13日、テメル大統領は閣僚の不祥事の際の人事について、「事件の被告になるまでは解任はさせない」との見解を示し、問題となっていたモレイラ・フランコ大統領事務局長官を現時点で解任する意思はないことを明らかにした。14日付現地紙が報じている。 この問題は、テメル大統領が今月2日に、一度廃止された大統領事務局長長官職を復活させて正式 ...
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ドリア・サンパウロ市市長=市政1カ月目はかなり好評=「悪い」はわずか13%=積極的な政策展開が信頼に=パフォーマンスでも人気
ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長(民主社会党・PSDB)就任1カ月で行われた、同氏の市政に対する世論調査の結果が、11日にダッタフォーリャから発表された。それによると、市民の44%が「よい」と評価し、「悪い」はわずか13%と、かなりの好評振りを印象付けた。12日付フォーリャ紙が報じている。 今回の調査は8~9日にサンパウロ ...
続きを読む »《ブラジル》混迷深めるリオ州政府=一部の軍警がスト突入=民営化反対のデモ激化=異例、州議会内に催涙ガス
【既報関連】リオ市では2月より、給与遅配への抗議、州水道下水公社(Cedae)の民営化をはじめとする州政府の進める支出削減政策集に反対などの理由で、職員たちのデモが断続的に起きている。9日には再び、市中心部の州議会前広場で抗議行動が発生して軍警との衝突も起こったと10日付現地各紙が報じた。 リオ州選挙地裁(TRE)が8日にペ ...
続きを読む »《ブラジル》上院憲政委員会=ラヴァ・ジャット疑惑の上議が顔連ねる=ロボン委員長はじめ10人も=最高裁判事らの諮問は大丈夫か?
ブラジル上院の憲政委員会(CCJ)の委員が9日にほぼ出揃い、エジソン・ロボン委員長(民主運動党・PMDB)ら、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で捜査対象になっている上議10人が名前を連ねていることがわかった。10日付エスタード紙が報じている。 CCJの主な役割は上院で審議する法案の合憲性の審査だが、最高裁判事や検察庁長官に指名さ ...
続きを読む »《ブラジル》アエシオ氏搭乗機が緊急着陸=離陸時にタイヤが外れる事故で
2014年の大統領選で次点だったアエシオ・ネーヴェス上院議員(民主社会党・PSDB)を乗せた飛行機が9日夜、サンパウロ州グアルーリョス市のクンビッカ空港に緊急の胴体着陸を行い、同空港が混乱する事態が発生した。10日付G1サイトなどが報じている。 アエシオ氏はこの日、「ビーチクラフト・ホーカー800機」を利用して、サンパウロ市 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル政権を来年まで続かせる詰めの一手
テメル政権は来年まで続きそうだ――年始は1年の政治の骨組みを作る時期であり、ムリヤリ一言でまとめるとそんな印象だ。その詰めの一手といえるのが、モラエス法相を最高裁に送り込む人事だ。これは将棋でいう「詰め」の感じがする▼最高裁は「閣僚特権」がある政治家の捜査を許可できる唯一の機関であり、有力政治家には最も怖い存在だ。だがカルメン ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁判事にモラエス法相か=テメル大統領が驚きの指名=各界からの反対の声も強く=政界との結びつき懸念も
テメル大統領は6日、故テオリ・ザヴァスキ判事に代わる最高裁判事として、アレッシャンドレ・デ・モラエス現法相(49、民主社会党・PSDB)を推薦した。これを巡り、賛否両論が巻き起こっている。7日付現地紙が報じている。 テメル大統領がモラエス氏指名との話は6日午前、エスタード紙サイトが最初に報じた。テメル氏は午前中にカルメン・ル ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領が3人の閣僚新人事発表=汚職疑惑のモレイラ氏昇格=PMDBの三本の矢の1人=PSDBの影響力が強まる
テメル大統領は2日、閣僚ポスト二つの復活と3人の閣僚新人事を発表した。新閣僚の1人は、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の疑惑の人物であるモレイラ・フランコ氏(民主運動党・PMDB)だ。また、民主社会党(PSDB)からは2閣僚が選ばれており、テメル政権内での同党の影響力が強まりそうだ。3日付フォーリャ紙などが報じている。 2日発表 ...
続きを読む »テメル親派が両院固める=下院議長はマイア氏続投=上院やはりエウニシオ議長
1日に行われた上院議長選は、予想通り、レナン・カリェイロス議長(民主運動党・PMDB)の後継者でもあるエウニシオ・オリヴェイラ氏(PMDB)が議長に選出された。下院議長選は2日に行われ、ロドリゴ・マイア議長が他の候補5人を抑えて再選された。2日付G1サイトなどが報じている。 上院議長選は、エウニシオ氏が社会民主党(PSD)の ...
続きを読む »ブラジル外務省=「メキシコの壁」に強い懸念=現政権や民主社会党の位置示す=労働者党への嫌悪感で右傾の兆しある中
アメリカのドナルド・トランプ大統領が「メキシコとの間に壁を造る」と明言したことを受け、ブラジル外務省は26日、強い懸念を示す声明を発表した。これは、今後の両国の関係やブラジルの今後の政局運営、国のあり方を考える上で重要な見解だ。 メキシコからの不法移民対策として国境に壁を造ることはトランプ大統領の公約のひとつで、これをブラジ ...
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