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ジウマ罷免問題=PPも与党離脱を発表=下議投票で圧倒的に罷免支持=PRBも連立復帰を否定=PRとPSDも続くか

12日、PPの連立離脱を発表するアギナルド・リベイロ同党下院リーダー(Wilson Dias/Agência Brasil)

 12日、労働者党(PT)にとって最大の協力党となっていた進歩党(PP)がジウマ政権からの離脱を宣言した。3月29日に起きた、下院最大勢力の民主運動党(PMDB)の連立離脱につぐショックで、17日に行われる下院でのジウマ大統領の罷免投票が危うくなってきた。13日付伯字紙が報じている。 PPのシロ・ノゲイラ党首は6日に、「下院での ...

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LJ28弾=教会が賄賂の支払い先に=集票マシーン神父への謝礼=元連邦区知事も教会頼み

ジム・アルジェッロ上議(Waldemir Barreto/Agencia Senado)

 【既報関連】ジウマ大統領罷免で揺れる政界だが、汚職追及のラヴァ・ジャット(LJ)作戦はその間も手を緩める事はなかった。12日朝、LJ作戦第28弾(作戦名「ピュロスの勝利」)が敢行され、ジム・アルジェロ元上議(ブラジル労働党・PTB)が逮捕されたと13日付伯字各紙が報じた。 同元上議には14年、ペトロブラスを巡る汚職疑惑解明のた ...

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東西南北

 12日、フェルナンド・ハダジサンパウロ市市長はサンパウロ州工業連盟(Fiesp)に対し、サンパウロ市パウリスタ大通りにある社屋の壁に電飾でデザインや字を映し出しているのは「シダーデ・リンパ法に違反する」として、電飾の差し止めを命じた。この壁には「インピーチメント・ジャー(もう罷免の時だ)」「フォーラ(辞めろ)ジウマ」の言葉が映 ...

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ジウマ罷免問題は本会議へ=委員会が38対27で承認=運命の全体投票は17日予定=カギを握るのはPRか

 11日、ジウマ大統領罷免のための下院の特別委員会で「下院本会議で審議を継続する」という報告官の意見書を承認するか否かの投票を行った結果、38対27で本会議での審議継続が決まった。本会議は15日から行われ、17日に投票が行われる。12日付伯字紙が報じている。 14年の大統領違選挙の際には九つの党との連立で、議会内の過半数はゆうに ...

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LJ28弾=アルジェロ元上議逮捕=CPI出頭ネタにゆする?=建設会社から500万レ収賄

 連警が12日朝、サンパウロ市、リオ市、ブラジリアなどでラヴァ・ジャット作戦(LJ)第28弾を敢行、ジム・アルジェロ元上議(ブラジル労働党・PTB)を再犯防止のため無期限逮捕したと同日付伯字紙サイトが報じた。 同元上議の自宅には家宅捜索が入った。同元上議の他、同元上議の元秘書2人が一時逮捕され、建設大手OAS社の役員らも捜査対象 ...

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ハダジサンパウロ市長=30キロ制限地域を設置=西部の一角で試験的に実施

 フェルナンド・ハダジサンパウロ市長(労働者党・PT)は、これまでにサンパウロ市内に12の「時速40キロ制限ゾーン」を設置してきたが、11日に初の「時速30キロ制限ゾーン」(A30)を設置したと12日付伯字各紙が報じた。 市内初のA30には、サンパウロ市西部、ラッパ・デ・バイショ区内の1・4平方キロメートルが指定された。マルジナ ...

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東西南北

 11日の下院の特別委員会が、下院でのジウマ大統領の罷免審議継続を承認し、17日に運命の投票が行われることも決定的となった。本会議での審議は15日からはじまるが、その前からもジウマ氏は苦難続きだ。アンドラーデ・グチエレス社の元社長が先週、10年と14年のジウマ氏の大統領選への献金は大半が賄賂だったことを暴露した上、11日には親友 ...

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日本でこっそりルーラ批判をするムヒカ

ルーラのお膝元、サンベルナルド・ド・カンポ市での対談イベントに参加したときのルーラ、ムヒカ(Foto: Ricardo Stuckert/Instituto Lula, 29 de agosto de 2015)

 日本で大人気のホセ・ムヒカ前ウルグアイ大統領(ドン・ペペ)の思想には、南米の2大国に挟まれた小国という地政学的な条件が深く影響を与えている気がする。その要素もまた日本人から共感を得やすい部分かもしれない▼ウ国は元々アルゼンチンの一部「東方州」だったが、1820年にポルトガル軍(ブラジル)に侵攻された。亜国は地元勢と協力してゲリ ...

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サンパウロ市長選=エルンジーナの挑戦=81歳の左翼系元女性市長

エルンジーナ氏(Antonio Cruz/Agência Brasil)

 本来なら今頃は、10月に行われる全国市長選挙に向けて盛り上がり始めていなければおかしいのだが、ジウマ大統領の罷免問題でそれどころではないブラジル。だが、その陰に隠れながらも興味深い動きは起こっている。 そのひとつが、サンパウロ市長選に、元同市市長で現在81歳のルイーザ・エルンジーナ氏(社会主義自由党・PSOL)が24年ぶりの返 ...

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ダッタフォーリャ=「ジウマ罷免」がやや後退=PMDBとテメルの反感増で=PT派とルーラの反撃効く=投票に向けてはなおも苦しく

国民の反感を高めたテメル副大統領(Lula Marques/Agência PT)

 9日に発表されたダッタフォーリャの最新調査によると、ジウマ大統領(労働者党・PT)の罷免を求める国民の声がやや落ちつき、ミシェル・テメル副大統領(民主運動党・PMDB)の罷免を求める声が高まっていることがわかった。これは3月下旬のPMDBの連立離脱と、それをクーデターと批判するPTとその支持者によるキャンペーンが効いた模様だ。 ...

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