8月26日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】アウキミンサンパウロ州知事は二十四日、PT政権は財政政策に極端な中央集権主義を採り国民の支持を取り付けることで、軍政時代の様相を強めていると批判した。サンパウロ州知事を始めネーヴェス・ミナス州知事、リゴット南大河州知事は、政府の地方自治体弱体化政策を非難した。すでに税制 ...
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地方交付金延滞を批判=ミナス州知事、財政法改正も要求
8月25日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】アエシオ・ネベス・ミナス・ジェライス州知事(PSDB)は二十三日、滞在中のサンパウロ市で記者会見し、連邦政府が地方自治体への交付金を延滞していることで州や市が緊縮財政を強いられていると発言した。 さらに政府は地方自治体の財政を監督する財政責任法をたてに足かせをかけ ...
続きを読む »脅かされる報道の自由=連邦報道審議会は記者を束縛
8月25日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】元教育相で現在、リオ連邦大学(UFRJ)で教鞭を採るフランシスコ・ウエフォート教授は、PT政権が実施しようとした国家公務員へのかん口令を「飼い犬に咬まれることになった」と表現した。国家公務員からマスコミヘの情報提供は、PTが培い、オハコとしてきた告発戦術だった。 同教授 ...
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8月21日(土) サンパウロ市中心部で十九日に発生したホームレス連続殺人・暴行事件で、被害者らをよく知る市民は一様に、彼らはもめごとを起こす人物ではないと証言している。商店主は銀行への使い走りも頼んだりしたという。また彼らは街路の掃除を率先して行い、住民から食事やカフェを貰っていた。殺人暴行現場には、マルタ市長が供花したり、市 ...
続きを読む »年金者のINSS負担は合法=最高裁判決=政府、一部勝訴=年金2千5百8R$以上を対象=長年の難題ようやく解決
8月20日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】最高裁は十八日、定年退職公務員からの社会保障負担金(INSS)の徴収を連邦令に適うものとして、七対四で容認する判決を下した。定年退職した連邦政府の公務員で一千五百五レアル以上、地方自治体の公務員で一千二百五十四レアル以上の年金受給者が、負担金徴収の対象者だったが、今回の ...
続きを読む »バス組合が市長に対抗=車掌援護にストも辞さずと
8月20日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】ビリェテ・ウニコ(複数乗車券。一・七〇レアルの乗車券で二時間以内であれば複数回乗車可能)の実施で気を良くしているマルタ市長の周辺で、反対勢力の新たな動きが懸念されている。ビリェテ・ウニコが原因で職を失う危機に直面している料金徴収係(コブラドール)を援護するために、バス従業 ...
続きを読む »東西南北
8月18日(水) サンパウロ市長候補の政見放送が十七日から始まる。テレビでは午後一時と午後八時三十分、毎日二回三十分づつ行われる。マルタ候補(PT)はPTB、PSL、PTN、PL、PRTB、PCdoBと最大連立。続いてセーラ候補(PSDB)がPFL、PPS。エルンジーナ候補(PSB)がPMDB、PMN。マルフ候補(PP)は単独 ...
続きを読む »交通機関への補助金増加=貧困層へ利益?賛否両論=サンパウロ州
8月17日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】サンパウロ州とサンパウロ市の公共交通機関に対する補助金は今年、七億レアル(市が二億八千万、州が四億千九百万)に達する見通しとなった。この額は〇二年比で五七%、前年比で三一%の増加。こうした補助金は高齢者、学生を対象とした無料乗車制度やビリェッテ・ウニコ(乗換え可能乗車券 ...
続きを読む »情報漏洩対策は中止=政府内から反対の声=報道の自由への抵触を懸念=犯罪捜査にはマイナス
8月14日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】捜査関係者が報道機関に捜査情報を漏洩することを禁じる法案を法務省は作成中だったが、政府や党内からの強い反対に遭ったバストス法相は十二日、同案を棄却することを決意した。同案は報道管制やかん口令の意図のないことを、法相は改めて強調した。ジェノイーノPT党首は要人が告発にさら ...
続きを読む »大統領、GDP上昇を絶賛=今年は最低でも4,5%=緊縮財政と金利政策の賜物
8月14日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】ルーラ大統領はブラジリア市で十二日、今年のGDP(国内総生産)予想成長率が初期の予想に反して上方修正されたことを受け、これは金利政策にふん走した経済スタッフの努力の賜物によると絶讃した。これにより経済復興も軌道に載ったと確信し、ラジオとテレビを通じ国民に経済政策の〃勝利 ...
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