本日の本紙でも報じているように、リオ五輪開催まで10日を切った現時点で、ブラジル民の五輪への盛り上がりがもうひとつ高くないのは事実だ。経済や政治でブラジルが大きな問題を抱えている最中で、それどころではないという事情もあるにはある。ただ、それ以前に、ブラジルに限らず、南米が五輪で盛り上がったことが歴史的にないのもまた事実だ。それ ...
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IOC=リオ五輪の海賊品を禁止=「レグラ40」、27日から発効
国際五輪委員会(IOC)によるリオ五輪関連の海賊品禁止令が、27日から発効となる。禁止令では「Rio」の用語やロゴも、使用制限の対象となる。 選手や監督、その他、リオ五輪に関連する公人も、国際五輪委員会と契約を結び、正式な許可が与えられたメーカーに限り、商品広告などに登場する事が許される。先月だけでリオ市警は既に40人のリオ五 ...
続きを読む »五輪中は車線の色に注意=25日から新規制始まる=選手や公人の移動を円滑化
リオ五輪まで10日を切ったが、25日以降、リオ市内では、五輪関係者や選手の移動をスムーズにするため、各所で新たな交通規制が始まっているので注意が必要だ。 25日付G1サイトやリオ市役所公式サイト、アジェンシア・ブラジルなどによると、新たな規制の対象となるのは路面に「リオ2016」と書き込まれた道路で、隣の車線との間に引かれた線 ...
続きを読む »サッカー日本代表=カレーとおはぎ差し入れ=初戦地マナウス日系社会から
【マナウス発】リオ五輪開幕を前に、サッカー日本代表が初戦、第2戦を行うアマゾナス州マナウス市では、地元の日系団体などが慌ただしく準備を進めている。できる範囲で選手たちをサポートしようと、日本食の差し入れのほか、サポーターに青いゴミ袋を配る計画もある。 マナウスでは、開会式に先立つ来月4日に対ナイジェリア戦、7日に対コロンビア戦 ...
続きを読む »五輪代表で目立つサントス勢=ブラジル随一の若手宝庫
8月5日からはじまるリオ五輪のサッカー男子代表でひとつの目立つ勢力がある。 それは、18人の登録選手のうち5人がサントスに所属、あるいは出身者ということだ。現在の所属選手はガブリエルとチアゴ・マイア、ゼッカの3人、出身者(かつての在籍者)はフェリペ・アンデルソン(ラツィオ)とネイマール(バルセロナ)だ。 サントスの若手育成は、 ...
続きを読む »PE州カルアル=刑務所の暴動で6人死亡=五輪で地方の警備に穴?
23日、ペルナンブッコ州カルアル市のジュイス・プラーシド・デ・ソウザ刑務所で暴動が起き、6人の死者と11人の負傷者が出たことが24日の午後、同州更生局(Seres)の局長代行により確認された。 刑務所職員組合のジョアン・カルヴァーリョ組合長は24日、1922人を収容する同刑務所の警備の「もろさ」を警告した。 暴動の際、囚人の放 ...
続きを読む »ハッシュタグ=容疑者たちの詳細明らかに=FBIの情報提供がきっかけ=24日までに12人全員を逮捕=ドイツのテロ後高まる緊迫感
【既報関連】21日に行われ、リオ五輪でのテロの可能性のある10人を逮捕した連邦警察の捜査「ハッシュタグ」に関し、さらに詳しい情報が明らかになった。23日付伯字紙が報じている。 23日付エスタード紙によると、今回の捜査「ハッシュタグ」は、米国の連邦警察(FBI)がブラジルに「ブラジル内には、国際的テロ組織のイスラム国(IS)関係 ...
続きを読む »未完成の選手村オープン=豪州選手団が苦情、ホテルへ=27日までに解決するか
リオ五輪開幕に向け、24日に選手村がオープンしたが、電気、ガス、水道の不備などで苦情が相次ぎ、豪州オリンピック委員会(AOC)が当面は選手を入村させないと発表、国際オリンピック委員会(IOC)もリオ五輪組織委員会に対処を要請したと25日付伯字紙が報じた。 リオ市から五輪組織委員会への選手村の施設の引渡しは6月15日に行われ、6 ...
続きを読む »リオ2016=市内のホテル9割埋まる=同業界の雇用創出12万人
リオ五輪が間近に迫った22日、リオ市内のホテルの五輪期間中の占有率は92・5%に達したと同日付G1サイトが報じた。 西部のバーラ・ダ・チジュカや南部のサンコンラド、イパネマ、レブロンのホテルは既に満杯で、南部のレメは4%しか空きがないという。 同期間中は、ホテルのほか、豪華客船も宿泊施設として利用され、3万人を収容する事になっ ...
続きを読む »東西南北
24日付アゴラ紙によると、ナチス・ドイツの時代にヒトラーの下で医師をつとめ、アウシュヴィッツ強制収容所のユダヤ人大量虐殺にも関わったヨーゼフ・メンゲルが身を隠したことで知られるサンパウロ州ジアデマの家は今、結婚式のパーティなどに使われるビュッフェに変身しているという。メンゲレは第2次大戦後に南米に亡命、30数年彷徨後、1975 ...
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