ニッケイ新聞 2013年9月14日 ルーラ政権の高い人気を乗り移らせる形で、労働者党(PT)は後継者のジウマ氏を大統領に就任させることに成功した。ブラジル初の女性大統領という事実に加え、軍政時代は反体制の闘士だったという経歴も国際的に注目され、2011年の就任当時から高い人気をもって迎えられた。 ジウマ大統領は不正を嫌う性格 ...
続きを読む »PT 関連記事
ジウマ=ワシントン行中止か?=米国から満足な説明なく=PT幹部会議で意思固める=18年ぶりの重要な機会も
ニッケイ新聞 2013年9月17日 自分自身が諜報活動の対象となっていた疑惑についての説明が米国側からなされなかったことで、ジウマ大統領が10月に予定していたワシントン訪問をキャンセルするとの見方が強まっている。15日付伯字紙が報じている。 米国の国家安全保障局(NSA)によるブラジルへの諜報活動は、リオ在住の米国人ジャーナ ...
続きを読む »〃歴史に残るペチスタ〃=具志堅ルイス氏が死去=12年の癌との闘病の末
ニッケイ新聞 2013年9月17日 元大統領府広報局長官で連邦下議も務めた具志堅ルイス氏(三世)が13日夜、入院先のサンパウロ市内シリオ・リバネス病院で、腸閉塞による多臓器不全のため亡くなった。63歳だった。14日付エスタード、フォーリャ両紙始め、各伯字メディアが報じた。 父は沖縄県出身、母はリンス生まれの二世。1950年に ...
続きを読む »メンサロン=サンパウロ州民は「再審理反対」優勢=8割が「早く刑務所へ」=最高裁への評価は厳しく=メロ判事賛成で再審理へ
ニッケイ新聞 2013年9月19日 18日、メンサロン事件上告裁判の再審理に関し、サンパウロ州民の意見は二つに割れたとするダッタフォーリャの調査結果が発表された。他方、最高裁では、昨年の公判で判事投票が接戦(5対4)だった12人の被告の再審理実施が決まった。18日付フォーリャ紙などが報じている。 メンサロン事件の再審理に対す ...
続きを読む »ジウマ大統領の訪米延期=経済への影響は限定的か=野党側は選挙戦略と批判
ニッケイ新聞 2013年9月19日 ジウマ大統領が17日、10月23日に予定されていた米国訪問延期を発表した。一部報道機関は中止と報じたが、厳密には〃先延べ〃を意味する言葉が使われ、来年以降の訪米を示唆している。経済などの影響は限定的と見られているが、野党側は14年の大統領選を睨んだマーケティングと批判していると18日付エスタ ...
続きを読む »メロ判事=「世論には左右されない」=メンサロンは再審理へ=国民は怒り抗議デモも=新報告官は「反対派」判事
ニッケイ新聞 2013年9月20日 【既報関連】メンサロン事件の上告裁判は、18日に行われたセウソ・デ・メロ最高裁判事の投票により、昨年の裁判で判事投票が5対4になっていた罪状を持つ12人の被告の再審理が行われることが決まった。再審理は2014年から始まる見込みで、ルイス・フックス判事が報告官をつとめる。19日付伯字紙が報じて ...
続きを読む »PSBが明確に対立姿勢=カンポス出馬に〃第一歩〃=現政権の閣僚が辞任の意向
ニッケイ新聞 2013年9月20日 ルーラ政権時代からPT(労働者党)の連立与党だったPSB(ブラジル社会党)がPTと袂を分かち、来年の大統領選へのエドアルド・カンポス党首(ペルナンブコ州知事)出馬に向けた〃第一歩〃を踏み出したと19日付エスタード紙が報じた。 現政権には同党所属の閣僚が2人(国家統合相と港湾局長官)いるが、 ...
続きを読む »新党2党で政界図変わる?=「連帯」はアエシオ支持有力=PROSは与党勢力のまま=気になる政党法案の行方
ニッケイ新聞 2013年9月27日 24日、高等選挙裁判所(TSE)は、連帯(Solidaliedade)と社会秩序共和党(PROS)の二つの新政党成立を発表した。この2党の成立により、政界の勢力図も大きく変わることになりそうだ。25、26日付伯字紙が報じている。 連帯は、署名を断ったはずの連邦議会職員組合員の名前が支援者名 ...
続きを読む »最高裁=「議員罷免通達は議会に」=メンサロンと異なる解釈行う=新判事2人の加入が影響
ニッケイ新聞 2013年8月10日 連邦最高裁は8日、有罪判決を受けた上院議員の議員罷免問題に関して「最終的な罷免通達は議会が行う」との見解を判事投票の末に下した。これは昨年12月のメンサロン裁判で最高裁が下した判断と異なることから注目を集めている。9日付フォーリャ紙が報じている。 最高裁は8日、ロンドニア州ロリン・デ・モウ ...
続きを読む »下院=ドナドン下議を罷免せず=13年の実刑判決で服役中も=議員間でロビー運動さえ=メンサロン裁判に影響か
ニッケイ新聞 2013年8月30日 28日、13年の実刑判決を受けて服役中のナタン・ドナドン下議の処遇をめぐる無記名投票が下院で行われ、同下議は罷免を免れた。メンサロン事件で断罪されて罷免となった議員の件もあり、政治改革が叫ばれる中での下院の決定は大きな波紋を呼びそうだ。29日付伯字紙が報じている。 ロンドニア州選出のドナド ...
続きを読む »