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ブラジル連邦検察庁=前労相、PTB党首ら26人起訴=「労働省は政党に牛耳られていた」=賄賂と引き換えに労組認定

ヨムラ・エウトン前労相(Fabio Rodrigues Pozzebom / Agencia Brasil)

 ブラジル連邦検察庁(PGR)は27日、労働組合の承認手続きにおいて不正に便宜を図り、引き換えに賄賂を受け取っていたとして、26人の政治家らを最高裁(STF)に起訴したと、27、28日付現地紙、ニュースサイトなどが報じた。

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2017年=ブラジル人富裕層2千人が国外脱出=世界資産流出ランクで7位、1位は中国で1万人

ブラジルは世界でも有数の経済格差の大きい国だ。(参考画像・Rafael Neddermeyer / Fotos Publicas)

 米国の市場調査会社、ニュー・ワールド・ウェルス(NWW)が発表したデータによると、2017年に国外脱出した「100万ドル以上の資産を持つブラジル人」の数は2千人に達した事がわかった。

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大統領選の行方は、本当に「不透明」か

PSDB党大会で大統領候補に選ばれたアウキミン元聖州知事(Jose Cruz Agencia Brasil)

 23日のブラジル日本商工会議所の部会長シンポ(7面に詳報)で驚いたのは、口裏を合わせたかのように大半の発表者の口から「大統領選の行方が不透明」という言葉が出てくることだった。つまり極右ボルソナロ、左派のマリナやシロ・ゴメスが当選して極端な経済政策をとって混乱するのではないかという類の心配のように見えた。

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大統領選=E紙が各候補の弱点を分析=ボルソナロは女性と高齢者=アウキミンは若者と貧困増=ハダジは全国的アピール必要

25日のハダジ氏(Ricardo Stuckert)

 今週末からテレビ・ラジオの政見放送を控えている大統領選だが、26、27日付エスタード(E)紙が各候補の弱点をそれぞれ指摘し、選挙戦の見どころを伝えている。  

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《ブラジル》ボルソナロ大統領候補=子供に「撃ち方知ってる?」で再物議=ここ数日言動が過激化=背景に世論調査と政見放送=28日に差別発言で裁判も

アラサトゥーバ市でもらった名誉市民のカギを機関銃に見立てて、撃つ仕草をするボウソナロ氏(24日付エスタード紙より)

 極右大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)が23日、サンパウロ州で行われた集会で、その場にいた子供に、「銃の撃ち方を知っているか」と聞き、物議を醸している。銃解放論者の同氏はこのところ、これまでのトレードマークだった問題発言を過激化させている。24日付現地紙が報じている。  

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《ブラジル大統領選》=ルーラに16件のクレーム=アウキミン、ボルソナロにも

ルーラ氏の出馬可否が確定するまでは副として選挙活動中のフェルナンド・ハダジ氏(21日、バイア州にて、Ricardo Stuckert)

 15日までに出馬登録を行った大統領選候補13人の内、ルーラ(労働者党・PT)、ジェラウド・アウキミン(民主社会党・PSDB)、ジャイール・ボルソナロ(社会自由党・PSL)の3氏にクレームが出た。

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《ブラジル》大統領選世論調査=ルーラ氏の支持率が断トツの39%=マリーナは討論会で躍進=注目されるテレビ宣伝効果=伸びないハダジの数字

レデ局の大統領選討論会より(17日、RedeTV)

 ダッタフォーリャの大統領選に関する世論調査の結果が発表され、服役中のルーラ氏(労働者党・PT)が39%と支持率を伸ばした。ルーラ氏抜きの場合、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)とマリーナ・シウヴァ氏(REDE)が争う展開となっている。支持率に直接影響を与える政見放送は31日からはじまる。22日付現地紙が報じている。

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《レアル安》2年半ぶりに1ドルが4レアルを突破=「選挙が影響」の声が大勢=展開次第では更なる落ち込みも

行き過ぎたドル高は、インフレの動きにも影響する(参考画像・Fernanda Carvalho / Fotos Publicas)

 ドル高レアル安がとまらない。21日の為替相場は、5営業日連続ドル高の、前日比2・13%高1ドル=4・04レで引け、2016年2月18日以来、2年半ぶりに1ドル=4レアルの水準を突破したと、22日付現地各紙が報じた。

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州知事・上議選調査=サンパウロ州、リオ州知事は接戦=MG上議はジウマが優勢

 ダッタフォーリャの最新調査では州知事や上院議員選の世論調査も発表されているので、主なところを22日付現地紙の情報を基に拾ってみる。

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《ブラジル》第2回大統領選討論会でマリーナがボルソナロを批判 銃自由化と男女給与差別で メイレレスも極右候補攻撃 アルヴァロはルーラ出馬批判

17日のマリーナ氏とボウソナロ氏の討論(RedeTV)

 17日、レデ局で大統領選候補による討論会が行われた。最大の見せ場は、マリーナ・シウヴァ氏(REDE)が、高支持率の極右候補ジャイール・ボルソナロウ氏(社会自由党・PSL)に対し、銃保持の自由化と男女の給与格差の肯定に関して直接的な抗議を行ったことだった。18日付現地紙が報じている。

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