【既報関連】ジウマ大統領は7日、政局調整(アルチクラソン)の中心となる、大統領府政局調整長官の役目をミシェル・テメル副大統領(民主運動党・PMDB)の兼務とすることを決めた。同大統領は6日、エリゼウ・パジーリャ民間航空局長(PMDB)に同職就任を打診したが7日に断られていた。8日付伯字紙が報じている。 8日付本紙で報じたように ...
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労組デモ首都で軍警と衝突=下院議事堂に侵入を試み=下議2人も巻き添えで負傷
単一労センター(CUT)が全国15カ所で非正規雇用契約法案(Lei da Terceirizacao)反対のためのデモを展開した7日、ブラジリアでは、下院での同法案審議中に議会前広場でデモ隊と警察の衝突が起きたと8日付伯字紙が報じている。 エスタード紙によれば議会前に集まったデモ隊は軍警発表で2500人、CUTは5千人と発表し ...
続きを読む »違法コピー商品街に溢れ=警備の軟化で露天商増大
サンパウロ市では無許可で違法コピー商品を売る露天商が再び増えていると8日付のフォーリャ紙が報じている。自撮り棒からパラグアイ産タバコまで、市内各地で露天商は悠々と商売に励んでいる。 これは、ジルベルト・カサビ市長(06~13年、民主党・DEM、現在は民主社会党・PSD)の時始まり、最大3899人の軍警が公式のバイトとして行って ...
続きを読む »ジウマ=パジーリャ氏を調整長官指名=PMDBをなだめる工作=ルーラのかねてからの願い=上下院両議長との関係は?
ジウマ大統領は6日、議会で対立する民主運動党(PMDB)対策も兼ねたアルチクラソン(政局調整)の要として、エリゼウ・パジーリャ民間航空局長官(PMDB)に大統領府政局調整担当長官への就任依頼を行った。7日付伯字紙が報じている。 自身への支持率急落に加え、レナン・カリェイリョス上院議長、エドゥアルド・クーニャ下院議長(共にPMD ...
続きを読む »イボッピ=ジウマ政権不支持が64%=サルネイ以来のワースト=かつての人気も影潜め=12日には再度の反政府デモ
イボッピによる大統領政権に関する最新の世論調査の結果が全国工業連盟(CNI)から1日に発表され、ジウマ政権の不支持率が64%まで高まっていることがわかった。これはジョゼ・サルネイ政権が89年7月に記録した数字と同じで、民政復帰以降の政権では過去最悪の数字となった。2日付伯字紙が報じている。 イボッピの調査は、3月21~25日に ...
続きを読む »レヴィ=上院CAEで長時間の説得=地方債務利子の変更に関し=基礎的収支黒字目標のため=レナンは投票を差し止め
3月31日、ジョアキン・レヴィ財務相は上院経済委員会(CAE)で長時間にわたる説得を行い、上院でこの日に予定されていた、「連邦政府に30日以内に地方行政の負債返済に関する新基準適用に関する施行細則を定めさせる」法案の投票を延期させることに成功した。1日付伯字紙が報じている。 レヴィ財務相は7時間半をかけ、財政調整に関する政府側 ...
続きを読む »下院委員会=刑法適用年齢引下げ承認=全国民8割強の賛成も=未だ残る憲法改正への道
3月31日、下院憲法・法務委員会(CCJ)が、刑法上の成人年齢を18歳から16歳へ引き下げる憲法補足法案(PEC171/1993)を承認したと4月1日付伯字紙が報じている。 賛成42、反対17で可決されたPECは8日設立の特別委員会で検討後、下院本会議にかけられる。 「治安改善を求める超党派議員前線」提出の法案は、民主社会党( ...
続きを読む »□今日の言葉□=DELACAO PREMIADA
言葉の意味 被告人が自分の関わった犯罪についての内容、仕組みを詳細に告白、説明し、裁判所はその内容に応じて被告の刑の減免をすること。ブラジルでは「報償つき陳述」とか言いますが、いわゆる「司法取引」の一種です。 聞きなれない言葉でしたが、昨年半ば以降、マスコミで頻繁に現れます。ペトロブラス幹部のパウロ・コスタ被告や不正取引の仲介 ...
続きを読む »サンパウロ市南部のバスに軍警同乗=焼き討ち事件防止対策として
サンパウロ市では今年既に19台のバスが焼き討ちされた事を受け、焼き討ちが頻発している地区のバスに私服警官が同乗する事になった。 19台中13台が焼き討ちに遭ったカッポン・レドンド、ジャルジン・アンジェラ、グラジャウーといった地区のバスでスパイ役を務めるのは軍警の私服警官だ。この計画には機動隊や巡回機動隊(Rota)、交通警邏隊 ...
続きを読む »東西南北
ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は3月30日、完成が遅れているサンパウロ市地下鉄5号線とモノレール線17号線に関して「完成は17年になる」と語った。両線共に完成は14年のはずだった。アウキミン知事は、5号線に関し、17年上半期に3駅、下半期に6駅、そして環境上の問題で工事の遅れの原因にもなっていたカンポ・ベロ駅は18年に ...
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