先週金曜は朝から新聞社上空をヘリが飛ぶ音が物々しく響いた。サンパウロ市セントロの労働者党全国本部の上空に待機したものだった。連警がルーラの自宅に押し寄せたニュースを聞きながら、思わずマルシンニャ(サンバ行進曲)の「O japonês da Federal(連邦警察のジャポネース)」が頭に浮かんだ。《気持ちよく寝てたのに、夜が明 ...
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株価レアル共に大きく上昇=市場はLJ作戦を後押し=公社や製鉄業に恩恵大きく
15年の経済成長率がマイナス3・8%と非常に暗いニュースの出た3日、金融市場の動きはそれとは対照的だったと4日付エスタード(E)紙が報じた。 サンパウロ市株式市場指数(IBovespa)は6年半ぶりとなる上げ幅(プラス5・12%)で4万7193・39ポイントを記録し、またドルもレアルに対して2・07%値を下げ、昨年12月10日 ...
続きを読む »反・親ルーラ派2カ所で乱闘=是非をめぐって市民戦う
4日のラヴァ・ジャット作戦でのルーラ前大統領に対する捜査に伴い、反ルーラ派と親ルーラ派が2カ所で乱闘事件を起こした。4日付伯字紙サイトが報じている。 大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポのルーラ氏の自宅アパート前には早朝から反ルーラ派が集まり、労働者党(PT)やルーラ氏に対する罵声を飛ばした。そこに、労働組合系の親ルーラ ...
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ジカ熱やデング熱への恐怖感が増す昨今、いきおい、蚊の発生しやすい水溜まりは気になりやすいが、2日付アゴラ紙の報道によると、意外なところに蚊の繁殖地を作ってしまっている場合もあるという。同紙が指摘したのは、サンパウロ市セントロのルス駅にあるCPTMの乗り場の屋根だ。同駅の屋根は改修作業中で、改修部分に張られたプラスチックのシート ...
続きを読む »AG社=10年大統領選で贈賄=ジウマ陣営に650万レ=MG州知事にも共通の疑惑=企業あげての大型供述に
ラヴァ・ジャット作戦で逮捕された建設大手アンドラーデ・グティエレス(AG)上層部の被告たちが連邦警察への報奨付供述で、2010年の大統領選挙の際、ジウマ大統領(労働者党・PT)に650万レアルの贈賄を行っていたことを暴露したと、2日付伯字紙が報じている。 AGは、逮捕された11人の被告が全員、報奨付供述に応じることを決めたが、 ...
続きを読む »東西南北
運営を認めるか認めないかを巡り、サンパウロ市でもタクシー協会の強い反発を受け、激しい議論と、時には運転手に対する暴力を含む抗争も巻き起こしている携帯アプリでのタクシー・サービス「ユーバー」に関し、グアルーリョス市の裁判所が「営業は合法」との判断を出した。同件を担当した判事は「営業を無効とするような法律がない」として営業を認める ...
続きを読む »カルドーゾ法相が辞任=ルーラやPTの圧力に押され=後任には官房長官の腹心=検察庁は喜び、連警は危惧
ジウマ大統領(労働者党・PT)は2月28日、ジョゼ・エドゥアルド・カルドーゾ法相(PT)の辞意を正式に受理した。後任にはジャッケス・ヴァギネル官房長官(PT)とのつながりから、ウエリントン・セーザル・リマ・エ・シウヴァ氏が就任することとなった。1日付伯字紙が報じている。 カルドーゾ法相の辞任は、ラヴァ・ジャット作戦の捜査がルー ...
続きを読む »サンターナ=ジウマの決選投票で収賄か=オデブレヒトが国内でも金=他の余罪疑惑もささやかれ=TSEでの追及避けられず
ラヴァ・ジャット作戦第23弾で逮捕されている労働者党(PT)の選挙参謀のジョアン・サンターナ容疑者が、14年の大統領選でジウマ大統領が決選投票に臨んだ時期にオデブレヒトから400万レアルの献金を国内で受けていたと、連邦警察が目していることが明らかとなった。2月27日付伯字紙が報じている。 サンターナ容疑者が夫人のモニカ・モウラ ...
続きを読む »ジウマ大統領チリ滞在延長=PT記念式典に参列せず=深まる与党PTとの亀裂
2月26~27日にチリのミシェル・バチェレ大統領を公式訪問したジウマ大統領は、27日に同国の企業家や経済学者らと面会するために同国での滞在時間を延長したと2月27、28日付エスタード紙が報じた。 ジウマ大統領は当初、2月27日午後1時に帰伯し、同日リオで行われる労働者党(PT)結党36周年記念式典に出席する予定だったが、帰国は ...
続きを読む »サンパウロ市バス=サービス改善で苦情減少=ハダジ市政に一定の評価
サンパウロ市のバス運行を管理するサンパウロ市交通機関公社(SPTrans)によると、同市の路線バスに対する苦情は、「バス運転手が降車のサインや、乗車したくて手を上げているのに気付かない、無視する」というクレームが一番多かったと、2月27日付フォーリャ紙が報じた。乗客から寄せられた苦情の24%がこの問題に触れていた。 ハダジ氏( ...
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