ジウマ大統領にショックな結果となった7日発表のダッタフォーリャの世論調査だが、同様の調査はジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事、フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長に対しても行われた。アウキミン州知事は水危機が響き、昨年10月は48%あった支持率が38%に落ち、不支持も17%から24%にあがった。ハダジ市長は水や電力とは直接 ...
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樹海
8日(日)付エスタード紙に、ルーラ政権で下院政府リーダーを務めたカンディト・ヴァカレッツァ元下議が、「現政権の政策はどれも皆短期的で、計画性がない」と批判した記事が掲載された▼つい先日、ブラジルでは大臣などが交代するとその下の実務レベルの人まで代わるため、政策に一貫性がなく、各種事業にも継続性を欠くと話していただけに、労働者党 ...
続きを読む »ペトロブラス=新総裁にべンディーネ氏=ブラジル銀行の現総裁=意表をついた驚きの人選=PBの株価は7%下落も
グラッサ・フォステル総裁の辞任を受け、注目されていたペトロブラスの新総裁に現ブラジル銀行総裁のアウデミール・べンディーネ氏(51)が就任することが決まった。同氏の選出は事前に予想されていた人物と全く違っていたことから、驚きをもって迎えられた。6日付伯字紙サイトが報じている。 ペトロブラスの新総裁をめぐっては、ここ数日様々な憶測 ...
続きを読む »斉藤空軍総司令官が退任=日系初の軍最高位に8年間=「心安らかに引退できる」=サンパウロで家族と過す
空軍の広報によれば、ブラジリア空軍基地で1月30日、ジャッキス・ワギネル国防大臣が臨席して、斉藤準一空軍総司令官(72、二世)の退任、およびニヴァル・ルイス・ロサット大将の総司令官就任の記念式典が行われた。斉藤大将はルーラ前大統領に任命され、PT政権中、日系として最高位に居続けた。サンパウロ州パウリスタ線ポンペイアの日系集団地 ...
続きを読む »連警=第9次ラヴァ・ジャットを敢行=計62件の令状出る=SC州で2人を新たに逮捕=ヴァッカリ氏も事情聴取に
連邦警察は5日午前、第9次ラヴァ・ジャット作戦を敢行し、ペトロブラス(PB)を巡る汚職疑惑〃ペトロロン〃絡みの逮捕ならびに捜査令状62件に従った取締りを行った。令状の対象には労働者党(PT)会計のジョアン・ヴァッカリ氏も含まれ、連邦警察に強制連行されての事情聴取後、帰宅を赦された。5日付伯字紙サイトが報じた。 今回の第9次ラヴ ...
続きを読む »連邦政策=新下院議長対策に四苦八苦=議会の支持取り付け策は=クーニャ派に役職約束=早くもきつい予算繰り
反ジウマ派の「ブロコン」を率いたエドゥアルド・クーニャ氏(民主運動党・PMDB)が1日に下院議長に当選したことを受け、連邦政府は議会との緊張関係を緩和するため、議会内での政府への支持と引き換えに、各省や公社などの役職を振り分ける戦略に出ている。3日付伯字紙が報じている。 クーニャ氏の下院議長選出は、連邦政府には痛手だった。それ ...
続きを読む »議長選=クーニャ氏が下院議長に=反ジウマ派の急先鋒=「議会の安定」約束も=レナン上院議長と共に「灰色」
1日に上下両院の議長選挙が行われ、注目の下院は、ジウマ大統領をはじめとする連邦政府や労働者党(PT)からの反対を受けていたエドゥアルド・クーニャ氏(民主運動党・PMDB)が一次投票の時点で圧勝、政府には手痛い結果となった。上院議長はレナン・カリェイロス氏(PMDB)が2期連続4度目の当選となった。2日付伯字紙が報じている。 「 ...
続きを読む »6度目の値上げ反対デモ=記念碑にスローガン落書き=写真家を襲い銀行支店も破壊
29日、サンパウロ市で、今年に入って6度目の無賃乗車運動(MPL)のデモが行われた。デモ隊はパウリスタ大通り、5月23日大通りの片側車線を塞いで行進し、フェルナンド・ハダジサンパウロ市長(労働者党・PT)の自宅も標的になったと30日付伯字各紙が報じている。 デモの後、イビラプエラ公園で過激派のブラックブロック(BB)が報道陣を ...
続きを読む »第15回 ブラジルの不動産は危険がいっぱい
ブラジルのビジネスを難しくしている要素の一つとして「不動産」がある。賃貸も売買も落とし穴がいっぱいだ。ブラジルも一応資本主義国なので、中国のようにすべてが借地で、政府が一方的に突然立ち退きを迫り、ほとんど賠償もしないということはないが、別の意味で似たようなことが起こる。 特に店舗などは、一度お金をかけて内装をし、その場所でお客 ...
続きを読む »議会議長選=下院議長選で激しい攻防=クーニャ阻止狙う政府=カギを握るのは与党3党=上院はレナンの苦戦必至
2月1日に上院と下院で議長選が行われるが、ジウマ政権内では民主運動党(PMDB)の下院リーダー、エドゥアルド・クーニャ下議の当選を阻止すべく、牽制の動きが強まっている。29日付伯字紙が報じている。 ジウマ政権にとって、クーニャ下議の存在は目の上のこぶのようなものだ。それはクーニャ氏が下院内で反ジウマ派の「ブロコン」を結成し、連 ...
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