連邦上院は10日、インターネットで収集した個人情報の保護について定めた一般法、個人情報保護法(Proteção de dados、以下PD)を規定する、憲法補足法案53号/2018を承認したと、11日付現地各紙が報じた。 PDは公共機関、民間企業の別を問わず有効で、今後はテメル大統領の裁可待ちとなる。PDで保護される情報は、 ...
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《ブラジル》穏やかな選挙前哨戦=大統領候補が経済政策披露=企業家らを前に活発な討論=労働法関連発言に不満の声
およそ2千人の企業家の前で主要大統領候補が経済政策を披露する、全国工業連合(CNI)主催の会議が4日、ブラジリアで開かれ、ジャイール・ボルソナロ(自由社会党・PSL)、マリーナ・シウヴァ(持続ネット・Rede)、シロ・ゴメス(民主労働党・PDT)、ジェラウド・アウキミン(民主社会党・PSDB)、エンリケ・メイレレス(民主運動・ ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁のトフォリ判事、大物政治家ジルセウ被告の電子足輪装着義務を解除=連邦地裁のモロ判事の決定を覆す
ジアス・トフォリ最高裁(STF)判事は2日、連邦地裁のセルジオ・モロ判事が出していた、ジョゼ・ジルセウ元官房長官への電子足輪装着義務を取り消したと、3日付現地各紙が報じている。 ジルセウ氏は労働者党(PT)のルーラ政権時代に官房長官を務め、汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦の第2審で、収賄と資金洗浄、犯罪組織形成容疑により ...
続きを読む »《ブラジル》司法取引の限界と断罪=ラヴァ・ジャットや周辺捜査の行方は=グレイシ免罪で被告ら安堵=オ社供述で割れるサンパウロ州検察
14年に始まった連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ)で起訴されたグレイシ・ホフマン上議(労働者党・PT)夫妻が、6月の最高裁第2小法廷での審理で免罪された事が、LJの他の裁判にも影響しそうだ。同件で、司法取引の限界が明らかになったためで、個人や企業の報奨付供述を承認するか否かの段階でも見解が分かれていると2日付現地紙が報じた ...
続きを読む »《ブラジル》Ibope支持率調査でボルソナロとマリーナが拮抗=ルーラが出れば圧倒的も=異常に多い白紙や無回答=気になる出馬可否の裁判
ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)の大統領選支持率調査の結果が出、ジャイル・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)とマリーナ・シウヴァ氏(Rede)が事実上同率となったが、選挙まで100日の時点で白票や無回答が41%に上る異常事態である事も判明したと29日付現地紙が報じた。 Ibope調査は全国工業連盟(CNI)と共同で行 ...
続きを読む »《ブラジル》J&Fの司法取引取り消しか?=社主や元検察官の起訴受け=判断は最高裁の大法廷で
検察庁からのJ&F社の報奨付供述(司法取引)取り消し要請の審理を、エジソン・ファキン最高裁判事が27日に最高裁大法廷に回す事にしたと27、28日付現地紙やサイトが報じた。 当時現職だった検察官が同社役員らの報奨付供述を違法に手伝い、報酬も受け取ったとされる案件だ。違法なやり方でされた報奨付供述であり、その司法取引自体を取り消 ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁が立て続けの容疑者寄り判決=ファキン対他判事の対立深刻=第2小法廷審理に偏り?!
【既報関連】最高裁第2小法廷が26日に周囲を驚かせる判決を連発し、関係者の間から「最高裁は戦争状態」との声が出始めていると27日付現地紙が報じた。 26日の判決は、労働者党(PT)の大物政治家のジョゼ・ジルセウ氏と進歩党(PP)元会計のジョアン・クラウジオ・グヌ氏の保釈、サンパウロ州の給食疑惑でのフェルナンド・カペス同州議会 ...
続きを読む »《ブラジル》10月統一選は知事選、上下両院選にも注目=女性の知事候補は全体の15%のみ=再選狙いの上議は6割以上も=問われる有権者の眼力
10月7日に行われる統一選。この日は大統領だけでなく、州知事、上下両院の連邦議員、州議会議員の選挙も行われる。州知事に女性候補が少ない事、再選狙いの上議の多さなど、大統領選以外でも注目される動きについて、16~18日付現地各紙が報じた。 テメル大統領の民主運動(MDB)、ジェラウド・アウキミン氏の民主社会党(PSDB)、ジャ ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=民主党と進歩党は誰と組む?=選挙戦を左右する連立相手=PSDBはDEMと復縁熱望
10月の大統領選やサンパウロ州知事選をめぐり、民主党(DEM)と進歩党(PP)がどの党と連立を組むのかが、選挙の行方を占うカギとして注目されはじめている。14日付現地紙が報じている。 DEMとPPは、選挙キャンペーン中の放送時間の決め手となる下院議員の数が、それぞれ44人(5位)と49人(3位タイ)と多いため、選挙の連立相手 ...
続きを読む »《ブラジル》PSDBがアウキミン候補に不安?=なかなか伸びない支持率=マリーナやドリア勧める声も
世論調査でなかなか好結果が出ないことから、民主社会党(PSDB)の中にジェラウド・アウキミン氏が大統領候補であることに焦りを感じている人が少なくないと、12日付フォーリャ紙が報じている。 昨日付の本紙でも報じたように、ダッタフォーリャの支持率調査でのアウキミン氏は、逮捕中のルーラ氏(労働者党・PT)を除いた場合でも、ジャイー ...
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