10日に行われた男子体操個人総合の決勝戦に進んだブラジル勢は、セルジオ・ササキが9位、アルトゥール・ノリが17位となり観衆を湧かせた。 ササキの9位はロンドン大会の10位を上回り、ブラジルにとっても本人にとっても最良の結果となった。決勝初挑戦のノリも17位という成績に満足し、インタビューでは相好を崩していた。 他方、11日に行 ...
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ラファエラの金メダルは日本の勝利でもある
《黒人女性、貧困、リオ五輪初の金メダル、ブラジルの顔》―スペイン「エル・パイス」紙ポ語版10日付電子版はそう報じた。柔道家ラファエラ・シルヴァの金メダルはブラジルのものだが、実は日本の〃勝利〃でもある。日本の日本人にも心から喜んでほしい▼彼女はリオ市郊外の巨大貧民街「シダーデ・デ・デウス(神の町、以後CD)」という皮肉な名を持 ...
続きを読む »リオ五輪の来場客から苦情=軽食会社のフード・チームに
リオ五輪競技場の軽食会社フード・チームに、サービスの悪さや雇用法違反の疑いで多くの苦情が寄せられている。2013年に創設された同社は、スポーツ競技場やイベント会場での軽食販売を請け負っているが、同社への評価は設立当時から低い。 バーラ・ダ・チジュッカ、デオドーロの五輪会場では、同社軽食店での商品や釣銭の不足、長い行列、カード用 ...
続きを読む »リオ五輪=専用バスのガラス割られる=警察は銃撃説否定、投石か=スラムに入った警官襲撃も
五輪の熱気に沸くリオ市内で9日、報道関係者らが乗った専用バスが襲撃され、割れたガラスでケガ人が出た。10日には、誤ってファヴェーラ(スラム)に入った国家治安部隊が銃撃される事件も起きたと9~11日付伯字紙や各紙サイトが報じた。 報道関係者やボランティア12人(内3人がブラジル人)を乗せたバス襲撃は、9日午後7時半頃起きた。この ...
続きを読む »東西南北
今回のリオ五輪で最も注目されているといっても過言ではない男子サッカーで、五輪代表は10日の対デンマーク戦を4―0で制し、ベスト8進出を決めた。それまでの南アフリカ、イラクの2試合を無得点の引き分け(スコアレス・ドロー)で終え、予選落ちも心配されていたが、欧州強豪も期待のガビゴル、ガブリエル・ジェズスが揃って点を入れ、さらにもう ...
続きを読む »広島、長崎に平和の誓い=6、7日に原爆死没者追悼=若者呼びいれ、映画上映
リオ五輪開会式から一夜明けた6日、ブラジル広島文化センター(平崎靖之会長)は、例年よりも規模を拡大して「広島原爆死没者追悼法要」を行った。またその翌日7日午前8時からは、ブラジル被爆者平和協会(森田隆会長)と長崎県人会(川添博会長)がサンパウロ市ジョン・メンデス広場のサンゴンサーロ教会で「長崎原爆犠牲者追悼慰霊ミサ」を開き、約 ...
続きを読む »リオ五輪サッカー=東洋街から日本へ大声援=進退かけた第3戦で観戦会
「ニッポン、ニッポン、ニッポン」との大声援が東洋街にこだました。日系5団体によるリオ五輪日本人訪問者サンパウロ支援委員会が10日夜、サッカー男子の第3戦(日本―スウェーデン)に合わせ、サンパウロ市文協の多目的ホールで観戦応援会を行なった。負けが許されない試合に日系・非日系、駐在員など約300人の観衆が集った。 ブラジル日本商工 ...
続きを読む »もっと観戦会を企画しては
10日夜に文協で行なわれた、リオ五輪男子サッカーの観戦会は大いに盛り上がった。でも、どこかお行儀がよく、もっと鳴り物を入れて大騒ぎをしてもいいぐらいだと感じた。 とはいえ、日系人や駐在員、親日ブラジル人という様々な層が一体となって応援している様子には、とても好感が持てた。残念なのはたった1回しか観戦会がないことだ。 五輪に対す ...
続きを読む »五輪応援団の野次に苦情=ネットの悪口に泣く選手も=熱狂や興奮以上に成熟必要
リオ五輪開始5日目の9日、外国人選手や報道関係者がブラジルの応援団の野次や騒音に苦言を呈しているとアジェンシア・ブラジルが報じた。 観客席が騒がし過ぎて苦情が出たのは水泳、卓球、バスケットなどだ。8日の女子バスケットブラジル対日本戦では、絶え間なく続くブラジル側応援団の野次に日本側応援団が苛立ちを覚えた。7日の卓球男子ウーゴ・ ...
続きを読む »五輪体操=男子団体は6位、女子8位=個人総合にも2人が進出
リオ五輪での体操競技で、男子が団体6位に入賞、女子も北京大会と同じ8位に入ったと9、10日付伯字紙が報じた。 体操男子が団体の決勝に進んだのは初めてで、6位入賞も史上最良の結果となった。 女子は最後の種目を争うまでは5位につけていたため、4位か5位に入るかと期待されたが、床や平均台で大きなミスが出て、過去最良だった北京大会と同 ...
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