連邦政府は、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免に賛成する下院議員に関係する職員の徹底調査を行うなど、大統領罷免阻止の対策を練っていると、11日付エスタード紙が報じている。 ジウマ大統領は現在、建前上は18の政党から支持を受けていることになっているが、現時点で下院でのジウマ大統領罷免審議の開始に反対している下議は、513人中2 ...
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サンパウロ市公共運賃=値上げ反対デモ暴徒化=軍警ら4人負傷、17人逮捕
サンパウロ市でバスや地下鉄、CPTMの運賃が9日から3・8レアルに値上がりするのに反対する無賃乗車運動(MPL)が8日、サンパウロ市中央部で抗議活動を行い、一部が暴徒化して警察と衝突したと9日付伯字各紙が報じた。 デモ隊が市立劇場前に集結した午後5時頃は穏和な雰囲気だったが、午後7時20分頃、5月23日大通りと7月9日大通りの ...
続きを読む »CPTM9号線の延長延期=州と国の援助金の手続きで
16年1月の予定だったCPTM9号線の延長路線の運行開始が、17年に延期されたと11日付伯字紙が報じている。 同線は、北はオザスコから、サンパウロ市西部を経て南西部のグラジャウー駅まで走っている。 13年9月、サンパウロ州は線を4・5キロ南に延長すべく、メンデス/ヴィラ・ナタウ駅と新終点となるヴァルジーニャ駅増設のための契約を ...
続きを読む »東西南北
先週は晴れた1週間になったが、サンパウロ州は9日からまたも雨模様に。9日は東部中心に各地で冠水が起き、アリカンドゥーヴァ川では氾濫によって人が流され、11日も行方を捜索中だ。CPTMも、9日夕方から夜にかけ7、8、11、12号線が一時運転を見合わせた。この雨で各水系の降水量は11日午前9時現在、アウト・チエテ水系で早くも130 ...
続きを読む »ピニェイロ=携帯メールの波紋広がる=官房長官にさらなる疑惑=ルーラの南米旅行にも言及=クーニャに新たな疑いも
ラヴァ・ジャット作戦で既に実刑判決を受けている建設大手OASの元社長、レオ・ピニェイロ被告の携帯メールの内容で、ジャッケス・ヴァギネル官房長官(労働者党・PT)はじめ、多くの政治家に多岐にわたる疑惑が生じ、新たな捜査開始に繋がる可能性が出ている。8日付伯字紙が報じている。 ピニェイロ被告の携帯メールの内容はパラナ州の連邦警察と ...
続きを読む »東西南北
年が明けてまだ1週間ほどだが、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)は早くも新たな局面へと向かいつつある。とりわけ注目されるのは、やはりジャッケス・ヴァギネル官房長官の存在だろう。以前の報道では、ルーラ前大統領が「18年大統領選の候補のひとり」とまで考えていたほどの人物で、これから巻き返しをはかりたいジウマ政権としては不可欠な存在なだけ ...
続きを読む »ピニェイロLJ被告=携帯メールから疑惑続出=現官房長官と選挙取引?=ハダジのためのロビー活動も=PB現総裁とは汚職協力か
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で既に16年の実刑判決を受けている建設大手OAS社元社長のレオ・ピニェイロ被告が交わした携帯電話のメッセージの中に、ジャッケス・ヴァギネル官房長官(労働者党・PT)やフェルナンド・ハダジサンパウロ市市長(PT)、ペトロブラスのアウデミール・ベンジーネ総裁の名が出ており、捜査陣が犯罪への関与を疑ってい ...
続きを読む »東西南北
議会や最高裁が休みの間もラヴァ・ジャットの疑惑は浮上してきているが、官房長官やサンパウロ市市長、ペトロブラス総裁という、捜査対象になかった人物への疑惑を一気に広めた意味で、レオ・ピニェイロ氏のメッセージは目が離せないものとなった。同氏はかねてからルーラ前大統領のことを「ブラーマ」という愛称で呼ぶほどの友人で、さらにクーニャ下院 ...
続きを読む »大統領罷免とリオ五輪の行方を占う
先日、某テレビ局のニュース番組編集局長に、「インピーチメント(大統領罷免)の可能性はどのぐらいあるか?」と尋ねたところ、あっさり「難しいね」と答えてきた。理由を問うと、下院で受理された財政責任法を根拠にした罷免請求に対し、ジウマは年末に粉飾会計を清算するなどの対処をしており、罷免申請の審議が実際に開始される2月の時点では相当に ...
続きを読む »パジーリャ=違法取引に関与?=LJの疑惑薬品企業と=共同経営に加わるとの説=本人は強く否定するも
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)に伴う報奨付供述者のひとりが、元保健相のアレッシャンドレ・パジーリャ氏(労働者党・PT)が、LJの仕掛け人の闇ブローカー、アルベルト・ユセフ被告も関与していた薬品企業「ラボージェン・キミカ」の共同経営者のひとりになるはずだったと発言していたことが明らかとなった。6日付伯字紙が報じている。 ラボージェ ...
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