親米勢力VS反米勢力 「一つの国に二人の大統領」――ベネズエラは異常事態に陥っている。 しかも、『グアイド暫定大統領側』(国民議会議長)には米国を盟主とする汎米諸国(ブラジルなどリマグループ)や英仏独などのEU主要諸国、『マドゥーロ大統領』の側にはロシア、中国、キューバ、メキシコ、トルコという独裁政権的、もしくは左派などの反 ...
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《ブラジル》前政権の負の遺産474億レアル=過剰な税制優遇で歳入減=「もう認めない」とゲデス財相
テメル前政権が行った滞納税回収計画(Refis)による、取立て減額分が474億レアル(約1兆4千億円相当)に達していたことが分かった。21日付現地紙が報じている。 Refisは、税金や、社会保障費など、民間企業が国庫へ滞納している分を、利子や罰金などを減額した上で、分割で回収するプログラムだ。 同政策は、大幅に膨れ上がった ...
続きを読む »サンパウロ市=MPLが軍警と衝突=交通料金の値上げ反対で
16日、サンパウロ市パウリスタ大通りで、バスや地下鉄・CPTMの値上げへの抗議行動参加者と軍警が衝突する事態が起きた。17日付現地紙が報じている。 この抗議行動は無銭乗車運動(MPL)が主催したもので、先週に引き続き、バスや地下鉄・CPTMの料金が4レアルから4・30レアルに値上げされたのに反対する抗議行進を行おうとしていた ...
続きを読む »《ブラジル》PSLと共産党が同候補推し?=下院議長選の意外な展開
2月1日に行われる下院議長選で、ボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)と、反目するブラジル共産党(PCdoB)が、同じロドリゴ・マイア現議長(民主党・DEM)の再選を推すことになった。16日付現地紙が報じている。 PCdoBはボルソナロ氏が大統領選で徹底攻撃したフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)の副候補マヌエラ・ダヴィ ...
続きを読む »消費者庁=WILL社に行政処分=15カ月の取引一部等停止=5月の慈善ショーに影響?
情報通信業者WILL株式会社(中井良昇代表取締役、東京本社)が先月20日、日本の消費者庁から特定商取引法違反により行政処分が下されていたことが分かった。当地では、16年1月から日系人向けにIPTV電話レンタル事業を実施し、17年に橋幸夫、18年に美川憲一など大物演歌歌手を招待して慈善ショーを催すなど、大々的に宣伝活動を行ってい ...
続きを読む »ブラジルは誰にでも有望な投資先か=進出日本企業に体質改善を提言=サンパウロ市在住 西銘光男=(中)
<3> 安い人件費 ★雇用と労働訴訟 ブラジルにおける終身雇用の制度は公務員だけである。民間は、居心地が悪い、または少しでも給料の高いところがあれば、簡単に解約して転職できるシステムである。雇用者側も簡単に何時でも解雇する事が出来る。極めて実利的に見えるが、実はここに大きな落とし穴があるのだ。 ヴァルガス政権時代 ...
続きを読む »ベネズエラのマドゥーロが大統領に再就任=近隣主要国は独裁的と否認=グレイシPT党首「合法、合憲」
10日、多くの国が反対の姿勢を見せる中、ベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領が、首都カラカスの最高裁判所で大統領就任式を行った。10日付現地サイトが報じている。 マドゥーロ氏は昨年5月に行われた大統領選で当選したものの、反体制派はこの選挙への出馬も投票も放棄しており、投票率はわずか25・8%に過ぎなかった。
続きを読む »夫とは好対照な夫人のイメージ
元旦の大統領就任式で、ボルソナロ大統領夫人の株が随分上がった。表に出てきはじめたのが大統領当選後と間もなく、「福音派との結びつきが非常に強い人らしい」という情報しか入ってきていなかった▼だが、そんな彼女がたちまち国民の記憶に残ることを行なった。それが大統領就任式で行なった手話パフォーマンスだった。大統領の就任式で夫人がスピーチ ...
続きを読む »ブラジル社会面座談会=ざっくばらんに行こう!=独断と偏見でボルソナロ新政権占う=期待できるか、2019年!
【深沢】さてさて、今年も年末座談会の季節がやってきました。 去年末の大統領選挙予想の座談会は、みんな見事に大外しで、ある意味〃的中〃させたのは井戸君だけ(涙)。といっても「最悪の場合それもあり得るのは」というもので、結果的にそれが的中でした。 【井戸】いえ、僕の予想も、「誰も言わないならあの人の名前も言っとかないと」という感じ ...
続きを読む »ブラジル・ルネッサンス元年=新たな10年の幕開けに向けて
新年あけましておめでとう御座います。この場をお借りし、旧年中の当商工会議所の活動に対する皆様のご支援とご協力に対し、改めて厚く御礼申し上げます。 昨年は移民110周年という記念すべき年であり、各地で様々な催しが開催されました。私自身公私に亘り様々な形で参加させて頂きましたが、改めて日本とブラジルの絆の深さとその歴史を再認識す ...
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