1月30日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】ルーラ大統領やパロッチ財務相とフランスで会談をした国際通貨基金(IMF)のケーラー専務理事は二十八日、大統領を〃老練の社会主義者〃と評した。米政府に正面からものが言える唯一の硬骨漢と賛辞を送り、ブラジルの経済政策を全面的に支援すると表明した。また大統領はシラク仏大統領と ...
続きを読む »PT 関連記事
下議35人が党籍変更=次回選挙にらみ与党へ
1月30日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】省庁の局長、次長級の任命が、二月一日に公式決定されるため、下議二十人がこれらのポストを目指して以前の所属党へ離党届けを提出した。さらに下議十五人も、連立与党へくら替えをすることで交渉中の様子だ。 また二〇〇六年の選挙TV宣伝時間が前回当選時の党員数ではなく、二月一日時 ...
続きを読む »東西南北
1月28日(火) 職業学校の生徒で構成される「サンパウロ市を美しくする会」で二カ月間、制服を着用した青年男女がAV・パウリスタで二十七日から紙片などのゴミ拾いをする。これは清掃観念に無神経な人に、公衆道徳心を引き起こそうというもの。よい結果が出るなら、さらに輪を広げてゆくらしい。弁護士協会は、街頭で生活する浮浪児も起用してはと ...
続きを読む »大統領、利上げで弁解=「ブラジル経済は病上り」
1月25日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十四日】前政権の高金利政策を批判してきたPT政権が、引き続き同じ政策をとったことで党内外の労組、議員、PTを支援した企業家から批判の嵐を浴びている。ルーラ大統領は二十三日、ブラジル経済は「病気が完治してない我が子のようなもの」と述べ、まだ投薬の継続が必要であると弁解した。 子供 ...
続きを読む »中銀、高金利策打ち出す=25、5%に引き上げ=PT、中銀総裁を批判=立場変えた野党は苦笑
1月24日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】ルーラ政権に入って初めての中央銀行第一回通貨審議会(COPOM)が二十二日、指標金利(SELIC)を二五%から二五・五%へ引き上げることを決定した。これは大統領の信任を得たメイレレス総裁と前政権から留任した審議会メンバーによって決められ、為替危機を体験した一九九九年五月 ...
続きを読む »野党、条件付きで支持=社会保障院、税制改革に弾み
1月24日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】野党となった二大政党のPFLとPSDBは二十二日、ルーラ政権が手掛ける社会保障院改革と税制改革について、健全な内容のものであれば与党案を全面的に支持することを表明した。 ジェノイノPT党首とボルンハウセンPFL党首やアニバルPSDB党首とのトップ会談が、それぞれ個別に ...
続きを読む »飢餓ゼロ計画など練り直し=具志堅長官を起用=大統領、党の批判を重視=戦略的広報活動に配慮
1月23日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】全国PT幹部会議で批判を受けた社会保障院改革と飢餓ゼロ計画でルーラ大統領は二十一日、てこ入れのためルイス・グシケン広報局長官の起用を決定した。同長官は、新政権の最優先事項である同二案件の始動に向けて肩入れをすることになった。また大統領府は各省庁が批判などの雑音を防ぐため ...
続きを読む »不動産税25%まで=市長提出の改正案可決 サンパウロ市
1月23日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】マルタ・スプリシーサンパウロ市長(PT=労働者党)提出の不動産税(IPTU)改正案が二十一日、第一次緊急臨時市議会で可決された。この徴収案は、一般居住家屋のIPTU最高増税率を二〇%まで、それ以外の不動産では二五%までを限度としたもの。三十八票の支持を得て議会通過し、ブ ...
続きを読む »政府施策に批判集中=PT、新政権下で幹部会議
1月22日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】新政権発足後初めてのPT全国幹部会議が二十日、ブラジリアで開催され政府の初仕事に批判が集中した。 特に俎上へ上げられたのは「飢餓ゼロ計画」と公用車の使用であった。党内の反主流派からは社会保障院改革への大統領の姿勢、大統領のダボス会議出席、中央銀行の独立権限、税制改革へ ...
続きを読む »東西南北
1月21日(火) 昨年七月二十五日、貨物の高さの限度をオーバーしたトラックに破壊されたサンパウロ市西部のエウゼービオ・マトーゾ陸橋が、修築工事を終えて十七日午前、開通した。橋は六車線規模に拡張された。 ◎ ロジージオ(サンパウロ市車両乗り入れ制)が二十日から始まった。乗り入れ禁止の時間帯は、例年と同じく午前七時から ...
続きを読む »