7月1日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙】八年間にわたって背負っていた重責から解放されてまもなく、フェルナンド・エンリッケ・カルドーゾ前大統領(七一)は社会学者として活動を再開した。九三年に主張したとされ、本人は否定を続けている、「私が書いたことが忘れられている」という言葉とは逆に、前大統領は自身の著書にかぶったほこりを ...
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バス停、車線減るレボウサス通り=渋滞解決とサンパウロ市説明=「社民党が反対」と市長非難
6月17日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】マルタ・スプリシーサンパウロ市長(PT=労働者党)は十三日、西部レボウサス通りの活性化計画を発表するため記者会見に応じた。同計画によるバス停などの変更でバスの運行時間は短縮するものの、バス停数や車線数が減るため市民団体から批判されている。同市長は特に厳しい批判の声を上げて ...
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5月31日(土) 二十九日、大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポ市で演説したルーラ大統領は、記念品として「ジョアン・フェラドール(鉄工)」の木像をプレゼントされた。漫画家ラエルテが一九八〇年代、ABC地帯金属工労組のマスコットとして描いたキャラクターで、スローガンは「きょうは機嫌が悪い」。だが木像には「きょうは調子がいい ...
続きを読む »PSDB再編へ=次期大統領選にらむ
5月28日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】カルドーゾ前大統領は次期大統領選に照準を合わせ十四日、タッソ・ジェレサッチ上議とセーラ元上議の二派に分裂しているPSDBの再編に取り組むと発表した。 前大統領はジェレサッチ上議を十二月から党首に据え、セーラ元上議を党評議委員会の会長に据え、党の骨組みづくりに当たらせる考 ...
続きを読む »PTは「単一思考」=トゥカーノの物まね
5月23日(金) 【グローボ紙】同紙にフェルナンド・ルイス・エンリッケ・ダ・シルバ大統領?のモンタージュ写真が載った。 ルーラ政権(PT)の政策は、カルドーゾ前政権(PSDB、トゥカーノ党)の延長と言われる。例えば、ベルゾイーニ社会保障相が国会に上程した年金改革案のうち三項目は、前政権のセッシン社会保障相が報告した『年金白書 ...
続きを読む »PTさらに連立模索=PSDB、PFLも懐柔へ
5月20日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】PMDB、PPと連立することでで合意したPTは十七日、役職の割り当てで会合を持った。定年退職者からの負担金徴収を盛り込んだ年金改革案の可決にかけるPTは、議会工作を周到にするため、さらにPFLとPSDBにも懐柔作戦を取り始めた。 「カルドーゾ前大統領は理想的な政治改革を ...
続きを読む »中銀独立に道開かれる=金融修正法を可決=改革第一弾難なくクリア=信用組合の設立も
5月17日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】連邦下院は十五日、連邦令百九十二条金融法修正案(PEC53)を二次採決に付し、賛成三百六十八票、反対十三票で可決した。同金融法修正案は多数の条項からなり、これをもって国内の金融システムを改革することが正式に許されることとなった。また金融行政に関して中央銀行の独立性を強める ...
続きを読む »議員権はく奪免れる=ACM 多数派工作に成功
5月8日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】上院本会議で六日、議会の名誉を毀損したとされるアントニオ・カルロス・マガリャンエス(ACM)上院議員の議員権はく奪審議の開始を求める上訴が賛成四十九、反対二十五で否決された。 投票はPFL(自由前線党)の要請で無記名となった。PFLは同議員の電話盗聴疑惑の捜査を妨げるために ...
続きを読む »改革案可決に向け根回し=PSDB PFL 抱き込みへ=連立与党総出で工作=下院は308票必要
5月6日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】政府与党は四日、年金と税制改革案の国会表決に向けて総出で支援協力の取り付け工作を開始した。全州知事や法務関係者、市民団体代表者、労組代表者、企業代表者などの説得計画が立てられた。連立与党の二百五十二票に野党の五十六票を加え合計で三百八票以上を、可決のために得票しなければならな ...
続きを読む »上院=最高刑の10年延長可決=重大殺人犯に最高40年=最高裁長官は改正に反対
4月18日(金) 【フォーリャ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】連邦上院議会は十六日、ブラジル刑法典で規定された懲役・禁固刑を最高三十年から四十年に延長する改正案を可決した。同案は司法官、検事、陪審員、警察官殺害の深刻さを浮き彫りにしている。 刑法典第七十五条から第百二十一条を改正する同案によって、重大殺人犯に対する刑 ...
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