦検察庁が行った、収賄容疑でのテメル大統領告発を受け入れるか否かの審議と投票が下院本会議で行われる予定だ。この日の内に決着をつけたい政府側は、予定通り投票を行えるよう、下議たちに出席を呼びかけると共に、下議から抜擢した閣僚たちを下院に戻し、投票させる予定だ。1日付現地紙が報じている。  テメル大統領の告発が下院で ...

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サンパウロ州のアウキミン知事がDEM首脳らと会談=今後の国政について話し合う=中道政党の連帯を求め合う

アウキミン知事(Governosp)

 ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事(PSDB)が、24日に民主党(DEM)の首脳たちとの夕食会を開催し、テメル大統領の今後を想定した国政のあり方について話し合ったと、26日付現地紙が報じている。  夕食会はサンパウロ州庁舎で行われ、DEMからは党首のジョゼ・アグリピーノ上議はじめ、ロドリゴ・マイア下院議長、メンドンサ・フ ...

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《ブラジル》ヴァレーリオがデラソンに=ミナスのメンサロンの件か?

 2012年に結審したメンサロン事件で、金銭支払の中心人物として服役中のマルコス・ヴァレーリオ氏が、連邦警察との報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に応じることになったことが明らかになった。20日付現地紙が報じている。  ヴァレーリオ氏はミナス・ジェライス州の元企業家で、メンサロン事件で金銭支払の中心的な役割を担ったとして37年 ...

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《ブラジル》政界=テメルとマイアが下議の奪い合い=分裂危機のPSB不満分子巡り=告発逃れにPMDB増強か?=今や下院議長は脅威に

テメル大統領とマイア下院議長(Alan Santos/PR)

 党内分裂の危機にあるブラジル社会党(PSB)の下議を自身の所属政党に取り込もうとして、テメル大統領(民主運動党・PMDB)とロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)が争っていると、19日付現地紙が報じている。  PSBは5月17日に起きたJBSショックを機に、テメル政権の連立与党を抜けた。また、与党が推し進める労働法改正や社 ...

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《ブラジル》ジャノー検察庁長官=テメルへの告発急がず=「任期終了前に熟せば行う」=次回告発は新長官就任後か?=大統領は与党対策に奔走

ジャノー長官(José Cruz/EBC/FotosPúblicas)

 ロドリゴ・ジャノー検察庁長官は17日、米国でラヴァ・ジャット作戦にまつわる捜査と司法取引に関する講演を行い、テメル大統領に対する新たな告発について、「新たな容疑に関する捜査が熟し、明確な証拠が挙げられたら、それが任期終了前日であっても告発するが、十分な証拠がなければ捜査中断を求める」と語った。18日付現地紙が報じている。  ジ ...

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《ブラジル》「奴隷の呪い」と統合労働法

未来を感じさせる胎児と来年の大統領選を重ねあわせた支持者と、ルーラの左手(Foto: Ricardo Stuckert)

 1943年施行の統合労働法(CLT)は、少し日本の憲法に似ている。歴代大統領が試みてきたにも関わらず、74年間も実現しなかった難事だからだ。軍事政権すらやらなかった。  その間、憲法自体はなんと3回も作り直された。だが労働法は「触れてはいけない聖域」であり続けた。それを改正しただけでもテメル政権はある意味、歴史に名を残した。

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《ブラジル》テメル問題の憲政委員会=スヴェイテル氏の見解を却下=大半が大統領告発に否定的=下院全体投票は8月に延期=連邦政府の対策実る

13日の下院でテメル大統領の告発に反対する議員ら(Lula Marques/Agência PT)

 下院の憲政委員会(CCJ)は13日、テメル大統領に対する告発を受け付けるか否かの委員投票で、「告発を受け付ける」としたセルジオ・スヴェイテル報告官のパレセール(見解)を反対40対賛成25(棄権1・委員長)の多数決で却下した。また、告発受付の最終判断を行う下院全体の投票は8月に持越しとなった。14日付現地紙が報じている。  連邦 ...

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《ブラジル》連立与党がテメル告発を全力で阻止=CCJでは見解発表マラソン

11日のテメル大統領(Valter Campanato/Agência Brasil)

 下院憲政委員会(CCJ)でのテメル大統領への収賄容疑での告発受け入れ阻止のため、連立与党の主要4党が全力を挙げて対策を練っている。12日付フォーリャ紙が報じている。  テメル大統領は11日、自身への告発に関する下院での判断がどういう結果でも、「それに従う」との見解を述べた。

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《ブラジル》下院憲政委員会=「テメル大統領告発を受け入れる」=スヴェイテル報告官が見解=連邦政府側は予想済み=委員の入れ替えなどで対抗

スヴェイテル報告官(Lula Marques/AGPT)

 10日、下院憲政委員会(CCJ)で、収賄容疑でのテメル大統領告発に関する審議の報告官をつとめるセルジオ・スヴェイテル下議が、「告発を受け付ける」という内容の意見書を読み上げた。11日付現地紙が報じている。  スヴェイテル氏はテメル大統領と同じ民主運動党(PMDB)所属ではあるが、党内では独立派を貫き、かつ、司法界出身の経歴通り ...

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