【既報関連】18日に文化相を辞任したマルセロ・カレロ氏が、ジェデル・ヴィエイラ・リマ大統領府総務室長官が同氏に強要し、文化省傘下の機関に同長官の所有物件も入っているバイア州の高層ビルに対する建設許可を出させようとしたと告発した件で、ミシェル・テメル大統領たちからも圧力をかけられていたと連邦警察で供述していたことが明らかとなり、 ...
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レパトリアソン法=政治家親族にも恩赦付与?=クーニャ懐柔策の疑いも=〃一杯食わされた〃上議達
【既報関連】国外にある未申告の不正資産を申告し、政府に罰金と所得税を支払った人に恩赦を与え、合法化するレパトリアソン法は、国庫に460億レもの収入をもたらし、一定の成果を挙げた。 レパトリアソン法を来年も実施するための法案審議にあたって、政治家の親族にも恩赦を与えるか否かを巡る攻防で、ロメロ・ジュカ上議(PMDB・民主運動党 ...
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ここ連日のジェデル・ヴィエイラ・リマ大統領府総務室長官のトラブルが、遂に自身にも飛び火してしまったテメル大統領。今回のカレロ前文相への圧力疑惑で、野党側からは早速「罷免を!」と叫ぶ声があがっている。PTをはじめとした野党勢力からすれば「ジウマ氏を罷免に追いやった仇」と言いたいところだろう。ただ、「圧力か仲裁か」は意見の分かれる ...
続きを読む »汚職防止法=下院委員会が意見書承認=「裏金恩赦」の件は未解決=結論は本会議に持ち越し=閣僚離脱恐れるテメル政権
下院の特別委員会は23日、連邦検察庁が提出した汚職防止法の審議を行い、同日深夜に行われた投票では、委員30人が万錠一致でオニキス・ロレンゾーニ報告官(民主党・DEM)の意見書を承認した。だが、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)を妨害しかねないとして問題となっていた、「同法が有効になる前に行われた選挙時の裏金(カイシャ2)工作は犯罪と ...
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ジョアン・ドリア次期サンパウロ市長による新市政の人事が進んでいるが、現地紙の情報によると、教育局長にはアレッシャンドレ・シュナイデル氏の就任が決定的とのことだ。シュナイデル氏は2006~12年のカサビ政権下で同職をずっとつとめていた人物だ。また、文化局長にはサンパウロ映像美術館(MIS)の館長をつとめ、映画監督でもあるアンドレ ...
続きを読む »企業家版「ブラジルのトランプ」が大統領選出馬を希望?=同系列番組出身のジュストゥス氏
ブラジル有数の成功したビジネスマンとして知られるロベルト・ジュストゥス氏が、同じ系列のリアリティ・ショーに出演していたアメリカのドナルド・トランプ氏の大統領当選に続けとばかりに、18年の大統領選への出馬を考え始めたことが明らかとなった。 ジュストゥス氏はブラジル広告界の大物だが、同氏は、トランプ氏が出演していたことで知られる ...
続きを読む »トランプ・ショックは外国人労働者を真剣に考える好機
コラム子は別にトランプ氏を支持する者ではない。ただ、ヒラリー氏に関する情報を見聞きするたびに、ラヴァ・ジャット作戦で揺れるPTとの類似を強く感じ、「アメリカよ、お前もか」という暗い気持ちになる▼米ウオールストリートジャーナル5月11日付電子版にあるペギ・ノーナン氏のコラムには、例の告発本『クリントン・キャッシュ』に関して、《外 ...
続きを読む »カブラル逮捕=リオ州のみならずブラジルに衝撃=政治腐敗で崩壊した州財政=ジウマはかつての蜜月否定も=PMDB内にも打撃確実
17日のセルジオ・カブラル前リオデジャネイロ州知事の(民主運動党・PMDB)逮捕は、リオ州ならびに国政に大きな波紋を投げかけている。18日付現地紙が報じている。 カブラル前知事の逮捕は、リオ州が財政破綻に陥っている状況下、衝撃を持って迎えられた。 2007~14年に同知事政権が行った連邦政府の資金による公共事業中、サッカー ...
続きを読む »サンパウロ市=17年にバス代値上げか?=ドリアの公約に早くも矛盾
次期サンパウロ市市長のジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)が、選挙公約に反して、2017年のバス代の値上げを検討し始めていると18日付現地紙が報じている。 17年にバス代値上げを行わないことはドリア氏の公約の中でも目玉の一つとなっていたもので、同氏は当選後もこの主張を通してきていた。 だが伯現地紙によると、ドリア氏は ...
続きを読む »〈ブラジル〉「軍政復帰」求め下院占拠=議会は共産主義的だと主張=燻る火種に不安募らす政府
ブラジル連邦下院で16日、汚職防止法案の報告官であるオニキス・ロレンゾーニ下議(民主党・DEM)の提出した意見書を〃骨抜き〃にするべく、各政党は連携の道を探っていた。これは、汚職容疑の捜査、特にラヴァ・ジャット(LJ)作戦を弱体化させる可能性があるものだった。 それに対して不満を抱く50人ほどの集団が、午後3時半頃、下院本会 ...
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