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《ブラジル》連立与党がテメル告発を全力で阻止=CCJでは見解発表マラソン

11日のテメル大統領(Valter Campanato/Agência Brasil)

 下院憲政委員会(CCJ)でのテメル大統領への収賄容疑での告発受け入れ阻止のため、連立与党の主要4党が全力を挙げて対策を練っている。12日付フォーリャ紙が報じている。  テメル大統領は11日、自身への告発に関する下院での判断がどういう結果でも、「それに従う」との見解を述べた。

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アーティストたちの祈り通じる=スヴェイテル報告官のテメル大統領告発受け入れ

 現在ブラジルは、収賄容疑で起訴されたテメル大統領の告発を、下院が受け入れるか否かに注目が集まり、下院の憲政委員会で報告官をつとめるセルジオ・スヴェイテル氏が、告発を「受け入れる」という見解を示したことに、国民が好意的な反応を示している。  とりわけそれを喜んでいるのは、ブラジルを代表する歌手や俳優といったアルチスタ(アーティス ...

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《ブラジル》下院憲政委員会=「テメル大統領告発を受け入れる」=スヴェイテル報告官が見解=連邦政府側は予想済み=委員の入れ替えなどで対抗

スヴェイテル報告官(Lula Marques/AGPT)

 10日、下院憲政委員会(CCJ)で、収賄容疑でのテメル大統領告発に関する審議の報告官をつとめるセルジオ・スヴェイテル下議が、「告発を受け付ける」という内容の意見書を読み上げた。11日付現地紙が報じている。  スヴェイテル氏はテメル大統領と同じ民主運動党(PMDB)所属ではあるが、党内では独立派を貫き、かつ、司法界出身の経歴通り ...

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《ブラジル》労働法=上院本会議での採決目前=事前調査では僅差の可決か?=修正し、下院再審議を狙う野党

6月末の上院憲政委員会の様子、ロメロ・ジュカ上議(左)と、マルタ・スプリシー上議(右)(Antonio Cruz/EBC/FotosPúblicas)

 【既報関連】11日に上院本会議採決が予定されている労働法改正案について、現地紙が上院議員たちに投票動向アンケート調査を行った結果、全81上議の内、42人が賛成の意向である事が分かった。9日付同紙が報じている。  同案承認には41票以上の賛成が必要なので、アンケートの結果通りなら、同案は僅差で可決される。

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《ブラジル》マイア氏の大統領代行に期待高まる=テメルのCCJ準備の裏で=背後に財界や企業の存在=PSDB党首代行も支持

大統領待望論が浮上中のマイア下院議長(Lula Marques/AGPT)

 テメル大統領が連邦検察庁からの告発に対し、下院の憲政委員会(CCJ)での告発受理阻止に向けた準備を進める一方で、下院の中では、大統領が停職になった場合に最大6カ月間、代行を務めるロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)に期待する勢力が出てきていると、7日付現地紙が報じている。  昨年5月のテメル政権の成立以来、連邦政府に副大 ...

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「レアル・プラン」の映画が惨敗=政府の歴史的政策も制作費の1割しか売れず

 「レアル・プラン」というのは、ブラジルの歴史においてひとつの大きな分岐点となった経済政策で、その偉業は今日でも語り草になっている。だが、その誕生までの内幕を描いた映画「プラノ・レアル」は逆にブラジルの映画史上に残る大失敗になりつつある。  1994年2月、ブラジルに新通貨「レアル」が導入された。それにより、ブラジルでそれまで続 ...

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《ブラジル》景気回復は2019年以降?

エスタード紙2日付けB5面《政治危機は景気回復を2019年に先送りする》

 テメル大統領の心中は、ジェットコースター並みに激しく上下しているに違いない。先週月曜日にはジャノー連邦検察庁長官の起訴第1弾「収賄容疑」があり、地獄まで急降下した気分だっただろう。  だがその週のうちに最高裁判事の判断で、テメル側近のロウレス元下議が自宅軟禁に切り替えられ、彼が司法取引せざるをえない圧力は弱まった。さらにPSD ...

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《ブラジル》汚職に最も手を染めた政党は?=64%が労働者党と答える

 調査会社Ipsosが6月1~13日に全国72市、1200人を対象に行った調査によると、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)で捜査の対象となった政党中、汚職に最も手を染めた政党は労働者党(PT)と見ている国民が64%いる事が分かった。  14年3月に始まったLJ作戦は、ペトロブラスを巡る汚職などを次々に告発。パラナ連邦地裁のセルジオ・モ ...

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《ブラジル》テメル告発問題報告官は意外な“中立派”に=政界無名のスヴェイテル氏=連邦政府には思わぬ展開=今後の審理の行程は?

 下院憲政委員会(CCJ)は4日、検察庁がテメル大統領を収賄疑惑で告発した問題に関する報告官として、セルジオ・スヴェイテル下議(民主運動党・PMDB)を選出した。テメル大統領と同じ政党ではあるが、連邦政府に対しては「中立の立場」とされており、展開の読みにくい結果となった。5日付現地紙が報じている。  スヴェイテル氏はリオ州選出下 ...

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ブラジルに再び左傾化傾向=ジウマ罷免後にむしろ強まる

 ジウマ前大統領が罷免され、ラヴァ・ジャット作戦で労働者党(PT)の主だった政治家が逮捕され、ルーラ元大統領に対する告発が増えても、ブラジルではかえって左傾化が進んでいることが調査団体ダッタフォーリャの調べで分かった。  これはダッタフォーリャが6月21~23日に行った調査の結果、明らかになったものだ。

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