12月11日(木) 【ヴェージャ誌】サントアンドレ市のセウソ・ダニエル前市長殺害事件を捜査していたサンパウロ州検察局は、同件を単なる拉致殺害と処理した連邦警察の結論に反し、前以て周到に計画された謀殺だと結論した。検事らは事件の夜、同行した友人のセルジオ・G・シウヴァを、有力容疑者として再審理することを発表した。 犠牲となった ...
続きを読む »PT 関連記事
東西南北
12月9日(火) サンバ学校『ガヴィオンエス・ダ・フィエル』(サンパウロ市)十四人が七日、アラブ首長国連邦ドバイ市でサンバを四十分披露した。『ポルテーラ』(リオ市)が先に契約していたため、論争となっている。ガヴィオンエスのポルタ・バンデイラ(女性旗手)はブラジル国歌をサンバのリズムで歌い、学校のブローチ、ブラジル小旗、コリンチ ...
続きを読む »ロライマ州汚職事件 現知事も関与疑惑=元官房室長が証言=知事はPT離党を表明=複雑な地方政治背景に
12月6日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】ロライマ州のフラマリオン・ポルテラ現知事(PT)は四日、PT左派議員の圧力により離党することを表明した。前知事の幽霊公務員にまつわる不正疑惑に、現知事の関与が浮上し党への混乱を避けるため離党を決意したと、同知事は述べた。同州のブルグリア元官房室長が、現知事は幽霊職員の存在を ...
続きを読む »サンパウロ市、上級職を新設=無試験採用の役職数400に
12月4日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】サンパウロ市役所は区役所内に新たな上級職を設ける法案を間際になって修正し、採用試験なしで就任できる役職の数を三百八十三から四百に増やした。 同修正案は二日、サンパウロ市議会で承認された。上級職の新設は行政職の分散化の一環で、地区行政を担っていた三十一の区役所が、教育や保健 ...
続きを読む »セーラ氏 PSDB党首に=野党連合結成に意欲
12月4日(木) 【ヴェージャ誌】ジョゼ・セーラ元上議は今年、米国プリンストン大学で〃充電〃し政治の舞台から姿を消していた。千九百万票差の大統領選敗北で傷心し同大で教鞭を執りながら身の振り方を考えるのかと、元上議の知人らは思った。 しかし、元上議が得意とする手書きメモ郵送作戦は活発化し、インターネットによる政界ニュースにも余 ...
続きを読む »エコノミーア
12月4日(木) PT政権になって民間で最大の投資といわれる南バイア州ベルモンテ市のユーカリプト植林計画が、雇用創出と市のインフラ整備で話題になっている。アラクルースとフィンランドのエンゾの合弁で十二億五千万ドルを投じて、パルプ工場が設置される。同市は下水設備がないため、夜間は蚊の大群に悩まされた。新工場は七百万ドルで上下水道 ...
続きを読む »ルーラ政権 評価と見通し=Jデスクの企業セミナー
12月4日(木) ジャパン・デスク(高山直巳代表)は、十日午前九時半から午後一時までレストラン・サントリー(アラメイダ・カンピーナス六百、二階ホール)で企業セミナーを行う。本年最後のセミナーは「PTルーラ政権一年目の評価と未来の見通し」で、講師は鈴木孝憲氏(デトロイト・トウシュ・トーマツ監査法人最高顧問)。 セミナーの構成は ...
続きを読む »現行所得税2年延長=下院可決し上院へ=中流階級の税負担継続=任期中の財源確保
12月4日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】下院は二日、個人の所得税上限二七・五%を、さらに二年延長する政府上程案を可決した。所得税現行法は十二月三十一日をもって期限切れとなり、一月一日から二五%へ減税する予定であった。しかし、中流階級による税負担は継続される方針。大統領府は審議中の税制改革で中流階級の税負担が軽減さ ...
続きを読む »「発展の年」と新年位置付け=04年度施政方針策定へ=大統領府 今年の実績発表=あす大統領が演説
12月3日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】大統領府は一日、十八日開催の閣僚や議員、州知事、財界代表者会議へ向けて二〇〇三年度省庁の事業報告要綱を配布した。要綱は、今年度の実績を踏まえた意欲的な二〇〇四年度計画案を、ルーラ大統領に提出するための要綱を教示したもの。各省庁は初年度の改革活動の進行状況と反省、新年度への提 ...
続きを読む »サンパウロ市 水問題で州と対立
12月2日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六、二十七日】水不足問題をめぐって、マルタ・スプリシーサンパウロ市長(PT=労働者党)とジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事(PSDB=ブラジル社会民主党)が火花を散らしている。 マルタ市長は二十五日、サンパウロ市水道・下水サービス管理庁(Arsae)を創設する市条例を発 ...
続きを読む »