【既報関連】サンパウロ市のジョアン・ドリア市長(民主社会党・PSDB)が16日、党内選挙で選ばれたらとの条件付で、来年の大統領選に出馬する可能性を示したと、17日付現地各紙が報じた。 同市長はニューヨークのブルームバーグ本社を訪問中に、記者団から大統領選出馬の可能性を問われ、「民主主義を遵守すれば有り得ないことではない」と返 ...
続きを読む »PSD 関連記事
〃蜜月〃の終わりは近い?=サンパウロ市長とサンパウロ州知事の間にすきま風
政治経験もないのに、民主社会党(PSDB)のサンパウロ州のジェラウド・アウキミン知事の後ろ盾でサンパウロ市長選に出馬し、一次当選したジョアン・ドリア市長。同市長は「自分にとって18年のブラジル大統領選候補はアウキミン知事」と公言するなど、蜜月とも言われた両者の間に、すきま風が吹き始めたのでは? と11日付現地紙が報じた。 き ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(24)=新しい町だがもう厳しい競争
ガイドに「なぜ1985年から急に独立が進んだのか?」と尋ねると、「軍事政権中は、そんな動きはご法度に決まっている。誰も言い出せなかった。でも、85年に民政移管になり、急に活性化したんだ」という。 軍事政権という重石が外れたとたん、もともと独立機運が強く、しかも国道開通で「体力」を付け始めていた地域が、勢いで名乗りを上げたとい ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(23)=JKの「国家百年の計」
トカンチンス州都パウマスが凄いのは、まったくゼロから州都を作った点だ。1989年3月に承認された新州都建設法によって三つのファゼンダ(農場)を接収し、5月に定礎式、翌90年1月にはもう州都として機能し始めた。 一行が滞在中に訪れたセザル・マール公園には、その間、仮市役所として使用していたファゼンダの本宅があった。ただの農場だ ...
続きを読む »《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(22)=リベルダーデとの意外なつながり
州都パウマスは南緯10度、朝からじわじわと汗をかく暑さだ。 ガイドに案内されて最初に向かったのはプラッサ・ドス・ジラソイス(ひまわり広場)。57万1千平米という南米最大の面積を誇り、「世界でも2番目」と自慢する。 パウマスの町は、計画都市の大先輩ブラジリアをモデルにする。ヒマワリ広場は三権広場に相当し、州政庁を中心に両側に ...
続きを読む »《ブラジル》労組=メーデーも各地で大規模集会=労働法、年金改革に反対し=更なるゼネスト実施を示唆=テメル大統領は動画で理解呼びかける
労働者の日(メーデー)の5月1日、ブラジル各地で、労組が労働者の権利保護を求めるデモを行ったと2日付現地各紙が報じた。 1日のデモは4月28日に各地で行われたゼネスト同様、現在議会で審議中の労働法改正と年金制度を中心とした社会保障制度改革反対を主な主張に掲げた。
続きを読む »《ブラジル》上院が「フォロ・プリヴィレジアード」(FP)廃止の憲法改正法案(PEC)初回承認=ラヴァ・ジャット政治家の裁判にも影響=職権濫用法案も同時に進行
上院で26日、二つの投票が行われ、三権(司法・立法・行政)の要職者の裁判での特権などを保障した「フォロ・プリヴィレジアード」(以下FP)廃止と、検察官や裁判官なども含む公職者に対する「職権濫用禁止法」の二つを可決した。27日付現地紙が報じている。 FPとは、連邦議員や連邦裁判所、連邦政府の要職に就いている人たちが裁判に巻き込 ...
続きを読む »東西南北
本面でも報じているように、ルーラ元大統領にまつわる疑惑のひとつ、アチバイアの別荘問題に関して、オデブレヒト社側から疑惑を後押しする証言が相次いでいる。それにも関わらず、18年大統領選での同氏の人気は依然、高いままだ。イボッピが20日に発表した大統領選挙のアンケートによると、「ルーラ氏に票を確実に入れたい」という人がまだ30%も ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=オデブレヒト社絡みの捜査対象の約半数で贈収賄=選挙での裏献金のみならず=主な事業契約の疑惑の人物は?=PSDB党首のアエシオ・ネーヴェス上院議員は2件で問題に
最高裁の管轄で行われるラヴァ・ジャット作戦関係の捜査76件(対象は98人)の内、40件は、選挙時の裏献金と共に、政治家の側から賄賂を求めてきた贈収賄に絡むものであったと、14、17日付エスタード紙が報じている。 17日付エスタード紙によると、昨年12月に行われたオデブレヒト社関係者78人の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ) ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット=オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)映像も公開=前日の政治家名公表に続き=オデブレヒト社マルセロ元社長らはルーラ元大統領を語る=テメル大統領やアエシオ・ネーヴェス議員への言及も
最高裁での捜査の対象となるラヴァ・ジャットの疑惑の政治家ら98人の名前が明らかになり、ブラジルに激震が走った翌日の12日、今度はオデブレヒト社の幹部たちが報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を行う映像が公表されはじめ、様々な疑惑が公に語られた。13日付現地紙が報じている。 12日にテレビやネットで流れたデラソンの映像は、マル ...
続きを読む »