ニッケイ新聞 2013年10月9日 【既報関連】5日に電撃発表された、マリーナ・シウヴァ氏のブラジル民主党(PSB)加入は、ジウマ大統領をはじめとしたPT(労働者党)と、その最大の政敵である民主社会党(PSDB)にも大きな波紋を投げかけている。7〜8日付伯字紙が報じている。 14年大統領選挙に関する世論調査で常に第2位につけ ...
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マリーナ=衝撃のPSBへの電撃加入=新党不承認で「プランC」=カンポス氏の副大統領か?=ブラジル政界への「第3の勢力」
ニッケイ新聞 2013年10月8日 14年の統一選挙前の党移籍手続き締め切りとなる5日、有力候補と見られながら自身の新党設立が承認されなかったマリーナ・シウヴァ氏が、同じく出馬有力候補のエドゥアルド・カンポス氏が党首をつとめるブラジル社会党(PSB)への電撃加入を発表し、政界に衝撃を与えた。6日付伯字紙が報じている。 それは ...
続きを読む »マリーナ=TSEが新党承認を拒否=署名者数が基準に満たず=どうなる14年大統領選?=他党に移籍か出馬断念か
ニッケイ新聞 2013年10月5日 3日、高等選挙裁判所(TSE)でマリーナ・シウヴァ氏を党首とする持続ネットワーク(RS)の設立承認をめぐる判事投票が行なわれ、6—1の大差で否決との決定が下された。これで、他党に加わらない限りマリーナ氏の14年大統領選挙出馬の可能性はなくなった。4日付伯字紙が報じている。 3日付本紙でも報 ...
続きを読む »マリーナ=新党成立が直前で窮地に=選挙検察が拒否を推薦=他党からの出馬は否定=セーラはPSDB残留決定
ニッケイ新聞 2013年10月3日 14年大統領選出馬のための新党承認最終期限を4日後に控えた1日、選挙検察は高等選挙裁判所(TSE)に対し、マリーナ・シウヴァ氏の新党・持続ネットワーク(RS)を承認しないように薦める意見書を提出した。また、大統領選出馬をめぐって去就を注目されていた民主社会党(PSDB)のジョゼ・セーラ氏は同 ...
続きを読む »14年大統領選=立候補前手続き今週まで=マリーナの新党間に合うか=セーラの移籍問題も注目
ニッケイ新聞 2013年10月1日 来年の大統領選挙に立候補するための新党設立や党移籍の期限が5日に迫り、マリーナ・シウヴァ氏(持続ネットワーク・RS)とジョゼ・セーラ氏(民主社会党・PSDB)がどういう動きを取るかに注目が集まっている。9月29日付フォーリャ紙が報じている。 マリーナ、セーラの両氏は、2010年の大統領選で ...
続きを読む »ブラジル政治の基礎歴史=(3)=20年来の雪辱果たすも=タンクレード無念の急逝
ニッケイ新聞 2013年9月4日 1985年1月の選挙で当選し、軍事政権に終止符を打ったタンクレード・ネーヴェス氏は、当時すでに74歳の高齢だった。 彼は軍事クーデターが起きる1964年以前から大臣職を歴任していた重鎮だった。1950年代にはジェトゥリオ・ヴァルガス政権の内務相をつとめ、軍政前最後の民主政権であるジョアン・グ ...
続きを読む »ブラジル政治の基礎歴史=(4)=インフレ悪化のサルネイ政権=裏切られた民政復帰への期待
ニッケイ新聞 2013年9月5日 1985年4月21日のタンクレード・ネーヴェス氏の逝去を持って、ブラジル第31代大統領の座は副大統領だったジョゼ・サルネイ氏に渡った。 これは憲法の定める通りで、司法判断も「問題なし」との判断を出した継承だった。だが、与党となる民主運動党(PMDB)の意見は割れた。もうこの時点では、PMDB ...
続きを読む »ブラジル政治の基礎歴史=(5)=若い力に託した89年大統領選=コーロルがルーラ振り切る
ニッケイ新聞 2013年9月6日 1989年12月、国民の長年の願望であった大統領の直接選挙が復活した。民主政復活最初の政権だったサルネイ政権がハイパー・インフレを記録したこともあり、国民の新大統領にかける期待は高かった。 この民主政移管後初の大統領選では、ブラジルの政治史に名を残す政治家たちが次々と名を連ねた。1964年の ...
続きを読む »ブラジル政治の基礎歴史=(7)=FHCで経済が安定=PSDB躍進の時代
ニッケイ新聞 2013年9月10日 コーロル大統領罷免の後、93年から同職を受け継いだのは副大統領のイタマル・フランコ氏だった。就任前は国民にほとんど知られていなかった同氏は、コーロル失脚のショック後ゆえにあまり期待されていなかったが、同政権はハイパー・インフレに苦しんでいたブラジルの経済を軌道に乗せ、任期の終わる94年後半に ...
続きを読む »ブラジル政治の基礎歴史=(8)=13年待ちルーラ政権誕生=その影でメンサロン事件発覚
ニッケイ新聞 2013年9月12日 フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ大統領(FHC、PSDB)が2期目の任期を終える直前、2002年10月に大統領選挙が行われた。与党のブラジル民主社会党(PSDB)は、カルドーゾ政権で保健相をつとめたジョゼ・セーラ氏を候補に立てて臨んだが、勝ったのは労働者党(PT)のルーラ氏だった。 ルー ...
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