4月26日(火) 「この会館が完成した時、当時の中西会長が言った言葉『石川県の四十二番目の市町村がブラジルの地に今、誕生しました』が記憶に残っています」――。二十四日午前十時から開催された、ブラジル石川県人会館(パライゾ区)の開館十周年記念式典で、母県の谷本正憲知事は感慨深げに振り返った。日本からは知事夫妻ら十七人の慶祝南米訪 ...
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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(4)=バス車内は演歌の日本=ガラス1枚隔て暑いゴイアス
4月23日(土) コーヒー畑には「氷川きよし」がよく似合う――。 ふるさと巡り二日目、四月二日午前八時、一行は三台のバスに分乗し、二百七十キロ北にあるゴイアス州都ゴイアニアを目指した。 道中、一号車ではNHK歌謡コンサート「期待の新人スペシャル」ビデオが流された。 画面では、キラキラと輝く貴公子のような衣装を身にまとった ...
続きを読む »〃ダンスの祭典〃=岸川アカデミー主催
4月16日(土) 岸川ダンス・アカデミーは創立十二周年を記念して五月一日(日)午後四時から、北海道会館(Rua Joaquim Tavora, 605、メトロのアナ・ローザ駅から徒歩五分)で「2005ダンス・フェスティバル」を開催する。小松節子さんは「こういう世界もあったのか、という感動をおぼえられると思います」と勧めた。 ...
続きを読む »マニフェストと質疑応答③=上原幸啓氏
4月14日(木) 現職の上原幸啓候補は最初の自己紹介で、「僕は日本で生まれ、ブラジルの田舎で育った水のみ百姓。エンシャーダをひいた経験もあります」と学者イメージを払拭しつつ、「文協は若い人たちを大事にしたい」と、文協祭りの成功に世代を越えた協力があったことを強調した。 九歳で親に連れられて渡伯。サンパウロ州オリンピア市の非日 ...
続きを読む »矢崎さんのバンド=14日劇場で公演=グアルーリョス
4月14日(木) 先月の文協ドミンゴコンサートに出演し好評だったピアノ奏者矢崎愛さんがリーダーのバンド、ジェレイア・ジェラルがきょう夜、グアルーリョス市のアダマストル劇場(七百人収容)で公演する。ジャズ、ボサノヴァから、サンバやバイオンのリズムに編曲し直した日本の童謡まで、幅広いレパートリーがバンドの魅力だ。普段はライブハウス ...
続きを読む »広島神楽=絢爛世界で魅了保存会の若者らサンパウロ市公演文化伝承し=ルーツ確認
4月5日(火) 太鼓や手打鉦、笛の囃子に姫が舞い、大蛇が火を噴く。サンバの国で神楽が舞った――。ブラジル日本文化協会大講堂(二日)、サンパウロ市立文化センター(三日)で行なわれたブラジル広島神楽保存会(細川晃央会長)の熱演に観客は大きな拍手を送った。日本文化継承が盛んなサンパウロでも、県の伝統芸能が紹介されるのは珍しいといえる ...
続きを読む »東西南北
4月2日(土) ブラジル銀行は年金生活者への低利融資のため、年金からの割賦支払契約を社会保障院(INSS)と結んだ。伯銀によれば、金利は融資期間により月利一・五%から二・四%まで。都市銀行の一・七%から四・五%よりは金利水準が低い。融資額は百レアルから最高四万レアルまで。融資申請資格者はブラジル銀行から年金を受給する五百六十万 ...
続きを読む »バイレ・アレグロ=なんでもやで19日
3月16日(水) 毎月恒例のバイレ・アレグロが十九日、リベルダーデ区のレストラン、なんでもやで開かれる。音楽はチャチャチャ、サンバ、ボレロ、サンバなど。オクダ・イサムさんがテクラードを演奏。オカワラ・サダオさんとの歌の掛け合いも見物だ。午後七時から午前零時まで。前売り券十四レアル、当日券十六レアル。夕食付き、アイスクリームのプ ...
続きを読む »刊行物
3月15日(火) 『朝蔭』三月号(第三百五号)が発行された。「句帳(十句)」(牛童子、その一句「サンバ団は地球儀転がし露払ふ」)、雑詠(牛童子選)、句評(牛童子)、「夫の墓に詣る」(佃千鶴子)、「夜逃げ」(青木駿浪)、「天皇誕生日(一)」(高荒安達太郎)、ほか。 『蜂鳥』(二月号)が発行された。巻頭「無心になる」(野見山朱鳥 ...
続きを読む »カーニバルに魔の手が…=忍び寄る麻薬組織=商業主義で民主的祭り変異=賭博業者の後援の方がマシ
3月2日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】リオ国立大学人類学科のマリア・C・カヴァウカンチ教授は、庶民の祭典リオのカーニバルが表の華やかさとは裏腹に、背後で暗躍する麻薬組織によりイメージに傷がつくリスクを負うと警告した。同教授は九〇年代にサンバクラブやパレード主催者の活動実態と、動物賭博の胴元との関係を調査していた。 ...
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