「ジウマ/テメルのシャッパ」(以後、D/T組)選挙違反裁判の開始が4日、無期限延長となった。これを巡って「テメル大統領の失格判断の可能性が遠のいた」との見方が強まっている。「急いで裁判が進めばテメルにとって不利」、もしくは「裁判が遅れればテメルは任期を全うしやすくなる」という解釈だ▼3日までのマスコミの論調は、「今週中に判決ま ...
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ブラジル選挙高裁=ジウマ/テメル裁判延期の影響は?=大統領陣営はひと安心=延びる分だけ任期満了に有利=PSDBも裁判に消極的に
4日から行われる予定だった選挙高等裁判所での14年大統領選時のジウマ/テメルのシャッパの違反疑惑に関する裁判が大幅に延期されたことで、テメル大統領や原告側の民主社会党(PSDB)がどういう見解を抱いているかについて、5日付エスタード紙が報じている。 選挙裁での裁判が延びたことについて、テメル大統領の弁護士グスターヴォ・ゲデス ...
続きを読む »《ブラジル》民主社会党のアエシオ氏が米国口座で賄賂受け取り?=ヴェージャ誌がスクープ=深刻化するデラソン漏洩問題=大統領候補選びも混沌化
1日発売の「ヴェージャ誌」上で、オデブレヒト・グループ元幹部がラヴァ・ジャット作戦(LJ)での報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)で、民主社会党(PSDB)党首で同党の14年大統領候補だったアエシオ・ネーヴェス氏に賄賂を払ったと語ったことが暴露され、波紋を投げかけている。また、相次ぐオデブレヒト社のデラソンの漏洩も問題視されて ...
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ラヴァ・ジャット作戦で疑惑の政治家として名前をあげられて以来、14年大統領選時の勢いを落としている観が否めないアエシオ・ネーヴェス氏だが、それは世論調査にも現れている。先日も少し触れたパラナー・ペスキーザという調査団体が行った18年大統領選のアンケートでは、PSDB候補がアエシオ氏の場合、サンパウロ州地区だとルーラ氏やボルソナ ...
続きを読む »《ブラジル》18年統一選=民主社会党内でドリアの大統領候補案浮上=アエシオのダメージ次第で
民主社会党(PSDB)の内部で、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)でアエシオ・ネーヴェス党首のイメージが大きく損なわれた場合の同党の大統領候補に、ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長を推す可能性を認める声がアエシオ氏の側近たちからも高まりはじめていると、30日付フォーリャ紙が報じている。 同党の18年大統領選候補争いは、14年に出馬 ...
続きを読む »「自分の心の病の心配でもしろ」=サンパウロ市長が大統領候補と批判の応酬
サンパウロ市のジョアン・ドリア市長が、自身を批判した18年大統領候補のひとり、シロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)と批判合戦を展開している。 両者の批判合戦は、セアラー州元知事で大統領選にも2度出馬しているシロ・ゴメス氏が18日に、1月にサンパウロ市長に就任して以来、高い人気を集め、「大統領候補に」との声も集まり始めたドリア ...
続きを読む »ブラジル民主社会党=「テメル氏に責任なし」=14年大統領選違反裁判で=ジウマだけに追求絞る=報告官は切り離し反対も
選挙高等裁判所に2014年の大統領選挙でジウマ/テメルのシャッパに不正があったと訴えていたブラジル民主社会党(PSDB)が、選挙高裁へ提出した書類の中で、「テメル氏には過失がなかった」として、罪をジウマ氏だけに限定して追及する姿勢であることがわかった。28日付現地紙が報じている。 この裁判は、14年の大統領選でジウマ氏に敗れ ...
続きを読む »《サンパウロ》ドリア市長がアニェンビ売却構想明らかに=市観光振興公社とセットで=昨年利益1800万レアル(6億5千万円相当)の優良物件
ジョアン・ドリア、サンパウロ市長(民主社会党・PSDB)は、サンパウロ市営の観光、イベント公社SPTurisと、見本市や展示会用のスペースと会議場、サンバ会場を含むアニェンビ複合施設を民間に売却する意向だと24日付現地紙が報じた。 サンパウロ市はSPTurisの株式の97%を保有している。そしてSPTurisは、アニェンビ複 ...
続きを読む »ブラジル連邦検察庁長官が最高裁判事に厳しく反論=「検察漏えい説は嘘」と=政治家からの疑念は強く=上院は職権濫用法へ前進か
ブラジル連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官は22日、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の情報漏えいを批判したジウマール・メンデス氏を批判する発言を行った。一方、連邦議会では、検察庁などへの締め付けが厳しくなりそうな動きが再燃している。23日付現地紙が報じている。 事の発端は、19日付フォーリャ紙が掲載した「LJではまだ秘守事項のは ...
続きを読む »《ブラジル》カルネ・フラッカ作戦後、カチア元農相が重要発言=「責任者解雇を妨害された」=セラーリオに新たな疑惑=法相就任後わずか10日後に
ジウマ政権で農相を務めたカチア・アブレウ上議(民主運動党・PMDB)が21日に上院で、ブラジル連邦警察の「カルネ・フラッカ作戦」で17日に逮捕された元農務省地方監督官を農相時代に解雇しようとした際、先日、法相に就任したばかりのオズマール・セラーリオ氏(PMDB)から妨害されたと暴露した。22日付G1サイトが報じている。 カチ ...
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