勢いのある候補は「景品」からして違う。PSDBから緑の党に移籍し、サンパウロ市議復帰を狙う野村アウレーリオ候補は杉の苗。先週末あった蘭の展示会場(文協)で配布していた。 出来合いの花を買いにいって、成長楽しみな杉を入手。なんだか得した気分だった。ほかでは、再選に意欲を燃やすウィリアム・ウー候補のミニ裁縫セットも意外性に富ん ...
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バイオ法の上院表決延期=今収穫期にGM大豆間に合わず?
9月18日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】上院本会議で十六日に予定されていったバイオ保全法案の表決が十月五日まで延期された。 延期により、二〇〇四/〇五年度収穫までに遺伝子組み換え(GM)大豆の栽培を解禁するという政府の思惑は実現が困難となった。上院で可決後も同法案は下院での一部修正、表決が必要だが、下院では十 ...
続きを読む »不正送金170億$の全容判明=米検察庁から資料入手=政財界の大物の名ずらり=円滑な国会運営に支障必至
9月17日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】タッソ・ジェレサッチ上議(PSDB)は十五日、検察庁と旧パラナ銀CPI(議員調査委員会)が米検察庁から入手したデータファイルが、円滑な議会運営の支障となっていることを明らかにした。米MTB銀行を通じた五十三万四千回に及ぶ取引で百七十億ドルの資金が動いたことが一枚のCD―R ...
続きを読む »東西南北
9月17日(金) 連邦警察は十五日、グアルーリョスのクンビッカ空港で密輸品五・五トン、金額にして五百八十万レアルを押収した。密輸品は、ノートブックパソコンや薬品、パラグライダー、化粧品、医療器具、整形外科用のシリコンなどで、ショッピング・センターや専門店の注文に幽霊商社が応じたもの。連警の話によれば、密輸品は米国マイアミから発 ...
続きを読む »東部地区が天王山に=サンパウロ市長選=PTの地盤で激戦展開へ
9月14日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】市長・市議選を二十日後に控えて各候補の陣営は、激戦が予想される地区を洗い出し、そこでの勝利策を立てている。サンパウロ市では約二百七十万人と、全市の三分の一の選挙人口を抱える東部各地区で激戦が展開される見込みだ。 有権者の候補者支持率調査で優位に立つセーラ候補(PSDB) ...
続きを読む »PPPs可決へ政府譲歩=年内に両院通過へ=財政責任法、入札法を順守=経済回復後押しに不可欠
9月11日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】マンテガ予算管理相は九日、官民合同プロジェクト(PPPs)の上院での表決につき、わだかまりとなっていた案件を野党案に譲歩すると表明した。譲歩により、建設のみのPPPs適用が廃止。各工事で政府と州、市が参加するPPPsは年間歳入の一%以下に。PPPs実施の際は、財政責任法を順 ...
続きを読む »親日家の一面みせる=マルフ候補が文協訪問
9月7日(火) サンパウロ市長選に出馬しているパウロ・マルフ候補(PP)が五日午前、文協を表敬訪問。上原幸啓会長、吉岡黎明副会長らが出迎えると、肩を叩き握手を交わした。八月にはジョゼ・セーラ候補(PSDB)も文協を訪問している。 マルフ候補は選挙スタッフと共に移民史料館を見学。待ち受けた報道陣に対し、「日本人が来てくれたお ...
続きを読む »セーラ候補がトップ=サンパウロ市長選調査=マルタ候補は上昇気運
9月2日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】調査会社IBOPEは三十一日、来月に予定されているサンパウロ市長選挙の世論調査(第三回目)の結果を発表した。それによると、各候補の支持率は、セーラ候補(PSDB)三四%、現職のマルタ候補(PT)三〇%、マルフ候補(PP)一四%、エルンジナ候補(PSB)五%となった。白票が六% ...
続きを読む »第2回TV討論行われる=サンパウロ市長選=マルタ市政に集中砲火=前回と大差なく、視聴率低調
9月1日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】地方統一選挙もあと一カ月余りとなり、選挙戦は最終コーナーを回ってゴール直前の直線コースに入った。サンパウロ市長選挙は現市長のマルタ候補(PT)が世論調査でトップに躍り出たことで勢いをつけている。これにセーラ候補(PSDB)、マルフ候補(PP)が追随しているが、マルフ候補が ...
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8月31日(火) 麻薬組織、首都第一コマンド(PCC)のメンバー五十五人が大量検挙された糸口となったのは、PCC幹部の通称ジャジャーが刑務所内から携帯電話で麻薬取引の指令を出していたのが発覚したため。二十四日にサンパウロ市内女子刑務所で暴動が発生し女囚一人が死亡したが、暴動の発端はPCCの女囚らが敵対するグループの妻二人を殺害 ...
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