テメル大統領(民主運動・MDB)は、本来ジウマ政権の副大統領だったが、ジウマ前大統領が罷免されたため、大統領の座に就いた。そのため、現在、副大統領職は空席で、テメル大統領不在時に臨時大統領を務めるのはロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)、もしくはエウニシオ・オリヴェイラ上院議長(MDB)となる。 しかし、選挙の前の半年 ...
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政党再編するなら、どの党から?
大統領選まで、早いものであと2ヵ月あまり。サッカーW杯も終わり、伯字紙もこの話題が中心になっている▼今回の選挙は、ラヴァ・ジャット作戦以降の政界大混乱の収束が求められる選挙と位置づけられている。だが、それが故に、まだどう転ぶかわからず国民は迷っている最中だが、それは政界も同じ。どの候補を支持し、政党連立が行なわれるかに注目が集 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=ジョズエーがアウキミンの副候補断る=ルーラに背を向けられず=候補は引き続きセントロンから=メンドンサやレベロが有力か
【既報関連】昨日報じた、大統領選でジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)の副候補を有力視されていたジョズエー・ゴメス氏(共和党・PR)が、24日に正式に辞退した。それに代わる副候補は引き続きセントロンから指名される予定で、すでに複数の名前があがっている。25日付現地紙が報じている。 ルーラ政権時代の副大統領ジョゼ・ ...
続きを読む »《ブラジル》アウキミン氏が大型連立の調整開始=ジョズエー氏の副就任は延期=「PTへの侘び」が先に=政党代表で諮問委員会も
セントロン勢力の支持を取り付けたことで、大統領選でかなり有利になったジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)が、副候補の選出と、10党ほどの連立をまとめるための調整をはじめている。24日付現地紙が報じている。 アウキミン氏が最優先しているのは、副候補の調整だ。23日は共和党(PR)の指導者ヴァルデマール・コスタ氏の仲 ...
続きを読む »《ブラジル》3党が党大会で大統領候補発表=シロは左翼の連帯を呼びかけ=PSOLはMTST指導者=ボルソナロの副候補はあの人?
大統領選を視野に入れた各政党の党大会が20日からはじまり、23日現在で、シロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)、ギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)が正式に出馬を表明した。21~23日付現地紙が報じている。 党大会期間初日の20日に出馬表明を行ったのはシロ氏だ。シロ ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=セントロンが急転しアウキミン支持へ=本命のシロから乗り換え=経済政策を判断した末に=選挙放送で巨大ブロックに
19日、中道右派政党連合のセントロンが、大統領選でジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)と連立を組むことで合意し、噂されたシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)との連立の話は流れた。これで選挙キャンペーンでのアウキミン氏の政権放送時間は全政党への割り当て分の半分を超えるものになる。20日付現地紙が報じている。 セント ...
続きを読む »東西南北
今年の秋の異常乾燥で、カンタレイラ水系の水位の危機が再び叫ばれるようになってきた。20日午前9時現在の水位は41・2%まで下がっている。乾季はまだ続くので、30%台に落ちるのはほぼ間違いない。また、水位もさることながら、気になるのはここのところの雨量だ。同水系への降水は4月に22ミリ、5月に13ミリとただでさえ異例の少なさだっ ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選の放送時間争い大詰めに=現状で最長はアウキミンだが=セントロンの動きが決め手に
大統領選挙の放送キャンペーン開始を約1カ月後に控え、放送時間の決め手となる政党の持ち時間を確保したい候補たちによる、独自の候補者を出さない政党の取り込みが注目されはじめている。19日付現地紙が報じている。 現状、逮捕中のルーラ氏を除いた大統領選世調査の1位はジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)、2位はマリーナ・シウ ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選は前代未聞の異例の混沌状態=どの候補も副候補未定?=支持めぐり政党が内部分裂=その背後にルーラの存在
8月半ばの大統領選のキャンペーン開始まで約1カ月、選挙戦に出馬する候補公認のための党大会開催期日(7月20日~8月5日)も迫っているにもかかわらず、各候補者が現時点になってもいまだに副候補も連立政党も決まらない異例の状況が続いている。17日付現地紙が報じている。 現在逮捕中のルーラ元大統領(労働者党・PT)を除いた場合の世論 ...
続きを読む »サンパウロ市寒波=福祉収容施設からあぶれる路上生活者たち=「受け入れ枠は充分」とサンパウロ市
サンパウロ市中央部(セントロ)アニャンガバウー地区にある、収容人員数116人の路上生活者収容施設「一時受け入れセンター(CTA)」前の歩道に、うつろな目でたたずむ路上生活者。16歳の頃から路上生活をしているヴィトル・パシェコさん(22)は、「シェルター(避難所)に行っても空きがほとんどないんだ」と語る。今年一番の寒さがサンパウ ...
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