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東西南北

 今年に入り、地下鉄5号線をはじめ、新駅の開業ラッシュが続いていたサンパウロ市地下鉄やCPTM(都電)だが、2019年は予算が抑えられることになりそうだ。地下鉄が今年の予算より9・86%減の20億500万レアル、CPTMが8・8%減の34億1千万レアルとなる。これらはすでに、サンパウロ州議会の予算案として承認を得ている。今年は、 ...

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大統領選=ボルソナロが42代大統領に=ハダジに55%対45%=裕福な地域での支持強く=「ブラジル初の極右大統領に」

ボウソナロ氏の勝利に沸くブラジリア(Fabio Rodrigues Pozzebom/Ag. Brasil)

 28日、大統領選の決選投票が行われ、ジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)がフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)を55%対45%で破り、第42代大統領に就任することになった。29日付現地紙が報じている。  決選投票の結果は、ボルソナロ氏が総投票の49・9%の5779万6972票、ハダジ氏が40・6%の4703万87 ...

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州知事選=決選投票で新たに14人=サンパウロ州は大接戦の末にドリア=ボルソナロの影響強く

ドリア氏(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 28日、連邦直轄区と13州の知事選の決選投票が行われ、サンパウロ州でジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)が当選を果たしたほか、7日に続いて14人の知事が決まった。29日付伯字紙が報じている。  サンパウロ州知事選は過去にない大接戦となったが、前サンパウロ市市長のドリア氏が、現知事のマルシオ・フランサ氏(ブラジル社会党・P ...

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〃時代の振り子〃が右に振れ始めた!=テクノロジーの進歩で生まれた民主主義の隙突く=デジタル空間のクーデターか

「時代の振り子」は右へ、左へ(By Zatonyi Sandor, from Wikimedia Commons)

 今年、リベルダーデで一番賑やかだった街頭の打ち上げ花火は、サッカーW杯ではなく、ジャイール・ボルソナロの当選だった。  半年前、支持率トップでありながらも、大半の国民からは「どうせ本命ではない」と期待を込めて思われていた人物が、最後までトップを保った。

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新風が吹きぬけた統一選挙=サンパウロ市在住 諸川有朋=10月13日期

ボウロナロ大統領候補(Fernando Frazão/Agencia Brasil)

<その1>  選挙により、国民に合った政治家が選出されると言われ、国の政治が良くなるのも悪くなるのも、元々は国民の責任であると言われ、私達日系人はよく親達から「清き一票を」とよく聞かれた。  しかし、私達の見解では本当にだれがブラジル国の発展と国民の為になってくれるのか解らないで、最終的には知人の要望や心に無い夢のよ ...

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《ブラジル》大統領選はボルソナロ有利で決戦へ=ハダジは6%P詰めるも=依然として12%Pの差=サンパウロ州知事選は予断許さず

25日のボウソナロ氏(Fernando Frazão/Agencia Brasil)

 28日の決選投票目前の大統領選や知事選の世論調査の結果を、ダッタフォーリャが25日に発表した。大統領選ではジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)が有効票の56%の支持を得、12%ポイントのリードのままで決選投票を迎えることになったと、26日付フォーリャ紙が報じている。  今回の調査は24、25日に全国341市で行われた ...

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実際に乗ってみた!=ルス駅からG空港直通電車=お得? 8レアルで約30分=空港手前からシャトルバスに

ルス駅で乗車する

 サンパウロ市のルス駅からグアルーリョス国際空港までの直通電車「エアーポート・エクスプレス」(CPTM13番線―翡翠色)が16日に開通した。旅行や出張で利用者の多い、南米一の国際空港。車だと渋滞に巻き込まれることも多く、レプブリカ駅やバハフンダ駅からの直通バスは50レという高値…。25日、実際に乗車してその利便性を確かめた(國分 ...

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《ブラジル》フォーリャ紙=「ボルソナロはチャヴェスに近い」=ブラジルのベネズエラ化警告=独裁政権化の兆し各所に?!=憲法や最高裁の見方などで

チャヴェス氏を称える銅像(Péricles Chagas/MST)

 大統領選の選挙キャンペーンで「ブラジルをベネズエラに変えてしまう」と、対抗のフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)に対する警鐘を鳴らしているジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)の方法論が、ハダジ氏以上に、ベネズエラの独裁者と呼ばれた、軍隊出身のウゴ・チャヴェス元大統領(2013年没)のそれを踏襲していると、25日付 ...

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今のブラジルを思うとゾッとする、昭和の名コラム

山本夏彦コラム傑作選

 「汚職は国を滅ぼさないが、正義は時に国を滅ぼす」という、日本では比較的有名な言葉がある。その言葉の主は「昭和の名コラムニスト」と呼ばれた山本夏彦氏(1915~2002年)だ▼この言葉は、正確には同氏が1980年に書いた「汚職で国は滅びなない」と83年の「正義は時に国を滅ぼす」を合わせたものだが、論旨そのものは前者でほぼ書ききっ ...

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英国エコノミスト誌=「社会保障制度改革への猶予は1年」と新政権に注文

 英国誌「エコノミスト」は、「ブラジルで来年発足する新政権が社会保障制度改革を実行するまでの猶予は1年だ。もし1年以内に実行できなければ、ブラジル投資の気運は一気に下がるだろう」との報告書を作成したと、24日付ブラジル現地紙が報じた。  同誌は、28日の大統領選決選投票において、ジャイール・ボルソナロ候補(自由社会党・PSL)の ...

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