2018年連邦予算基本法(LDO)最終報告書が10日に発表され、連邦政府の来年度予算は、今年と比較して390億レアル分しか支出拡大の余地がない事が分かったと、11日付現地紙が報じた。 同報告書の報告官であるマルクス・ペスターナ下議(民主社会党・PSDB)は、これでは必要最低限の義務的支出も賄えないとしている。連邦政府も、国立 ...
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東西南北
既に報じているように、スヴェイテル報告官がテメル大統領の告発受け入れの見解を示したことで、風雲急を告げて来た下院のCCJ。大統領側は委員を直前に入れ替えることで、スヴェイテル氏の見解をなし崩しにしようと躍起になっているが、CCJのロドリゴ・パシェコ委員長は、連立与党のこうした行為に既に不快感を示しているとも。選挙高等裁判所での ...
続きを読む »《ブラジル》マイア氏の大統領代行に期待高まる=テメルのCCJ準備の裏で=背後に財界や企業の存在=PSDB党首代行も支持
テメル大統領が連邦検察庁からの告発に対し、下院の憲政委員会(CCJ)での告発受理阻止に向けた準備を進める一方で、下院の中では、大統領が停職になった場合に最大6カ月間、代行を務めるロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)に期待する勢力が出てきていると、7日付現地紙が報じている。 昨年5月のテメル政権の成立以来、連邦政府に副大 ...
続きを読む »《ブラジル》上院倫理委員会=アエシオ上議の罷免請求拒否=ジョエズレイの件問われず
上院の倫理委員会は6日、アエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB)に対するJBS問題での罷免請求を、投票結果11対4で却下した。7日付現地紙が報じている。 Redeと社会主義自由党(PSOL)が求めたアエシオ氏の罷免は、委員長の裁量で、6月に1度お蔵入りしていた。今回はそれを不服としての再請求を委員会として表決した。
続きを読む »「レアル・プラン」の映画が惨敗=政府の歴史的政策も制作費の1割しか売れず
「レアル・プラン」というのは、ブラジルの歴史においてひとつの大きな分岐点となった経済政策で、その偉業は今日でも語り草になっている。だが、その誕生までの内幕を描いた映画「プラノ・レアル」は逆にブラジルの映画史上に残る大失敗になりつつある。 1994年2月、ブラジルに新通貨「レアル」が導入された。それにより、ブラジルでそれまで続 ...
続きを読む »《ブラジル》景気回復は2019年以降?
テメル大統領の心中は、ジェットコースター並みに激しく上下しているに違いない。先週月曜日にはジャノー連邦検察庁長官の起訴第1弾「収賄容疑」があり、地獄まで急降下した気分だっただろう。 だがその週のうちに最高裁判事の判断で、テメル側近のロウレス元下議が自宅軟禁に切り替えられ、彼が司法取引せざるをえない圧力は弱まった。さらにPSD ...
続きを読む »《ブラジル》汚職に最も手を染めた政党は?=64%が労働者党と答える
調査会社Ipsosが6月1~13日に全国72市、1200人を対象に行った調査によると、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で捜査の対象となった政党中、汚職に最も手を染めた政党は労働者党(PT)と見ている国民が64%いる事が分かった。 14年3月に始まったLJ作戦は、ペトロブラスを巡る汚職などを次々に告発。パラナ連邦地裁のセルジオ・モ ...
続きを読む »《ブラジル》アエシオ上議が46日ぶりに復職=テメル政権への支持も明言
収賄と捜査妨害の容疑で5月18日に上院議員の職責停止処分を受けたアエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党・PSDB)が4日、46日ぶりに公務に復帰した。5日付現地紙が報じている。 アエシオ氏は5月、JBS社社主のジョエズレイ・バチスタ氏に200万レアルの支払を頼んだ際の録音を公開され、それが収賄依頼と判断された。この件では、同氏と ...
続きを読む »《ブラジル》連立与党もテメル告発阻止表明せず=PSDBの票獲得は困難に=マイアのDEMも微妙とも=望みがあるのはセントロン?
連邦検察庁からのテメル大統領に対する収賄容疑での告発に関する、下院憲政委員会(CCJ)での審議が始まろうとしているが、現時点ではまだ、いずれの連立与党も大統領への告発阻止で固まっていないと、2、3日付現地紙が報じている。 大統領に対する一般的な犯罪での告発を最高裁が審理するためには、下議全体の3分の2(342人)以上の賛成が ...
続きを読む »最高裁、議会まきこむ大嵐=激突! 大統領X検察庁長官=判事によって判断異なる現実
カレンダーの上では冬になり、ここ数日はまた寒い日が続きそうです。でも、一般庶民は寒さも何のその、仕事を片付けるのは今のうちと一生懸命働いています。ブラジリアで政治や行政を取り仕切っているお偉方もこれは同様、活発に動いている様子が新聞やTVで報道されています。しかし、どうも各部門、グループの方向が一致してないようで、テーメル船長 ...
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