10月23日(木) 二十日夜、サンパウロ市南部モルンビー区にあるパライゾポリス貧民街の中心部バールでシャシーナ(大量虐殺事件)があった。これにより三人が死亡、三人が負傷した。〃裁判官〃と呼ばれる首領が統括するグループが、〃市長〃と呼ばれる親分のグループを襲った。警察は、縄張り争いとみている。裁判官は誘拐犯で二十二日逮捕された。 ...
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公金横領、50億R$超す=北・北東伯に多い〃横流し〃
10月21日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】新政権就任時にジルセウ官房長官は、「PT政権は公金を盗まないし、盗ませない」と豪語したが、現実は誰が政権を取ろうと同じようだ。 ルーラ政権に入って公金横領の総額が、五十億レアルを超過した。交付金配布法に不公平と抗議する一方、管理不行き届きを、サントウロ副検事総長が適切 ...
続きを読む »サンパウロ市長の対抗馬続出=来年の選挙にらむマルフ氏
10月21日(火) 【アゴーラ紙十九日】サンパウロ市長選まであと一年。労働者党(PT)のマルタ・スプリシー現市長は再選を目指しているが、すでに対抗馬が続出している。 同市長の再選をてこずらせるとされる対抗馬は、進歩党(PP)のパウロ・マルフ元市長。また、ブラジル社会民主党(PSDB)で市長選候補を狙う五人や自由戦線党(PFL ...
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10月17日(金) サンパウロ州都市圏鉄道公社(CPTM)のB・C線の職員約六千人が十七日朝から、スト入りするかどうかを決める集会を開くと、十六日付エスタード紙が報道。従業員らは給料調整一八%増を要求している。 ◎ サンパウロ市バス運転手労働組合組合員の殺害や汚職などの容疑で仮逮捕されていた組合長のエジヴァウド・サ ...
続きを読む »パラナ州がGMO禁止=生産、加工、販売とも
10月16日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ州十五日】パラナ州は遺伝子組み換え農産物(GMO)の州内での栽培や加工、販売、輸入を禁じた。期限は二〇〇六年十二月三十一日まで。それ以前にGMOが、人体と環境に無害であることが科学的に証明されれば随時、禁止令を解除するとしている。 禁止案はPT州議から州議会へ上程され、レキオン ...
続きを読む »地理統計院が「20世紀白書」発表=近代支えたイタリア移民
10月16日(木) 【ヴェージャ誌】地理統計院(IBGE)発表の「二十世紀白書」によれば一九〇〇年、リオデジャネイロ市の人口は六十九万人、サンパウロ市が二十四万人であった。リオ市内はほとんど泥んこ道で、マラリアや黄熱病で悩まされていた。サンパウロ市は世界各国の移民でにぎわい、音をたてて工業化が進む活気ある町であった。 お茶の ...
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10月15日(水) 二〇〇四年のサンパウロ市長選にPT(労働者党)から立候補を試みたプリーニオ・A・サンパイオ氏は、PTサンパウロ市支部から推薦人不足で否認された。これでマルタ・スプリシー現市長単独立候補の可能性が強まった。推薦人は最低千二百五十六人必要で、サンパイオ氏提出の千三百七十七人中、四百三十三人は党支部から拒否された ...
続きを読む »FTAA伯代表を交代=米国との衝突回避=「米州協定」交渉を継続=財務相が総指揮執る
10月14日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】外務省は十二日、サムエル・P・ギマランエス外務次官を中心とする米州自由貿易地域(FTAA)のブラジル代表団を、マイアミFTAA閣僚会議を機会に交代する意向を明らかにした。農務省と産業開発省の強い要望を取り入れて、今年五月に来伯したゼーリック米通商代表(USTR)提案の米 ...
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10月11日(土) 九月、サンパウロ州で八人が水疱瘡(みずぼうそう)で死亡した。サンパウロ州では今年一月に一人、七月に三人、八月に八人、九月を含めて計二十人が犠牲となった。気温が下がると、水痘ウィルスが繁殖しやすくなる。死者はすべて五歳以下の子供。サンパウロ州保健局によれば、〇三年一月から九月までにサンパウロ州内で水疱瘡に罹患 ...
続きを読む »アチエー下議に停職命令=バス会社汚職で
10月4日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】サンパウロ州財務局第三審判部のヴァウテル・A・メーナ判事は二日、汚職問題で検察庁から起訴されたミリアン・アチエー下院議員(PPS)と、同議の元秘書室長で現在サンパウロ市に勤めているミウトン・セルジオ・Jr.被告の二人に対し、停職するよう言い渡した。 同判事はまた、二人の資 ...
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