1月6日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】十二日間の休暇も明け、ルーラ大統領は五日からプラナウト宮で仕事始めだ。といっても五日はイタマラチー宮での新年式典のみで、実際の仕事は六日から開始。大統領は閣僚を招集し、投資および開発計画や経済成長の目標などについて論議する。ルーラ大統領はこれらの要点を今年の政府の目標とする意 ...
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鈴木孝憲氏講演が本に
1月6日(火) ジャパン・デスク(高山直巳代表)主催の講演会「PTルーラ政権一年目の評価と来年の見直し」の再録がこのほど刊行された。講師はデロイト・トウシュ・トーマツ監査法人最高顧問の鈴木孝憲氏。 第一部「政治面の実績」で、ルーラ政権一年の成果と同政権が抱えるジレンマ。第二部「経済面の評価」では、マクロ経済運営とブラジル通貨 ...
続きを読む »市バスの新運賃制度導入へ=切符1枚で目的地に=地下鉄、電車乗り換え自由
12月27日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】サンパウロ市は来年三月までに、市バスの運賃を一度払えば乗り換えが自由になる新しい運賃システムを導入する。これはバスだけでなく、地下鉄や電車を交えた乗り換えでも通用する。 ジウマール・タットサンパウロ市交通局長によると、「乗り換え無制限の片道一回券(ポルトガル語でビリ ...
続きを読む »2004年は『雇用創出の年』=社会政策の不在反省=大統領、廃品業者の前で誓う=片手落ちの経済成長
12月25日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】ルーラ大統領は二十三日、二〇〇四年を「雇用創出の年」とすることを誓った。大統領はサンパウロ市グリセリオ街の廃品回収組合を訪問し、雇用抜きの経済成長は片手落ちだと訴えた。不況脱出のため経済の活性化にだけ目が向き、社会問題がなおざりにされたと述べた。技術革新の攻勢で能率と ...
続きを読む »大統領の中東歴訪徒労に=外交能力を疑問視
12月25日(木) 【ヴェージャ誌】ルーラ大統領の中東歴訪は、通商的成果はなく外交能力は自負するほど評価されず、政治的損失のほうが気掛かりだ。大統領のやり方で批判されることが、二つある。さしたる成果のない社会保障政策と、相場が知れた外交能力だ。 対外政策では世界の勢力地図を書き換え、国際貿易のルールを変更しようと試みた。当た ...
続きを読む »サントアンドレ市長殺人 事件の解明急げ=汚職との関係は立証困難
12月25日(木) 【ヴェージャ誌】サントアンドレ市のセウソ・ダニエル前市長の殺害事件は、二つの焦点に絞れる。第一は、犯罪の主犯者。第二は 汚職と殺害の関係解明だ。イタベセリカ・ダ・セーラ地方裁判所は、前市長の友人セルジオ・G・シウヴァを殺害命令者とするサンパウロ州検察局の起訴状を受理した。 前市長の殺害共犯者七人とともに第 ...
続きを読む »大きな感動、自閉症講演=三枝さんサンパウロ市で=現状をクローズアップ
12月23日(火) [既報関連]サンパウロ総合大学構内にあるIPT(サンパウル州技術調査院)講堂で、十八日、自閉症児教育に豊富な経験をもつ三枝たか子さんが講演を行い、満席となった受講者に大きな感動をもたらした。講演会は、国際協力機構(JICA)サンパウロ支所(小松雹玄支所長)とIPTの共催、Associacao de Amig ...
続きを読む »セーラ、マルフ氏がトップ=サンパウロ市長選支持率 マルタ市長は3位
12月20日(土) 【アゴーラ紙十九日】サンパウロ市長選まであと九カ月余り。このほど、ダッタ・フォーリャ調査会社が投票意向調査を行なったところ、元大統領候補のジョゼ・セーラ氏(PSDB=ブラジル社会民主党)とパウロ・マルフ元サンパウロ市長(PP=進歩党)の両者がトップで、二〇%を占めている。一方、マルタ現市長(PT=労働者党) ...
続きを読む »サントアンドレ市長殺人=開かれた捜査を=野党はCPI設置に動く
12月19日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ジェノイーノ労働者党(PT)党首は十七日、〇二年一月に発生したセウソ・ダニエル・サントアンドレ市長(PT)殺人事件を警察と検察庁が再捜査するため、裁判所の守秘義務の撤回をPTは要請すると述べた。 同党首はさらにジュンケイラ元検事総長がPTを代表して捜査に加わり、これま ...
続きを読む »東西南北
12月19日(金) マルタサンパウロ市長(PT)は十六日、「八年間にわたってサンパウロ市の政権を握りたい」と〃夢〃を語った。これは同市長政権下の千日のサンパウロ市会計報告の席上、表明された。二〇〇六年のサンパウロ州知事選に出馬して現知事と争うことはないという意味でもある。市長の関心はサンパウロ州ではなく、サンパウロ市にあると明 ...
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