在聖総領事館の新総領事に9日、在ブラジル日本国大使館の公使だった中前隆博氏(54、広島)が就任した。挨拶のため本紙を訪れ、就任後最大の事業となるジャパンハウス創設について「文化広報だけでなく、国益に照らしながら情報を発信したい。日本人のものづくりに対する心意気を見せたい」との意気込みを語った。 ロンドン、ロス、サンパウロ―。創 ...
続きを読む »リオ五輪 関連記事
梅田大使=「日系社会の協力不可欠」=皇室の来伯可能性に言及
梅田邦夫駐ブラジル日本国特命全権大使が5日来社し、日伯外交樹立120周年の関連行事や要人往来に関する見通しなどを語った。「まだ正式な段階ではないが、秋篠宮ご夫妻の10月末から11月にかけてのブラジルご訪問を調整しているところです。ジウマ大統領訪日も12月に実現するよう働きかけている」と明かした。 120周年の目玉行事の花火祭り ...
続きを読む »第31回 朝日の南米紙記事誤報に思うメディアの未来
私は新聞が大好きだ。かつては、数紙と契約し、毎朝読むのが楽しみであった。そして、朝日新聞(以下朝日)とも、もう長いお付き合いである。 まずは、実家が物心ついた頃から、朝日を購読していた。そして、大学進学時にその親しみのある朝日の新聞奨学生として、大学に行きながら、朝日、日本経済新聞(以下日経)、日刊スポーツ、東スポなどを配達し ...
続きを読む »五輪チケット抽選結果発表=落選者も2度目のチャンス
16年8月に開幕となるリオ五輪の観戦チケット1次抽選会の結果が、9日に発表されたと10日付字各紙が報じた。 チケット総数750万枚の内、購入者が決定したのは約160万枚で、開会式、閉会式、男子サッカー決勝、水泳の10セッション、男女バレーボール決勝、男子バスケットボール決勝などは完売した。今回完売しなかった主要種目の中には、陸 ...
続きを読む »第30回 リオで日本語を学ぶ未来のシンパ
リオデジャネイロで、日本語を学んでいる十数名のブラジル人と会って話す機会があった。年齢的には22歳から28歳ぐらいの若者で、すべて非日系人である。さらに7割がリオデジャネイロ連邦大学か州立大学の学生だった。 ほとんどの人たちが、日本語を学ぼうと思った最初のきっかけはやはりテレビのアニメで、そこから個々それぞれ、日本の音楽に興味 ...
続きを読む »東西南北
3日のCPTMのストは事前に知らない人が非常に多かった。そのため困った利用客の中には、目的地までの高いタクシー代を節約するために、駅で出くわした人たちと割り勘でタクシーに乗り込む姿が多く見られた。スザノ市在住のファビオ・バチスタさんはこの日、2年間予約を待ったサンパウロ市の病院での角膜移植手術を受けることになっていたが、朝6時 ...
続きを読む »「東京五輪に日系選手を」=パウリスタ・スポーツ賞贈呈式=19部門21人が受賞=選手や功労者を盛大に祝福
『パウリスタ・スポーツ賞』の贈呈式(ニッケイ新聞主催、高木ラウル社長)が1日午後7時より、サンパウロ市議会貴賓室で行われた。終戦後に勝ち負け抗争で二分したコロニアを、スポーツ振興を通じて融和させることを目的に創設され、今年で59回目を迎えた。野球や、テニス、ゴルフなど19種目から、特別賞3つを含む21人(団体)が受賞した。 来 ...
続きを読む »大耳小耳
日本のプロ野球独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスが1日、公式サイトで藤川球児投手(34)の入団を発表した。かつて阪神で活躍した同選手は、米大リーグのカブス、レンジャーズに所属した後、次なる舞台に出身地の高知を選んだ。同球団には水野龍の孫、ジョナタン正一さんが今も練習生として所属している。同じ投 ...
続きを読む »直前で大サプライズ=コパ・アメリカの代理に新人
6月11日にはじまるコパ・アメリカまで2週間を切った5月29日、セレソンのドゥンガ監督は緊急代理招集選手の発表を行ったが、これが全く意外な人選だったことで話題を集めている。 今回、欠場となったのはサイド・バックのマルセロ(レアル・マドリッド)だった。故障を抱えたマルセロはレアルのチーム・ドクターからの薦めで今回の出場を辞退する ...
続きを読む »29回 ブラジルはグローバル化のバロメーター ②
日本からブラジルに進出する製造業、メーカーの方々は、当然だが必ず日本や欧米で販売している最先端、もしくはもっとも自信のあるものを売ろうとする。 また、自社の製品は、品質が高く、絶対に壊れない、簡単には故障をしない、とおっしゃる。さらに、展示会では反響がいいので売れるはずだと。しかし、実際に販売を始めてもなかなか結果が出ず、思っ ...
続きを読む »