【既報関連】サンパウロ市のジョアン・ドリア市長(民主社会党・PSDB)が16日、党内選挙で選ばれたらとの条件付で、来年の大統領選に出馬する可能性を示したと、17日付現地各紙が報じた。 同市長はニューヨークのブルームバーグ本社を訪問中に、記者団から大統領選出馬の可能性を問われ、「民主主義を遵守すれば有り得ないことではない」と返 ...
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喉元過ぎれば熱さを忘れると言うけれど
4月末、肘の痛みで医者に行き、重い物を持って炎症を起こしたのだと言われ、注射と投薬を受けた。だが、痛みが消えたと油断して買い物袋を持ったら、痛みが戻って元の木阿弥。「喉元過ぎて熱さを忘れた」故の失敗だ▼だが、ブラジルを見ると、人は簡単に「熱さを忘れる」ものだと思わされる。1992年に罷免されたコロル元大統領が現職上議である事も ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁が、大統領捜査の是非を審理=在職中は捜査せずと検察=それに異を唱えたPDT
ミシェル・テメル大統領(民主運動党・PMDB)を、大統領就任前に行ったとされる疑惑で捜査しうるか否かを、連邦最高裁大法廷が審理することになった。民主労働党(PDT)は10日、「大統領は、在職中は就任前の行為に関する捜査の対象にならない」との憲法解釈に異議を唱える訴えを起こしており、15日にルイス・フクス判事が捜査の是非を大法廷 ...
続きを読む »《ブラジル》連警がルーラを再度告発=ゼロテス作戦の継続捜査で=自動車製造業者へのMP巡り
ブラジル連邦警察が15日、自動車製造業者らのための税優遇措置を決めた暫定令(MP)延長に絡んだ贈収賄疑惑で、ルーラ元大統領ら13人を告発したと15、16日付現地紙やサイトが報じた。 連警が告発したのは、ルーラ元大統領、ジウベルト・カルヴァーリョ大統領府総務室元長官、エレニセ・ゲーラ元官房長官、ヒュンダイ車の製造やフォード、ヒ ...
続きを読む »《ブラジル》PT政権元幹部のパロッシ=今度こそ報奨付供述を決意=BNDES疑惑発覚が決め手=LJ作戦さらなる深みに=PTには避けたかった事態
【既報関連】ラヴァ・ジャット作戦(LJ)において、収賄、資金洗浄容疑で被告となり、16年9月から逮捕勾留が続いているアントニオ・パロッシ元財相が、報奨付供述(司法取引)に応じる意志を固めたと、13日付現地紙が報じた。 パロッシ被告は、デウシジオ・ド・アマラル元上議に次いで、報奨付供述に応じることを決めた2人目の労働者党(PT ...
続きを読む »皇室の歴史を子孫に伝えよう=『日本文化第5巻』販売開始=国体安定の秘密を紐解く
「皇室について子や孫に口で説明するのは難しい。だが大事なものだけに、しっかりと理解してほしいと常々思っている。良い本はないか」――そんな読者からの声を受け止め、サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞は『日本文化(Cultura Japonesa)』の第5巻を刊行した。日本移民110周年を翌年に控え、皇室のどなたかが御来伯される期待 ...
続きを読む »《ブラジル・LJ作戦》サンターナ被告の報奨付き供述公開=「全てルーラ元大統領の指示だった」=妻のモウラも同様の供述=ルーラ尋問と矛盾する内容=「証拠能力なし」とルーラ弁護団
ラヴァ・ジャット作戦(LJ)において、資金洗浄などの容疑で起訴され、実刑判決も受けたジョアン・サンターナ被告と妻のモニカ・モウラ被告が、報奨付供述で、ジウマ前大統領とルーラ元大統領(共に労働者党・PT)は、大統領選での経費や報酬の大半が、建設大手のオデブレヒト(O)社が正式な献金として払った金と、隠し口座に振り込んだ金で支払わ ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラが尋問で三層住宅所有を否定=「妻が欲しがった」と釈明=「証拠を見せろ」と反撃する場面も=判決は検察、被告の再弁論後
【既報関連】パラナ州クリチーバの連邦地裁で10日、セルジオ・モロ判事が、収賄と資金洗浄の容疑で起訴されたルーラ元大統領(労働者党・PT)に対する本人尋問を行ったが、同被告は5時間にわたる尋問中、常に、建設大手OAS社からの賄賂としてサンパウロ州グアルジャー市の高級三層住宅を受け取った事を否定したと、11日付現地各紙が報じた。 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦=ルーラ被告とモロ判事が初対峙=過熱する一方のクリチーバ=引き伸ばしを図るルーラ側=他にも4件で刑事被告に
【既報関連】ラヴァ・ジャット(LJ)作戦によるもの三つを含む、5件の刑事裁判で被告となっているルーラ元大統領(労働者党・PT)に対する、初めての本人尋問が10日に行われると、10日付現地各紙・サイトが報じた。 尋問は当初、5月3日に行われる予定だったが、連邦警察やパラナ州保安局などの要請を受けたパラナ州連邦地裁のセルジオ・モ ...
続きを読む »《ブラジル》ジャノー検察庁長官=エイケ被告への人身保護令無効を求める=被告はメンデス判事の妻の顧客で、同判事の中立性に疑念と語る=判断はカルメン最高裁長官の手に
ロドリゴ・ジャノー連邦検察庁長官は8日、ジウマール・メンデス連邦最高裁判事を、エイケ・バチスタ被告関連の司法手続きから外すことと、同判事が4月28日に認めた、ラヴァ・ジャット作戦で逮捕されていたエイケ被告に対する人身保護令適用を無効化することを求めたと、9日付現地紙が報じた。 ジャノー長官は、今回の要請の理由として、メンデス ...
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