短歌誌『椰子樹』371号が先の12月に発行された。リオ五輪のテレビを、手に汗握りながら見て作ったと思われる《君が代に胸あつくしぬ幼くて国出でしわれはオリンピックに》(富樫苓子)という歌には共感する人も多いのでは。《ここは晴れ彼方に見えるあの雨は空から下がるカーテンのよう》(宮本留美子)、《鼾かく猫に文句を言う深夜テレビ小さく見 ...
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マラカナンの危機=荒れ果てて盗難も発生=リオ五輪組織委の怠慢が原因
ブラジルサッカー界のオフは短い。昨年12月11日に全国選手権が終了したばかりだが、もう今年の各州選手権が始まろうとしている。 しかし、ブラジルで最も有名なスタジアム、リオのマラカナン競技場は悲惨なありさまだ。 同競技場は今、ほとんど廃棄された状態で、2014年のワールドカップ決勝や、昨年の五輪・パラリンピックで見せた美しい ...
続きを読む »聖南西、児童100人が絆育む=林間学校で各校生徒らが交流
聖南西教育研究会(西田みどり会長)主催の『第23回聖南西林間学校』が、先月12~14日にカッポン・ボニート文化体育協会会館で行われた。聖南西地区の日本語学校8校に在籍する12~15歳の生徒74人が参加。16、17歳のスタッフ9人、教師約20人とともに賑やかに3日間を過ごした。 開会式では西田会長、カッポン・ボニート文協のすだ ...
続きを読む »ブラジル観光業=昨年は外国人観光客4・8%の伸び=観光ビザ取得義務の免除訴える観光相
ブラジル観光省が4日、昨年1年間にブラジルを訪れた外国人観光客は延べ660万人に達したと発表したと、同日付現地サイトが報じた。 これは2015年と比べ、実数で30万人、割合にして4・8%の増加だった。 同省は、増加の主要因は、8月から9月にかけてリオ市で行われたリオ五輪・パラリンピックにあるとした。 2016年の場合、外 ...
続きを読む »ジャパン・ハウス=いよいよ5月にオープン=1月に施設が竣工予定=3月には事業詳細を発表
日本の「正しい姿」を発信し、親日派を育むことを目的とした日本国外を拠点にした広報文化施設「ジャパン・ハウス」(以後JH、パウリスタ大通り52番)が、いよいよ今年5月にオープンする。県連日本祭りでブースを出展したものの、事業全体については未だベールに包まれたまま。日系社会からも高い関心が寄せられるなか、どんな考え方の施設となりそ ...
続きを読む »サッカーW杯予選=6度目の世界制覇へ期待高まる=チッチ監督就任で大変身=生まれ変わったブラジル代表=6連勝はペレの時代以来
現在ブラジル代表は、2018年ロシアW杯南米予選で首位に立ち、国民は「エウフォリコ」(陶酔状態)ともいえる空気に包まれている。昨年の前半まで同予選で6位に低迷、同6月に米国で開催されたコパ・アメリカ100周年記念大会で、屈辱のグループリーグ敗退を喫した直後の「カタストロフィコ」(破局的)とも言える空気とは全くの正反対だ。ここま ...
続きを読む »めざせ東京五輪2020!=弟子に託すメダルの夢=浜松育ちの柔道家ユリさん=サンパウロ州選抜を熱血指導中
思いは早くも2020年の東京五輪。選手時代の熱い夢を弟子に託し、一人の女性柔道家が日々、指導にまい進している。浜松で青春時代を過ごしたダニエリ・ユリ・バルボザさん(32)。漢字名は由利、母の姓がナカザワという混血三世が、北京五輪で届かなかったメダルという夢を後進に託し、23歳以下のサンパウロ州選抜選手を指導している。 平日の ...
続きを読む »第20回迎える県連日本祭り=祭典の歴史振り返る=日伯繋ぐ重要な懸け橋に
2017年7月7~9日、コロニアを代表する祭典『日本祭り』が第20回目の記念すべき節目を迎える。「海外最大の日本祭り」と称される同イベントの歴史を振り返り、また、日本祭りの祖となった「郷土食郷土芸能祭」を始めたブラジル都道府県連合会の網野弥太郎元会長に、当時の様子を尋ねた。 日本移民90周年を記念して、1998年7月24、2 ...
続きを読む »ざっくばらんに行こう!=ブラジル社会面座談会=ムリやり先読み!=政治リアリティショー=「首都スキャンダル劇場」
リオ五輪後の〃大掃除〃 【深沢】さあ、久しぶりに『ざっくばらんに行こう』座談会です。 なんといっても旧年中は、大統領罷免、下院議長解職、あわや上院議長まで解職という、とんでもないことが続々と起きました。今回の座談会は、そんなとんでもない一年を振り返って、新年を展望するというテーマしかないよね。 15年末からずっと、ほとんど「 ...
続きを読む »2017年1月元旦=新年のご挨拶
新年に考えること=ブラジル日本都道府県人会連合会会長 山田康夫 謹んで新年のお慶び申し上げます。 旧年中はいろいろとご支援をいただき、心より感謝申し上げます。 海外最大の日系人集団地であるブラジルは、来年移住十年周年を迎えますが、今では三世から四世へと主力が移りつつあり、県人会においても一世の会員は少なく、二世、三世へと構 ...
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