サンパウロ市で20日、8・16ジウマ大統領罷免要求デモに対抗する目的で、社会運動家や労組主体のデモが行われ、およそ4万人(サンパウロ州保安局調べ)が参加したと21日付エスタード紙が報じた。 同様のデモは全伯26州(エスタード紙より、フォーリャ紙は24州)と連邦直轄区で起きた。このデモはPTも支援しており、同党は、8・16で民主 ...
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A・チエテに非常事態宣言=流域市長は困惑を隠せず
水危機が叫ばれて以来1年半以上過ぎた18日、ジェラルド・アルキミン(民主社会党・PSDB)サンパウロ州知事が、大サンパウロ市圏の給水状況が危機的状況であることを公式に認めた条例を初めて発表したと19日付伯字紙、サイトが報じた。 同条例はサンパウロ州水資源・エネルギー局(DAEE)が出したもので、人口2千万人以上を数える大サンパ ...
続きを読む »FHC=ジウマに辞任のすすめ=国民の大半が罷免望む中=ルーラに対しても痛烈に=今後のPSDBの動向は?
16日に起きた全国規模でのマニフェスタソン(抗議行動)を受け、ジウマ大統領(労働者党・PT)の辞任、もしくは罷免を求める声はさらに強まっている。この声に呼応するように野党最大党・民主社会党(PSDB)のカルドーゾ元大統領はジウマ大統領に対し、辞任を勧めるようなコメントを文面で発表した。18日付伯字紙が報じている。 ダッタフォー ...
続きを読む »マニフェスタソン=PTへの逆風さらに強まる=LJの影響明確に=ルーラにも非難の矛先=モロ判事の英雄化も進む
16日、今年に入って3度目となるジウマ政権に対する抗議行動(マニフェスタソン)が全国26州と連邦直轄区で同時開催された。軍警発表の参加者数は全国合わせて79万人で、3月15日のマニフェスタソンを下回ったが、参加者の意識が「大統領罷免」へと具体的に方向性の固まったものになった。17日付伯字紙が報じている。 マニフェスタソンの規模 ...
続きを読む »最高裁と選挙裁=ジウマ罷免回避を後押し=粉飾会計の下院投票できず=PSDBからの要求も却下=TCUでの説明猶予に続き
13日、連邦最高裁と高等選挙裁判所がそれぞれ、ジウマ大統領(労働者党・PT)に対するエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)や、民主運動党(PSDB)が進める罷免の動きを弱めるような判断を下した。14日付伯字紙が報じた。 昨日付で報じた、連邦会計検査院(TUC)がジウマ大統領に15日間の猶予を与え、連邦政府の14 ...
続きを読む »サンパウロ市大都市圏=今年最悪の虐殺事件発生=オザスコ市等で19人死亡=犯人捕まらず動機も調査中
13日夜、サンパウロ市の西に位置するオザスコ市とバルエリ市で連続無差別殺人があり、少なくとも19人が死亡したと14日付伯字サイトが報じた。 アレシャンドレ・デ・モラエスサンパウロ州保安局長は14日午前中の記者会見で、今回の事件を「サンパウロ州で今年最悪の虐殺事件」と呼び、死者の数はオザスコ市で15人、バルエリ市で3人、イタペヴ ...
続きを読む »エドゥアルド・カンポス=衝撃の墜落死から1年経過=「ブラジルの未来」とも目された大統領候補
昨年の8月13日、大統領選挙のキャンペーン期間中に飛行機の落下事故が起き、エドゥアルド・カンポス氏(享年49)が衝撃の死を遂げてから1年が経った。 亡くなる直前のカンポス氏は、「ブラジルの将来を担う有力政治家」としてメディアや政界から注目を浴びていた。労働者党(PT)と民主社会党(PSDB)の二大政党時代が20年続くブラジル政 ...
続きを読む »クーニャ=上院議長の行為に不快感=下院が屈しない姿勢示す=レナン効果は早速現れ=姿勢を転換する下議も
10日にレナン・カリェイロス上院議長(民主運動党・PMDB)らが連邦政府に、経済状況改善のための27の提案を出したことに対し、エドゥアルド・クーニャ下院議長が不快感を示し、「下院に対する脅迫行為だ」と批判した。だが、下院の中でも、レナン議長の行為は影響を及ぼし始めている。12日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領はレナン議長の ...
続きを読む »テメル副大統領=盛り上がる熱烈支持の動き=PMDBの要人中心に=ジウマ罷免後を見据え=波乱要素はLJ捜査か
ジウマ大統領(労働者党・PT)への不支持率の高まりなどを受け、副大統領のミシェル・テメル氏を政界のリーダーにしようと、同氏が所属する民主運動党(PMDB)の主要人物たちが働きかけていると、9日付伯字紙が報じている。 現在、ジウマ大統領の罷免を求める動きが民主社会党(PSDB)をはじめとした野党側から目立ちはじめているが、万一罷 ...
続きを読む »ジウマ=求心力落ちる連邦政府=副大統領が野党と接近?=連立与党から2党が離脱=上院議長に期待かかるが
ジウマ大統領の支持率が歴代大統領でワースト記録を更新したことを受け7日、ジウマ大統領は求心力の薄れつつある中で、民主運動党(PMDB)を中心とした連立与党の引きとめに必死になっていると7日付伯字紙が報じている。特にPMDBとPSDBとの接近が顕著であり、今後の動きから目が離せないようだ。 ダッタフォーリャでの「支持率8%、不支 ...
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