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《ブラジル》テメル大統領、2度目の告発も免れる=支持票数は前回を下回る=告発回避の賛成票は下院全体の半分にも届かず=意見を翻した議員の政党は?

 ブラジル連邦議会下院で25日、テメル大統領に対する2度目の告発に対する審理継続を問う投票が行われた。8月の1回目同様、「告発反対」が規定数を上回ったため、今回も最高裁での審理開始は回避されたが、前回より支持数が落ち、下院全体の過半数も割り込むという厳しい結果となった。26日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》奴隷労働問題の余波続く=規制緩和を再度変更の動き=国内外から強い批判受け=大統領告発問題とは無関係と農牧畜系族議員たち

クルーズ船の労働環境も、奴隷労働だと摘発された(参考画像・Rogério Paiva/ MTPBA)

 【既報関連】ブラジル連邦政府は16日、「奴隷労働」の定義や、摘発ならびに、雇用主をブラックリストに載せたり、罰則を適用したりする基準を改定した。それが国内外からの批判を受けている状況下、ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)は、側近筋に再改定する意向を明かしていると、20日付現地紙各紙が報じた。  奴隷労働の監査、摘発 ...

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《ブラジル》下院憲政委員会がテメル告発を再び拒否=前回より得票数落ちる=PSBの反乱止められず=セントロンの忠誠は強力だが

18日のCCJ(Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 下院憲政委員会(CCJ)は18日、報告官をつとめたボニファシオ・デ・アンドラーダ下議(民主社会党・PSDB)が提出した、「テメル大統領への2度目の告発を受け付けないよう薦める」という内容の意見書を賛成多数で承認したが、7月に行われた1回目の告発審議のときより賛成票が落ちた。19日付現地紙が報じている。  今回の告発は、テメル大 ...

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サンパウロ市モノレール17号線=運営経費は1人6・71レ?=完成も19年12月に延期

   コンゴーニャス空港につながるサンパウロ市モノレール17号線の完成が大きく遅れているのは周知の事実だが、運営区間が大幅に短縮され、収益率も悪くなるなどの問題が発生していると、19日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》上院がアエシオの停職審議を延期=欠席上議続出の状況下=賛成と反対で真っ二つ=投票は記名式でやることに

アエシオ氏(Wilson Dias/Agência Brasil)

 上院は17日、この日に予定されていたアエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB)に対する停職処分に関する審議・投票を延期した。この日は欠席者が多くなるため、罷免を免れる可能性が危うくなると判断されたためだ。17日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》奴隷労働基準の緩和が成立=農牧畜系議員の思惑か?=「告発阻止のための交換条件」と野党非難

ロナウド・ノゲイラ労働相(中央、Edu Andrade – ASCOM/Ministério do Trabalho/FotosPublicas)

 【既報関連】ブラジル連邦政府は16日、労働者を過酷な条件下で働かせる奴隷労働の摘発、雇用主への罰則適用のための基準を改定したと17日付現地各紙が報じた。  今後は労働相だけが、こうした違法な労働を強いている雇用主を奴隷労働ブラックリストに載せる権限を持つ。同リストに掲載された企業は2年間、公的銀行からの融資を受ける事が出来ない ...

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《ブラジル》健全財政が企業誘致のカギ?=セアラー州やエスピリトサント州は盛んに投資を呼び込むPR

 これまでブラジルの各自治体は、地元に投資を呼び込む際に、「海に面していて港がある」「道路が整備されている」「特別法人税減税がある」などを売り物にしてきたが、最近は「財政が安定している」事も自治体のアピール材料となっていると、15日付現地紙が報じた。  北東部のセアラー州、南東部のエスピリトサント州、北部のアマゾナス州都マナウス ...

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ボルソナロ=仰天政策が次々に続出=人気極右大統領候補がアメリカ・キャンペーンで残した疑問

 18年の大統領選の世論調査で支持率2位につけているジャイール・ボルソナロ下院議員が、大統領選を1年後に控え、アメリカでキャンペーンを行ったが、そこで次々と仰天発言を行い、疑問点や矛盾点も垣間見せている。  ボルソナロ氏は、左翼政権の労働者党(PT)の汚職スキャンダル、ならびに罷免された同党のジウマ大統領罷免後に大統領についた老 ...

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《ブラジル》最高裁=議員停職の権限は議会に=判事投票6対5の大接戦で=カルメン長官が最後まとめる=アエシオ氏の今後は上院で

11日のカルメン・ルシア長官(Lula Marques/AGPT)

 11日、最高裁が、実際の審理を行う前の予備的措置として連邦議員に停職などの処分を下した場合、その実行には議会の承認が必要であることを決めた。同件の審理は大接戦で、最後にカルメン・ルシア長官が1票を投じた結果、6対5で決まった。13日付現地紙が報じている。  今回の審理は、9月26日に最高裁第1小法廷がアエシオ・ネーヴェス氏に下 ...

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《ブラジル下院》ボニファシオ報告官が強硬なテメル擁護展開=検察庁や司法を強烈批判=「立法府は権力を失っている」とも=ルーラたちにまで言及

10日のCCJでのボニファシオ報告官(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 10日、下院憲政委員会(CCJ)でテメル大統領に対する2度目の告発受け入れに関する審議が行われ、報告官のボニファシオ・デ・アンドラーダ下議(民主社会党・PSDB)が、この告発を承認しないよう強く求めたばかりか、検察庁や司法界に対する批判まで行った。11日付現地紙が報じている。  今回の告発は、テメル大統領が民主運動党(PMDB ...

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